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サスレポのトップメッセージ、社長が自身の言葉で書くとは
サスレポのトップメッセージ、社長が自身の言葉で書くとは

サスレポのトップメッセージ、社長が自身の言葉で書くとは

2024/03/08・by池田 真隆 (オルタナS編集長)池田 真隆 (オルタナS編集長)

記事のポイント


  1. サスレポなど報告書のトップメッセージの重要性は増している
  2. トップメッセージは、社長が自身の言葉で書くことが重要だ
  3. 「社長が自身の言葉で書く」とはどういう意味か、専門家に聞いた

サステナビリティレポートや統合報告書のトップメッセージでは、社長が自身の言葉で書くことが重要だ。では、社長が自身の言葉で書くとはどういう意味か。ESG情報開示の専門家に聞いた。(オルタナ副編集長=池田 真隆)


■社長の意思(ウィル)が見えるか
    増田典生・ESG情報開示研究会共同代表理事、日立製作所サステナビリティ推進本部主管


統合報告書のトップメッセージでは、社長自身の言葉で書くことが重要です。では、社長自身の言葉で書くとはどのような意味でしょうか。


私は、社長の意思(ウィル)が垣間見えるかどうかだと思います。単に国際的なESGトレンドや市場動向を踏まえて語るのではなく、大局的な歴史観を持って、「だから自分はこう考えた」と言い切れるかどうかです。