【コースター】京友禅
和の柄と檜の香りで心安らぐコースター。
上質な檜の香りは使うたびにリラックス効果をもたらし、
テーブルを引き立てるアイテムとして、日常使いやお茶会、お客様のおもてなしに活躍してくれます。
手に持つとほどよい重さがあり、安定感のある作りは使い勝手も抜群で、贈り物やご自宅用にもおすすめです。
コースター以外の用途では、オーナメントとしてお部屋に飾るのも素敵です。
檜の香りと共に和の風情を感じる、日常のちょっとしたひとときを特別なものに変えてくれるお品です。
ウレタン塗装で仕上げていますので、水洗いできます。
色:生成り
素材:檜(熊野・国産)
塗装:ウレタン樹脂
サイズ
φ10.0×H0.5cm
重量
約12g
日本国内発送のみ
ショッププロフィール
Sansai
38品
送料(1品ごと): 日本: ¥990 (北海道: ¥990, 沖縄県: ¥990) このショップでは¥30,000以上のお買い物の際に国内配送料が無料になります。
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¥1,430(税込)
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色
生成り
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菊
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桜に菊
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色
生成り
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松竹梅
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生成り
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梅に小紋
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生成り
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梅尽くし
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菱取りに梅
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麻
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品物のハイライト
この品物の注目して欲しいポイント
文化伝統
人々への愛
匠の技
手作り
日本産
生産地
品物が作られた場所
日本、京都府京都市右京区西院西高田町19−4
影響・効果
社会にどんな影響・効果があるのか
Sansaiは、伝統工芸の技術を現代の暮らしに溶け込ませることで、日本のものづくり文化を未来へつなぐ役割を果たしています。
京友禅の染型という、これまで表舞台に出ることの少なかった職人の技術。
その繊細な手仕事と美意識を木製品という新たなかたちに昇華させ、国内外に届けることにより、文化の価値を再発見するきっかけを生み出しています。
また、Sansaiの製品は見た目の美しさだけでなく、使いやすさや機能性にも配慮されており、日常の中に自然に溶け込む「使える工芸」として評価されています。
美しい道具に触れることは、暮らしの中で心を整える時間をもたらし、人々の生活にやさしい彩りを添えます。
こうした日常への寄り添いが、忙しない現代社会において心の余白を生み出す効果をもたらします。
さらに、Sansaiの取り組みは職人の技術継承の面でも重要な意味を持ちます。
着物離れが進む中、染型づくりの技術は消えつつありましたが、木工製品という新たな表現の場を通じてその技術を活かし、次世代へとつなぐ流れが生まれています。
これは、伝統工芸の再定義でもあり、文化を守ることと進化させることの両立に挑む活動でもあります。
Sansaiは、伝統の価値を再発見し、日々の暮らしに小さな豊かさと文化的な意味をもたらす存在です。
そしてそれは、工芸の未来をひらき、社会全体に“手仕事のある豊かさ”を取り戻す一助となると私たちは信じています。
文化遺産・伝統工芸品
認定されている称号、受賞歴等
Sansaiを手掛けるのは三彩工房株式会社。
代表取締役の峪 博(さこ ひろし)は摺型友禅彫刻師として以下の認定をいただいております。
2003年 経済産業省認定 京友禅伝統工芸士
2011年 京都市認定 伝統産業「未来の名工」
2020年 京都府認定 「京の名工」
レア度
品物の希少性
技術や人が特別
希少性の詳細・理由
京友禅の染型を手がけてきた職人の技術と感性を活かして生まれた、唯一無二の木工ブランドです。
長年にわたり着物文化を支えてきた型屋の繊細な手仕事が、木の器や装飾品に姿を変え、現代の暮らしに寄り添います。
伝統を受け継ぎながらも、ほぼ全てを自らの手で仕上げるものづくりは、今では希少な存在となりました。
一つひとつが、ここにしかない価値を宿しています。Sansai
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特定商取引法に基づく表記
Story
品物のストーリー
京都の手仕事を、暮らしの中へ
Sansaiは、京友禅の染型づくりをルーツに持つ木工ブランドです。
長年、京都で振袖の染型を手がけてきた私たちは、着物需要の減少を受け、伝統技術を今の暮らしに活かす道を模索する中でSansaiを立ち上げました。
製品は、木材の選定からデザイン、レーザー彫刻、着彩、仕上げまで自社工房で一貫して行い、染型職人の手技と感性を活かした美しい線や図案が特徴です。
着彩には安全性の高い顔料を使用し、仕上げには撥水性のあるガラスコーティングを施しています。
着物や京都らしさを感じるデザインは、海外のお客様からも好評で、軽くて割れにくい木製品は贈り物や旅行のお土産としても人気があります。
Sansaiは、職人の手仕事の温もりや日本の美意識を現代の暮らしの中に届けることを目指し、
伝統を受け継ぎながらも、時代に即した新しいかたちで、“和の美しい暮らし”を提案していきます。
Learn Stories of Makers
〈Sansaiに込めた思い〉
手から生まれる美しさを、世界へ届けたい
Sansaiが大切にしているのは、丁寧にものをつくること、そしてそれを日々の中で自然に使ってもらうことです。
手にしたとき、木のぬくもりや、きめ細やかで鮮やかな柄が、ふっと気持ちをゆるめてくれる——そんな存在を目指しています。
私たちの手はいつも素材に向き合いながら、制作を続けています。
その“手の記憶”が、Sansaiのすべてに宿っています。
ひとつひとつの品物が、誰かの暮らしの中にそっと馴染み、長く愛されること。
そして、日本国内だけでなく、世界中の人々にもこの思いが届くことを願っています。
〈Sansaiとは〉
「伝統の技術を、今の暮らしに」——京友禅の染型づくりをルーツに持つ木工ブランド
日本の着物文化に根ざした伝統工芸「京友禅」。
その染め技法の一つに「型友禅」があり、そこでは「型屋」と呼ばれる染型をつくる職人が活躍しています。
美しい染め模様を生み出すために欠かせない“縁の下の力持ち”のような存在です。
私たちはこれまで、型屋として着物文化を陰ながら支えてきました。
しかし、ライフスタイルの変化により着物を着る機会が減り、染型の需要も少なくなってきました。
そこで私たちは考えました。「この技術や感性を、もっと多くの人に届けられないか」と。
Sansaiは、そんな問いから生まれたブランドです。
Sansaiの製品は、工房内で型紙の製作と並行して、一つひとつ丁寧に作られています。
木材の選定から、柄のデザイン、レーザー彫刻、仕上げまでをすべて自分たちの手で行い、使う人の顔を思い浮かべながら制作しています。
柄はデジタル技術で描き、彫刻はレーザー機で施しますが、その線の美しさには、手仕事を経験してきた染型職人の技術が息づいています。
着彩には、食品衛生法に基づいて安全性が確認された顔料を使用し、ひとつひとつ丁寧に行っています。
仕上げには撥水加工としてガラスコーティングを施し、扱いやすさにも配慮しています。
手に取るたびに心が落ち着くような、木製の暮らしの道具。
染型彫刻の技法と、日本・京都らしい図案の美しさを活かし、現代の生活に合うかたちに落とし込んでいます。
Sansaiは、和の美しい暮らしを提案していきます。
着物から生まれたアートの贈り物
着物、特に振袖から着想を得た柄を彫刻した、木製の食器や室内装飾品を製作しています。
日本・京都の文化が感じられる品物として、海外のお客様にも多くご購入いただいており、
「会話のきっかけになる」「海外へのお土産やプレゼントとして選んだ」といった声も多く届いています。
また、木材製品のため非常に軽く、陶器やガラス製品よりも割れにくいため、持ち運びの負担や破損の心配が少ないことも喜ばれています。
〈私たちについて〉
京友禅の染型を専門に手がけてきた「三彩工房株式会社」
私たちは京都で長年、主に振袖に用いられる友禅染の染型を作り続けてきました。
創業者であり代表取締役社長の峪 博は、京友禅伝統工芸士として「京の名工」を受賞するなど、業界でもトップクラスの技術力を有しています。
私たちは、古来より受け継がれてきた日本の美意識に誇りを持っています。
振袖の柄は非常に細やかで、「糸目」と呼ばれる1ミリにも満たない線を、刃物を使って手作業で彫り上げていきます。
また、彩り豊かで華やかな配色を実現するために、1着あたり何百枚もの染型を制作します。
そんな職人技を受け継ぎながら、時代に合わせて手彫りとデジタル技術の両方を用いて製作を行っています。
京友禅・型屋の仕事
京友禅は、江戸時代から京都で育まれてきた染めの技法です。
特徴は、精緻で華やかな図案と、色ごとに型紙を用いて丁寧に染め分ける点にあります。
「手描き」の印象が強いかもしれませんが、実は型紙を使った「型染め」も多く存在し、着物の大量生産を支えてきました。
型染めの型制作では、和紙を柿渋で貼り合わせた型地紙に、繊細な模様を彫り込んで柄を作ります。
まさに“紙に命を吹き込む”ような感覚の仕事です。
この型づくりこそが、私たちの原点です。
時代の変化とともに、現在ではデジタル技術で柄を描き、シルクスクリーン型を用いる方法が主流になりつつあります。
しかし、ペンタブレットで描く柄にも、型彫り職人として培ってきた感覚と手技がそのまま生きています。
また、シルクスクリーンの製版では、柄の種類や使用する染料・顔料の違いによって膜の厚みや仕上げ方法を調整する必要があり、天候によっても仕上がりが左右されるため、熟練の技術と経験が求められます。
これからのこと
着物需要の減少とともに、職人の高齢化が進み、技術の継承が難しくなっています。
そのような現状の中で、私たちは伝統技術や文化を再構築し、これからの京友禅の新たな可能性を切り拓いていきたいと考えています。
そんな私たちにとってSansaiは、“伝統の先”にある挑戦です。
「職人の手仕事の価値を、今を生きる人たちの暮らしの中に届けたい。」
その思いを胸に、ものづくりを続けていきます。