ノルウェー政府系ファンド、イスラエル企業から投資引き揚げ

記事のポイント
- 世界最大のノルウェー政府系ファンドがイスラエル通信企業への投資から撤退した
- 倫理基準を厳格化し、懸念の残る企業から相次いで投資を引き揚げた
- イスラエル企業のほか、ロシア兵器と関連がある企業の株式も売却した
ノルウェー政府年金基金は12月3日、イスラエル通信企業・ベゼク社からの投資を引き揚げた。今年8月にファンドの倫理基準を見直し、より厳格化した基準の下、懸念の残る企業からの撤退を進める。イスラエル企業のほか、ロシア兵器と関連がある企業の株式も売却しており、今後も倫理基準に照らしたさらなる投資撤退が予想される。(オルタナ副編集長=北村佳代子)
