植物の力で豊かに美しく生きる循環型社会を
"自然の力によって生かされていることを感じ、 人も環境も豊かになるため、私たちの取り組みは続きます。"
余剰作物や型落ち品、 食品加工の工程で役目を終えた品など、 捨てるにはもったいない農作物に新たな役目を与えるため、 愛媛の地で先進の技術を駆使して取り組む、 食と精油のブランド「FLORA LABO」
飽くなき探求と挑戦の先へ
FLORA LABOの代表 松下誠幸さんは、 幼少期から厳しい環境でも「諦めない気持ち」を培い、 「人ができることは自分もできるはず」と信じ、 常に新しいことに挑戦してきました。
食品業界に入り、 製造機械の開発やメンテナンスに携わる中で、 運送問題の解決や利益を上げるための 省力化の重要性を学びました。
また、食品会社と関わる中で、 愛媛の特産品である柑橘類の皮が 年間2万トンも廃棄されている現実に気づき、 それをパウダーにして再利用できるのでは と考えました。
奥様のオイル資格も後押しとなり、 地元愛媛の柑橘の皮を再利用して、エッセンシャルオイルを作ることを決意。 それが、FLORA LABOの始まりです。
脳に届く柑橘の香り
FLORA LABOでは、 無農薬で栽培された柑橘類(*)を使用し、 100%植物由来の精油を製造しています。
柑橘の内皮を丁寧に手作業でトリミングすることで、 素材の香りと品質を最大限に引き出し、 果物本来の豊かな香りを保っています。
FLORA LABOが届けたいのは、 「豊かな時間」と「健康」です。 自然の恵みを余すことなく活用し、 人々に安らぎの香りを提供しています。
*FLORA LABOでは、愛媛県産の6種類の柑橘(レモン、 ゆず、伊予柑、河内晩柑、甘夏、清美)を使用しています。
より良い世界を願って 挑戦し続ける
FLORA LABOの挑戦はまだ旅の途中。 仮説と検証を続けた先に孫の世代にまで 続く商品ができるかもしれないと、 飽くなき探究心で前進していきます。
今後は、エッセンシャルオイルと フローラルウォーターの生産に注力しつつ、 他の用途開発を進めながら パウダー事業にも取り組みたいと語りました。
農家さんが出荷できない野菜を粉砕して パウダー化することで、利用の幅が広がり、 農家のサポートと若者の就労環境の提供にも 貢献できるだろうと考えています。
FLORA LABOのパウダー化が成功したとき、 どんな未来が待っているのか、 これからも楽しみにしています!