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豆柴の真萌に感謝を込めて
幸せな散歩時間を届けたい。
毎日の散歩。
それは、愛するわんちゃんとの、かけがえのない時間。
しかし、お散歩中の「引っ張り」に悩む飼い主は少なくない。
両手が塞がり、愛犬への負担も気になる・・・。
そんな悩みから、お散歩がいつしか憂鬱なイベントになってしまうこともあるかもしれない。
この課題を解決し、すべての飼い主とわんちゃんに「幸せな散歩時間」を届けたいという想いから生まれたのが「まめ屋」だ。
もともとは自身の愛犬「真萌(まめ)」との散歩の苦労をきっかけに開発されたパラコード製のショルダーリードは、両手をフリーにし、飼い主の心にゆとりを生み出す。
愛犬への深い感謝を胸に、一つひとつ丁寧に手編みされたリードで多くの家族を笑顔にする「まめ屋」代表、濱田さんの想いとストーリーを聞いた。
「運命の出会いは突然に」
東京都生まれの濱田さん。
父の仕事の関係で、幼い頃は香港や熊本と引っ越しを繰り返していた。
こどものころからずっと動物が好きだったが、引っ越しが多い環境でなかなか動物を迎えることはできなかった。
小学生のころに初めてうさぎを飼えたのはとても嬉しい思い出だった。
大好きな犬を飼えたのは大人になってからだ。
世界中を飛び回る運命なのか、次は主人の仕事でオランダやドイツに駐在するように。
帰国してしばらく経ったころ、娘が体調を崩したりつらい時期が続いた。
精神的に追い詰められた日々のなかで、癒やしの存在だったのが、テレビによく出ていた豆柴の豆助くんだった。
娘も私も大好きな豆柴。
辛い気分を変えるためにも、楽しいことをしよう!
そんな気持ちで向かった近所のペットショップ。
とっても可愛い豆柴がいた。抱っこさせてもらうと、どうしても連れて帰りたくなった。
こうして迎え入れた新しい家族が「真萌(まめ)」だった。
「かけがえのない愛犬との時間を楽しみたい!」
豆柴の真萌。その小さな命は、私たちの生活にかけがえのない喜びと癒やしを運んできてくれた。
娘の笑顔が格段に増えた。
世話をしたり、散歩に行ったり、一緒に触れ合ったり。
そんな時間が娘にとって喜びになっているのが、私にもひしひしと伝わってくる。
真萌といると心の中に温かい光が灯る。
私も真萌に癒やされ、気づけば笑顔になっていた。
一方で、はじめての犬のお世話で知ったのはお散歩の大変さだった。
とっても良い子だけど、お散歩のときの引っ張りの強さが治らなかった。
トレーニングをしても治らず、リードを片手で持ちながらうんちを拾うときなんて本当に苦労する。
真萌への負担も心配だし、私もどうしたら良いのか分からず、散歩がどんどん憂鬱なイベントになっていった。
真萌にも楽しんで欲しいし、私も散歩を楽しみたい。
うんちを拾うのは、当時両手を使わずにできるように袋に紙がついたものも出てきていた。
問題は引っ張りに耐えられるようなリードだ。
なかなか良い商品に出会えないのであれば、自分で作ってみよう。
こうして、ショルダーリードと呼ばれる肩にかける形のリードづくりを始めた。
引っ張りに耐えられるような素材として選んだのは、パラコード。
パラコードとは、もともとはパラシュートの吊り下げラインに使われていた丈夫なロープのことだ。
そのなかでも特に長く使えるロープを模索し、アメリカ軍の公的機関にも卸しているようなATWOOD ROPE MFGの水にも紫外線にもカビにも強いパラコードを取り寄せた。
調べながらいろんな編み方を試し、肩の部分がベルト状にできるように組み合わせた。
自分で試行錯誤しながら使ったこだわりのリード。
肩にたすき掛けをすると、両手がフリーになる。
人が多い場所や狭い道に行くときは、持ち手を作り長さを短くできる。
これなら気持ちに余裕が出て、お散歩を楽しめる。
真萌との毎日の散歩を楽しめるようになったことが嬉しくてたまらなかった!
「恩返しは、愛を編むこと」
真萌を家族に迎え、私も家族も本当に救われた。
そんなわんちゃんに私も恩返しできないだろうか・・・。
身近なお友達にも散歩に苦労している方がいた。
悩んでいる方がいるのなら、わんちゃんもその家族も、散歩を楽しめるようになってほしい。
真萌と自分のために始めたリード作りだったが、次は引っ張りの強いわんちゃんとその家族のためにリードを編むようになった。
作ったリードを持って、最初は保護犬カフェに寄付したいと尋ねたが、保護犬カフェではなかなか活用できないようだった。
であれば商品として販売するのはどうだろうか。
困っている人は絶対いる。
そんな人に届けて楽しく散歩してほしい。
利益が出たら、わんちゃんの寄付金にしたい。
そんなことを考えていた頃に、ワンちゃんを通して出会った友人がマルシェの出店に誘ってくれたのだった。
一人で作っているから量産はできないが、1つひとつ丁寧に編み、真萌に作っているリードと同じ素材・同じクオリティで商品を作った。
真萌が繋いでくれた新たな輪が、自分の新たな夢を実現させてくれた。
「散歩が楽しくなったよ。」
販売活動を始めてから、引っ張りに耐えられるようになった飼い主様から散歩中の写真が送られてくるようになったり、嬉しい言葉が届くようになった。
嬉しい反響が背中を押してくれて、都内のマルシェやPOP UPで出店をするようになった。
まめ屋のリードは、中型犬までが使える。
日本人女性の平均身長で使いやすい長さで作成している。
肩にかけずにそのまま持つと、少し長めのリードになる(約180cm)。
広めの場所でのびのびお散歩ができる長さだ。
ショルダー部分の金具を留めかえると約230cmのロングリードになる。
原っぱでわんちゃんと思いっきり遊ぶことができる。
ただ、途中金具があるので、重さで扱いづらく感じるときがあるので注意だ。
また、岩などの硬いものにぶつかると、金具がはずれることがあるので川遊びや岩の多い場所での使用は推奨していない。
長くできるということは、短くもできる。
トリミングや病院受診のときは、カフェリードのみで引き渡しができる。
お買い物のときにも写真を撮るときにも、安全に繋いで距離を取ることができる。
「おそろいの首輪やハーネスは作れないか?」というオーダーを受けることがあるが、作らないことにしている。
このパラコードは硬く丈夫な強みがある一方で首輪やハーネスにすると、引っ張りが強い場合わんちゃんへの負担が大きくなるのでNGだ。
リードは色さまざま。使いやすくするために、シンプルなデザインにしているが、お花を編み込んだデザインもある。一番人気はお花のワンポイントを編みこんだもの。
かわいいカフェリードを足して、多頭飼いのわんちゃんに対応できる。
販売活動を始めてからもずっと一人でコツコツと編み続けてきた。
引っ張りが強いわんちゃんの場合、どんどんリードが伸びてしまうので、隙間なくきつく編まないといけず、商品完成までに体力も時間も費やす。
すべては大好きなわんちゃんのために。
幸せを祈りながら、1本1本手作りをし続ける。
愛犬ちゃんとの素敵なお散歩タイムのお手伝いがしたいから。
「愛犬を想う優しさの輪を、大きく」
きっかけはわんちゃんのために恩返しがしたいという思いでスタートした販売活動。
わんちゃんやそのご家族のためになれることが嬉しい。
しかし、本来の目標はまだ達成できずにいる。
本来の目標・・・それはわんちゃんのための寄付活動。
震災後に能登へケージを買って寄付をすることはできたが、本当はもっともっと定期的に寄付ができるようになりたい。
コツコツと活動の幅を広げている濱田さん。
チャームやストラップを作成し、立川高島屋S.C.F.marketで委託販売も始めた。
最近ではわんちゃんのリードにつけられるようなレジンアクセサリーを作れたらよいなという思いから、LEDレジンアクセサリー認定講師の資格も取得している。
ネームプレートや迷子札、お花のアクセサリーなどをリードにつけられるように作りたい。
▲わんこ水琴鈴。優しい水琴鈴の音色を楽しめる。
濱田さんのわんちゃんと飼い主さんへの思いは途絶えることを知らない。
毎日真萌ちゃんとの散歩に癒やされながら、今日も濱田さんは精力的に活動を続けている。
暗闇で折れそうになっていた、あの頃の自分を救ってくれた愛犬。
あなたに出会えたおかげで、私は今たくさんの出会いと幸せを感じているよ。
次はそんな幸せを同じ悩みを持つ方に届け続けたい。
毎日の日課、お散歩。
多くのわんちゃんにとって散歩はとても楽しみな時間だ。
毎日のご褒美時間が、飼い主にとっても癒やしの時間になりますように。