EUグリーンウォッシング禁止法、根拠なき環境主張に罰金も
記事のポイント
- 欧州では、グリーンウォッシュを禁止するための法制化が進む
- 根拠のない環境訴求を行った事業者には重い罰が下される
- アントニオス龍谷大学法学部教授は「『逃げ得』は許されなくなる」と話す
グリーンウォッシュを禁止する「EUグリーンクレーム(環境主張)指令案」が2月、EU理事会で採択された。これを受け、環境NGO気候ネットワーク(京都市)は5月10日、オンラインで解説セミナーを開いた。カライスコス・アントニオス龍谷大学法学部教授は「根拠のない環境訴求を行った事業者には重い罰則があり、『逃げ得』は許されなくなるだろう」と話した。(オルタナ副編集長=吉田広子)