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(デザイン扇子 FANO(ファーノ) ORIZURU
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(デザイン扇子 FANO(ファーノ) ORIZURU

FANO(ファーノ)は、広島に贈られた折り鶴の再生紙を利用してデザインした扇です。 日本はもとより世界中から届けられる思いのこもった千羽鶴。 FANOとして生まれ変わった折り鶴たちが、平和の風を世界中に届けてくれるよう、わたしたちは願っています。 もっともミニマルデザインの「FANO PLANE」に、折り鶴が上から降ってきた様なグラフィックを加えただけのシンプルな「FANO ORIZURU」。 共通の扇面に対し、扇の纏め部と紐のカラーは3色(BLACK・RED・WHITE)から選べます。 持ち手の部分の素材は間伐材で、側面にはFANOの刻印入りです。扇部分と同じ折り鶴再生紙製を2枚合紙したパッケージに収納されています。 【商品詳細】 ■素材:《扇面/パッケージ》折り鶴再生製紙(折り鶴再生パルプ30% / 牛乳パック再生パルプ70%) 《持ち手部分/持ち手紐留め具》ヒノキ間伐材  ■サイズ:《全開時》長さ33cm/扇の直径22cm 《収納時》長さ 24cm ■重量:約19g ■原産国:日本 ■その他:収益の一部は、社会貢献活動「Ongaeshiプロジェクト 」の活動資金に使用
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FANO
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8品
個数1~30
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品物のハイライト

この品物の注目して欲しいポイント

人々への愛
森を守る
リサイクル・アップサイクル
手作り
限られた品物

作り手

品物の生産に関わった作り手の顔とコメント

田辺三千代
FANO これは広島原爆の子の像に世界中から贈られる千羽鶴から出来ています。 皆様の世界平和を願う思いを無駄にしない様、広島原爆の日70周年に間に合わせ平和の風を吹かせる為に考えました。 名前は世界共通言語であるエスペラント語で扇の意味です。 現在の世界情勢はとても複雑ではありますが、一人一人の平和を願う活動は尊いはずです。
FANOプロデューサー
深澤幸一郎
平和のシンボルとして世界中から広島に届けられる折り鶴の数は、年間約1千万羽、重さにして10トン以上。 2002年度から広島市の方針により長期保存されていた折り鶴は瞬く間に100トン弱まで膨れ上がり、保管先の確保や劣化の問題を抱えることとなりました。 その状況を解決するため、2011年に折り鶴の再利用を推進するプロジェクトが立ち上がったことを受け、デザインの力で世界中から贈られる平和への願いを循環させたいという思いから『FANO(ファーノ)』を開発しました。 FANOとして生まれ変わった折り鶴たちが、平和の風を世界中に届けてくれるよう、わたしたちは願っています。
株式会社カミーノ 代表取締役

生産地

品物が作られた場所

徳島県

原材料

品物の素材や原料

自然素材の割合
95%

再生紙(折り鶴再生紙30% / 牛乳パック再生紙70%

80%

持ち手 / コハゼ:ヒノキ間伐材

15%

扇要:布クロス

2%

持ち手紐:コットン

2%

リサイクル素材

リサイクル素材が使われている割合

95%
リサイクル活動の詳細
扇面とパッケージに使われている折り鶴再生紙は、広島に贈られる折り鶴を一旦パルプ化し、そこに素材を安定化させるために牛乳パックの再生パルプ(70%)を加え、機械式和紙として再生したものです。

また、持ち手と持ち手を留める留め具(コハゼ)の木材部分はヒノキの間伐材を使用しています。

SDGsへの貢献

この品物がどのSGDsに貢献しているか

SDGsに関する詳細レポート
GOAL4.7
世界中から届けられ平和の願いが込められた折り鶴を再生することにより「平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育」に貢献します。

GOAL6.6
ヒノキの間伐材を使用することにより「山地、森林、湿地、河川、帯⽔層、湖沼を含む水に関連する生態系の保護・回復」に貢献します。

GOAL9.4
折り鶴のリサイクルと間伐材の利用は「資源利用効率の向上」に貢献します。

GOAL10.2
平和への願いは「年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含の促進」に貢献します。

GOAL9.4
折り鶴のリサイクルと間伐材の利用は「資源利用効率の向上」に貢献します。

GOAL10.2
知的障がい者の作品の採用と平和への願いは「年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、すべての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含の促進」に貢献します。

GOAL11.4
FANOの収益金の一部を広島市原爆ドーム保存事業等基金に寄付することで「世界文化遺産・自然遺産を保護・保全」に貢献します。

GOAL12.2
ヒノキ間伐材を使用することにより「天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用の達成」に貢献します。

GOAL12.5
折り鶴のリサイクルと間伐材の利用は「廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減」することに貢献します。

GOAL15.2
ヒノキ間伐材を使用することにより「森林の持続可能な経営を実施し、森林の減少を阻止・回復と植林を増やす」ことに貢献します。

GOAL16.2
FANO収益金の一部で活動する「ONGAESHIプロジェクト」は戦争、災害の被害にあった子供たちを支援する社会貢献活動です。その活動は「子どもに対する虐待や暴力・拷問をなくす」ことに貢献します。

GOAL17.17
折り鶴を支給する広島市、社会貢献活動「ONGAESHIプロジェクト」で関わる法人・団体との関わりは「効果的な公的・官民・市民社会のパートナーシップを推進する」ことに貢献します。

影響・効果

社会にどんな影響・効果があるのか

平和のシンボルとして世界中から広島に届けられる折り鶴の数は、年間約1千万羽、重さにして10トン以上となります。

なぜ広島にこれだけ大量の折り鶴が届けられるか知っていますか?
FANOを持つことでその背景を知り、平和への願いを新たにするきっかけになることを願っています。


折り鶴は日本の伝統的な文化である折り紙の一つですが、今日では平和のシンボルと考えられ、多くの国々で平和を願って折られています。このように折り鶴が平和と結びつけて考えられるようになったのは、被爆から10年後に白血病で亡くなった少女、佐々木禎子さんが大きくかかわっています。

2歳のときに広島で被爆した禎子さんは、小学6年生のときに突然白血病を発症し、たった12歳という若さでその生涯を閉じました。「生きたい」と強く願い、病床で千羽を超える鶴を折った禎子さんの死をきっかけに、原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め平和を築くための像をつくろうという運動が始まり、全国からの募金で平和記念公園内に「原爆の子の像」が完成しました。その後この話は絵本やアニメとなって世界に語り継がれ、「原爆の子の像」には毎年たくさんの折り鶴が捧げられるようになったのです。

折り鶴を折っているのは多くの子供たちです。
平和を願って追った折り鶴がFANOとなって自分のもとに還ってきたらどれほど素敵でしょう!

文化遺産・伝統工芸品

認定されている称号、受賞歴等

【ソーシャルプロダクツアワード2021】
ソーシャルプロダクツ賞受賞

レア度

品物の希少性

心がこもった贈り物
希少性の詳細・理由
FANOの扇面に使われている紙は、日本国内外から広島平和記念公園内にある「原爆の子の像」に贈られた折り鶴をリサイクルした再生紙です。 その多くは戦争のない世界を願った子供たちの思いの詰まった折り鶴となります。 FANOとして生まれ変わった折り鶴たちが、平和の風を世界中に届けてくれるよう、わたしたちは願っています。
FANO
FANO
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特定商取引法に基づく表記

Story

品物のストーリー

FANO(ファーノ)は、広島に贈られた折り鶴の再生紙を利用してデザインした扇です。

Learn Stories of Makers

日本はもとより世界中から届けられる思いのこもった千羽鶴。
その数は年間1千万羽、重さにして10トンにもなります。

広島市のイニシアティブではじめられた、折り鶴に込められた平和への思いを昇華する取り組み。折り鶴を折り、贈って下さった世界中のみなさんへ、日本人ならではのアイデアと技術を活かして、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

FANOとして生まれ変わった折り鶴たちが、平和の風を世界中に届けてくれるよう、わたしたちは願っています。

時や文化を超えて、受け継がれていく平和への思い。FANO はその象徴でありたいと願っています。

19世紀後半のフランス。モネやルノワールなどの印象派の画家たちが日本の浮世絵からインスピレーションを受けていました。「ジャポニズム」の時代。その頃、ツール・ド・フランスの応援に使われていた扇がヒントになりました。


FANOプロデューサー
田辺三千代 メッセージ

『FANO(ファーノ)』これは団扇でもなく扇子でもありません。風を手動でおくるものです。音の響きが優しく、心地よい気分になります。

FANOの原型は、2014年8月15日の終戦記念日、フランスのアビニョンのアンティークマーケットで出会った、多分約100年程前の何らかのイベント開催時に観客やスポンサー等に配られたノベルティです。それは丁度1900年頃のフランス絵画の印象派に属するマネ、モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ等が「ジャポニズム」に熱狂し、日本の浮世絵からインスピレーションを受け様々な日本の文化や手法、生活用具等に憧れ、彼らの作品の中に表現した時代でもありました。

現在広島の原爆の子の像には日本中、世界中から千羽鶴が平和の祈りと共に贈られています。そんな素晴らしく意味のある折り鶴から作ったFANOが、かつて日本から海を渡ってフランスで評価された作品の数々が時を経て日本に持ち帰られたその原型の様に、平和の風を世界中に届けられることを願っています。

世の中に存在するもの全ては過去に戻れない。しかしその精神や願い、想いは受け継がれていくものです。