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発酵生姜ペースト [80g]
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発酵生姜ペースト [80g]

熊本県天草市にある自社農園にて無農薬無化学肥料にて栽培した生姜と有機粗糖で発酵させ、梅の花から抽出した乳酸菌も加えて、まろやかに仕上げた発酵ペーストです。九州内外のコンクールでも、入賞するなど評価をいただき、万能なアイテムです。 原材料:生姜、有機粗糖、梅の花乳酸菌、レモン果汁
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ショッププロフィール
LIFE FOODS DEPARTMENT食べる生活百貨店
LIFE FOODS DEPARTMENT食べる生活百貨店
3品
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品物のハイライト

この品物の注目して欲しいポイント

地域への愛
人々への愛
自然素材・オーガニック
手作り

作り手

品物の生産に関わった作り手の顔とコメント

Rie Sakurai
九州の西の果て天草は自然が豊かでゆっくりした時間が流れています。 私達は、日々の暮らしを豊かにをコンセプトに沢山の人が笑顔になる商品作りを心がけてこれからも栽培・製作していきます。
LIFE FOODS DEPARTMENT食べる生活百貨店

生産地

品物が作られた場所

日本、熊本県天草市

原材料

品物の素材や原料

自然素材の割合
100%

生姜

70%

有機粗糖

28%

梅の花乳酸菌

1%

レモン果汁

1%

SDGsへの貢献

この品物がどのSGDsに貢献しているか

文化遺産・伝統工芸品

認定されている称号、受賞歴等

●熊本県物産コンクール 入賞(銀賞、クリスタル賞)
●バイヤーズルーム2021(全国商工会連合賞)

レア度

品物の希少性

容易く手に入らない
LIFE FOODS DEPARTMENT食べる生活百貨店
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特定商取引法に基づく表記

Story

品物のストーリー

私たちは「日々の暮らしを豊かに」をコンセプトに沢山の人が笑顔になれる商品作りを心がけています。

天草市の温暖な気候の畑は、露地栽培にこだわり栽培期間中農薬・化学肥料不使用で、自然なものを中心に土作りにこだわっています。

就農のきっかけ
以前は長崎で夫は自家焙煎の珈琲豆屋を営み、私は会社勤めでした。
趣味で自家菜園をやっていたのもあり、自然豊かなところで暮らしたいという想いがありました。
その後、有機農業に興味をもち家族で熊本に移住。有機生姜農家の元で勉強し、夫婦で就農しました。
これが農園のはじまりです。
「究極の温性食材」ともいわれる生姜の効能に着目し、さらに「発酵」の効力合わせることで体に優しく吸収される「生姜発酵ペースト」の商品開発に至り、その原材料となる、安心・安全で美味しい生姜とお米を主軸に育てています。

Learn Stories of Makers

「野菜には愛情密度を注いていく」


熊本県の南西部、海に囲まれた天草で無農薬・無肥料の生姜を中心とした野菜や米を生産しているのは櫻井さん。

農業は手間暇をかければかけるほど美味しい作物ができると語り、その作物に手間暇をかけることを「愛情密度」という言葉で櫻井さん夫婦は呼んでいる。


櫻井さんの「食べる生活百貨店」では、そんな愛情密度たっぷりで作られた生姜やお米をふんだんに使い、有機粗糖と酵母菌を入れて発酵させ出来たしょうがシロップや生姜ペーストなどの商品も開発し販売をしている。

料理の味にアクセントをつけるためにも、そして「食べるサプリメント」として身体の免疫を高めるためのものとしてもリピートして使ってくれる人が多いという。

そんな櫻井さんの人生を辿っていくと、ファッションが好きだった20代、子供のためを思い無農薬のものに関心を持ち始めるきっかけ。そして子供を4人抱えながらの農業への転身など、さまざまな人生経験が現在の天草の生姜にまで導いていた。

愛情密度たっぷりの生姜を育てている櫻井さんの想いとストーリーを聞いた。

「現在食べたものが、未来の自分たちの身体になるんだ」


長崎県長崎市出身の櫻井さん。小さい時から自然に囲まれる生活を送っており、幼少期から興味があるものにはなんでも手をだす性格だったそう。

20代半ばまでストリートダンスをしたり、ファッションが好きだったので、20代はアパレル業界に勤めていた。

そして結婚もし、子供を産んだことをきっかけで櫻井さんの人生が少しずつ変わり始める。

それまでは食に対して気を使っていなかった。しかし、生まれてすぐの時の長女がアレルギーや蕁麻疹を抱えていたことから食べるものに関して気をつけ始めるようになる。

その時に知り合いの方から「食べるものは本物にしなさい」とアドバイスを受けた。

現在食べたものが、未来の自分たちの身体になることを意識し始めた。


それから櫻井さんは製品のラベルに必ず目を通すようになり、食材から調味料まで添加物などを使用していない自然のものに変えるようになった。

それから2011年東日本大震災が起きてから、食事だけでなく改めて生活も見直すことになった。もっと自然なものに囲まれて、農業をしながら食べるものなど自立できるような生き方をしたいと思うようになった。

しかし、自分たちの今の仕事や生活のことを考えていると中々踏み出すことができず、数年の月日がたっていた。

「熊本旅行によって人生良好に」


そんな時にたまたま家族で熊本に旅行にいく。
熊本の温暖な気候や恵まれた自然環境。また人々も温かくおおらかな性格な人が多く、その訪れた熊本旅行で人生の拠点を熊本にする決心をした。

農業をやるとしたら必ず無農薬でやりたいと決めていた櫻井さん。当時の熊本は新規就農者の受け入れ体制なども整っており、農業を新しくやる人を歓迎もしていた。

そして櫻井さんの旦那さんはその農業の研修をうけ、熊本に移住をする。


もちろん櫻井さんもアパレル業界から農家に転身するのは不安もあった。
その時には3人の子供を抱えていたので、子供たちのことを考えたりもしたが、まだ30代で身体が動くうちになら無謀だとしてもチャレンジできる時だと想い、移住を決心をした。

「熊本名産の生姜農家として」


熊本は日本国内外で有名な生姜の産地として知られている。熊本県は温暖な気候と肥沃な土壌を持ち、生姜の栽培に適した地域なのだ。

櫻井さんたちが農業の研修に入った地域も、生姜をメインで作っていた。

元々自然療法が好きだった櫻井さんは、昔から生姜は一種の地球が作った薬のように子供に熱が出たら豆腐と生姜と小麦粉を合わせたもので、熱冷ましのものを作ったりしていた。

なので櫻井さんも生姜をやろうとすぐに決断ができた。


だが、櫻井さんがやりたいのはただの生姜ではない。

完全無農薬で化学肥料などを何も使っていない地球の恵みのまま育てられた生姜だ。

もちろん無農薬で作る上で厄介なこともある。無農薬での栽培は、草刈りの作業が増えてしまい、その分手間暇がかかってしまう。だが、櫻井さんたちは無農薬栽培をやめようと心が揺らいだことも一度もない。


「無農薬であることは当然なものとして」


櫻井さんはどちらかと言えば無農薬を評価されるよりも、自分たちが作った生姜を味で評価してほしいという想いがある。

「無農薬です」と謳ってしまうと、自然食品に関心がある人は購入しやすくなるだろう。しかしそうではなく、美味しいから買ってもらって、パッケージの裏を見たら無農薬だったくらいのカジュアルな感じで「無農薬」を捉えてほしい。

なのでホームページや商品を販売する時も「無農薬」と言うことは大々的に伝えてはいない。大地の恵みを受けて育った野菜の味をもっと感じてほしい。


「食べる健康サプリメント」

熊本に移住をし、生姜農家として始めた当初は、生姜を生産しても生姜を貯蔵する倉庫がなかった。なので収穫した生姜は加工して保存をする必要があったのだ。

そこで櫻井さんたちでジンジャーエールの原料となる生姜シロップを作り、マルシェなどで販売していた。そののちに知り合いの紹介で発酵所との出会いがあり、発酵生姜が完成した。発酵生姜は普通の生姜よりも風味が増し、食材の保存性を向上させる効果もある。


発酵シロップセット(GINGER)

こちらのジンジャーシロップは炭酸水で割ればジンジャーエールになる。生姜シロップは生姜が苦手な子どもにでも美味しくなるように、生姜の辛味を抑えた優しい味に仕上げている。

炭酸水でなくても、水や紅茶、ミルク系の飲料、お酒やビール、アイスやヨーグルトに入れても美味しい。その他お菓子作りなどのアクセントとしても活用できる。


発酵シロップセット(生姜とお米)

こちらは生姜に櫻井さんが作ったお米も混ぜて作成したシロップだ。
生姜にお米の栄養素も加わっているので免疫力を高めるのに抜群の効果がある。体調を崩して食欲がなかったとしてもこのシロップならお米の栄養を接種することができる。


発酵生姜ペースト

こちらのペーストは、シロップよりも生姜の味がより感じられる一品だ。
ハンバーグやカレー、お鍋など、どんな料理にもこの生姜ペーストをいれても大丈夫。
他にもお湯に入れて飲んでも美味しいし、味噌汁に入れたりなど、食べるサプリメントとして疲れた身体を癒してくれるのだ。


櫻井さんはこの商品を作る際に一つこだわりを持っている。
それは作ってもらうのはお金がかかってでも、製品の加工はその道のプロに任せるということだ。

理由は、櫻井さんは時間がある限り野菜を育てることに向き合いたいとの想いがあるからだ。長年、野菜の栽培を続けていてわかったことが、野菜に対して時間をかければかけるほど美味しい野菜ができるという。

野菜を栽培する上で、前年度はこの栽培方法でできたから、今年も同じようにすれば大丈夫ということに絶対にならない。気温や降水量だって毎年変わるし、種や苗も同じものは一つとしてない。

だから毎日の微々たる野菜の表情を読み取ろうとする観察が大事であって、収穫するまで自分の子供たちのように愛情を注いで育てている。


「まだまだ旅の途中…」


これからも、農業をできるようにしっかりと体つくりをしながら、無農薬での生姜を初めとする野菜を作り続けたいと櫻井さんは言う。

そして現在の農業に従事する人が減っている問題に対しても、櫻井さんは若い子で農業をやりたい人がいるならばノウハウをしっかりと伝授したいと思っている。櫻井さんが農業を始める上で失敗など同じ経験を若い人にはしてほしくはない。



これからの社会には「教育」を通して農業についてもっと知る機会があってほしいと櫻井さんは願っている。農薬を使うことは否定しないが、リスクを知らずとして使っているのならばリスクを知る機会を提供する場所があってほしい。


「有機農業でもできる」まずはこの事実を多くの人が知り、そして有機農業の栽培方法を皆で共有していけば、農業の世界も変わっていくのだろう。

そして多くの農家さんは、農薬を使わない有機農業を信じることができず、有機農業を避けてしまっている。しかし現に櫻井さんは有機農業で生姜やお米を栽培をしているし、櫻井さんだけでなく有機農業で栽培している人はいる。



最後に櫻井さんの農業人生もこれはまだ人生の途中だと語っていた。農業についてももっと勉強していきたいし、もっと手間暇をかけ愛情密度を注ぎ、心のこもった野菜を育てていく。