日本財団、受刑者向けにメタバース空間で企業説明会

記事のポイント
- 日本財団は受刑者向けに日本初となるメタバース空間での企業説明会を開いた
- 当日はメタバース空間上に13社の企業がブースを出展した
- 矯正施設にいる受刑者らは施設の中から個別で各企業の担当者に質問した
日本財団は2月2日、受刑者・少年院在院者向けに日本初となるメタバース空間での企業説明会を開いた。当日はメタバース空間上に13社の企業がブースを出展し、矯正施設にいる受刑者らは施設の中から個別で各企業の担当者に質問した。再犯者の7割が無職であり、日本財団は社会復帰を支援している。(オルタナ副編集長=池田 真隆)

日本財団は、受刑者・少年院在院者の社会復帰を支援する「職親プロジェクト」を推進してきた。企業が「親」のように受刑者らに再チャレンジできる環境を用意することで、受刑者らの再犯防止を目指すものだ。