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never leather 名刺入れ
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never leather 名刺入れ

ビジネスシーンで活躍する名刺入れ。 ココナッツウォーターから生まれたヴィーガンレザーの、温もりとラフさを感じさせるユニークな素材感は、ちょっと人に自慢したくなる逸品。 しっかりと自分の意志を持ち、先を目指す人にぜひ持ってほしいアイテムは、自分用にはもちろん、新生活ギフトや就職のお祝いにもぴったりです。 カラー:ダークグレー / ライトインディゴ / ナチュラル サイズ:横12cm × 縦8cm × 厚さ1.2cm ●水にぬれた場合 レザー表面は天然オイルが刷り込まれており、撥水性があるため、少量の水が付いた場合はすぐに乾いた布でふき取ってください。レザーのため耐水性はなく、変形や色移り等にはご注意くださいませ。 ●軽い汚れ 石鹸水を付けたコットンで、軽くこすってふき取ってください。 ●乾燥の季節には 革専用のクリームやオイルを少量、柔らかい布で刷り込んでください。 日頃お使いのハンドクリームを少し塗ってあげるのもおすすめです。 ●ココナッツ由来素材はすべて天然の原料で作られているため、色合いや厚さなどに個体差が出る場合がございます。
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日本国内発送のみ
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エシカリージャパン
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5品
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品物のハイライト

この品物の注目して欲しいポイント

人々への愛
自然素材・オーガニック
動物への配慮
リサイクル・アップサイクル
手作り

作り手

品物の生産に関わった作り手の顔とコメント

ザズアナ・ゴンボソヴァ
スロバキア出身の素材研究者・起業家。南インドで大量に自生し、廃棄されているココナッツウォーターの可能性に注目し、Malai素材をインドから世界に送り出している。
Malai CEO

生産地

品物が作られた場所

インド(ケーララ州)、日本(東京)

原材料

品物の素材や原料

自然素材の割合
100%

廃棄ココナッツウォーター由来素材(Malai)

100%

リサイクル素材

リサイクル素材が使われている割合

100%
リサイクル活動の詳細
never leather が使用するココナッツウォーター由来素材は、廃棄される予定だったココナッツウォーターをアップサイクルしてできています。

SDGsへの貢献

この品物がどのSGDsに貢献しているか

SDGsに関する詳細レポート
1.貧困を無くそう(インド現地の雇用創出)

8.働きがいも経済成長も(現地雇用を通した人材育成)

10.人や国の不平等を無くそう(インドとのフェアトレード)

12.つくる責任つかう責任(環境負荷を大幅に減らした製法、土に還す)

14.海の豊かさを守ろう(ココナッツ廃棄による水質汚染の軽減)

15.陸の豊かさを守ろう(ココナッツツリーの有効活用)

影響・効果

社会にどんな影響・効果があるのか

never leather が活用するココナッツ由来素材は、廃棄ココナッツウォーターをアップサイクルし、南インドで職人が手作りする素材です。貧困削減、雇用創出、フェアトレード、環境保護に貢献し、使用後は土に還るサステナブルな選択です。

また、裁縫等の最終工程は東京のSDGs推進に理解のある小規模工房の職人さんに製造していただいている、すべて手作りのお品です。

文化遺産・伝統工芸品

認定されている称号、受賞歴等

廃棄ココナッツウォーター素材はPeTA認証(動物を一切使わないヴィーガン認定)を取得、国連インド共催の「サーキュラーデザインチャレンジ」にて2020年に大賞を受賞しました。

レア度

品物の希少性

この星で唯一
希少性の詳細・理由
現在確認できる限り、ココナッツウォーター由来素材を開発・製造するのはインドのMalai社のみです。
エシカリージャパン
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特定商取引法に基づく表記

Story

品物のストーリー

never leather は、非常にエコな素材【ココナッツ由来素材】からできています。

実はココナッツ由来素材とは一般呼称であり、正式名称ではありません。
南インドにある Malai Biomaterial社が製造する新素材のバイオマテリアルなのです。

使用する原料全てが天然のもの。

・廃棄予定だったココナッツウォーター
・麻の繊維
・バナナの茎の繊維
・天然樹脂

さらには、染色も全てインド産の植物由来染料を使用するというこだわりよう。

いわゆるレザーの代替ではなく、地球環境を尊重する、新しい素材であることが直感で分かりました。
自然から生まれたものを、人間の工夫で形を変え、最後にはまた自然に還っていく素材なのです。

手触りはでデコボコしており、目を凝らすと天然繊維も確認できます。
プラスチックは捨てると土に還るまで400年以上も必要なのですが、
Malaiのココナッツ由来素材はたった90-120日で生分解。

ココナッツウォーターからできる私たちの商品は、地球をキレイにする手助けをしてくれているのです。

Learn Stories of Makers

廃棄ココナッツ由来ブランド

「never leather」が届けたいのは、地球への恩返し


プラスチックはずっと使える丈夫さが取り柄かもしれない。
では、時間とともに形が変わっていく天然素材は不便なものなのか?

日本人は大量生産・大量消費を好む風潮がある。
では、ものを大量に持つこととエシカルは共存できないのか?

アンチテーゼに見えるさまざまな概念も、歩み寄れるのではないだろうか。
エシカリージャパン代表の中川雅里名(まりな)さんがそう思ったきっかけは、インドで出会った「廃棄ココナッツのアップサイクル素材」との出会いだった。

廃棄されるココナッツウォーターから生まれた、環境に優しい素材。
廃棄されるはずだったものが、新たな価値を持って生まれ変わったもの。
まさに諸行無常と輪廻転生を体現する素材と言えるだろう。

我が子の世代、そしてその先の世代に愛を持って届けたいのは、これからもずっと続いていく地球と、公平な社会。
そのために、国を超えて活動を続ける雅里名さんの想いとストーリーを聞いた。


「いのち短し、旅せよわたし」


雅里名ー名前の由来はマリーナ。海のない栃木県に生まれ、父親の海外への憧れが詰めこまれた名前だ。

幼い頃から誰かのサポートをすることが好きだった。
小学生の頃から学級委員もしたし、近所の子が一輪車に乗れるように先生役をしてみたり、一輪車検定というものを自分でつくることもあったという。

そんな幼い時、命の儚さを知った。
小学6年生のときに、父が癌に侵され、医師からは余命3ヶ月と言われた。
そして本当に3ヶ月後、父は旅立ってしまった。

「人生って結構すぐ終わっちゃうんだな。」

思春期の入口で立ち会った命の灯火が消えた瞬間から、自分の人生には限りがあることを悟った。
やらなきゃいけないこと、やりたいことはまず行動に移していこう。


父の海外への憧れを受け継いだのか、不思議と幼い頃から興味があったのが海外だった。アフリカへの募金活動に参加し、高校1年生のころにはアメリカにホームステイした。高校3年生になるころにはフィリピンのスラム街にも行き、大学では国際政治を学んだ。

いつ尽きるか分からない命だからこそ、やりたいことはすぐにやろう。
幼い頃の気づきと海外への好奇心が、若き雅里名さんの背中を押し、さまざまな景色を見せてくれた。

「もっと、広い世界を目指して」


海外に関わりたい気持ちは変わらず、新卒では人材育成の会社で働き企画を担当した。
しかし、働くうちに、グローバル人材を育成している自分自身がグローバル人材じゃないんじゃないかと悩むようになった。

3年働き退職。
向かった先は憧れの南アフリカ。ユネスコ関連のインターンを獲得し、ジャーナリストやアーティストが投獄されたり圧制を受けている状況を支援する活動を行った。

そんなときに出会ったのが、南アフリカで移動図書館の活動を行う日本人だった。
実際に日本で使われた後の移動図書館車から本を選ぶ、南アフリカの子どもたちを見て、胸打たれた。
「私もこの活動に携わりたい!」
移動図書館車を南アフリカで走らせる、この活動は今でも雅里名さんのライフワークとなっており、これまでに53台の移動図書館車を寄贈している。


帰国後はイギリス系の教育出版社やアメリカのトレンドを日本に輸入するマーケティングに従事し、グローバル人材としての道を歩んだ。

そして、結婚・出産・夫の転勤。
まだコロナ禍だったころ、幼い子どもを連れて転勤した先は、インドのムンバイだった。

「インドでの出会い」


こどもを連れて、インドに住む、しかもコロナ禍。
行く前までは怖い国なんじゃないかと偏見があったインド。
着いてみて目の当たりにしたのは、高層ビルの麓に広がるスラム街。強烈な光景を目の当たりにし、自分の心のなかで整理するまでに時間がかかった。

しかし、住んでみて分かったのは、先入観を覆すほど素晴らしい場所ということ。
人の温かさ、優しさ。東京と比にならないくらい子育てがしやすかった。
みんなで見守り、みんなで子育てを楽しむ。
その心地よさからか息子は東京に戻った今でもムンバイを「ホームタウン」「また帰りたい」と言うほど。


しかし、街を移動する度、目の当たりにする貧富の差・・・。
このインドで私は何ができるだろうか。
そんなとき、何気なくネットサーフィンをして目を奪われたのが廃棄ココナッツのアップサイクル素材「Malai」だった。

ココナッツウォーター100%で作られたエコ素材。

面白い!すぐに取り寄せ手に取ってみると、その製品はこだわりに溢れていた。

「アンチテーゼ:永久の地球をつくるのは

やさしく変化する never leather」


「Malai」を製造しているのは南インドのケーララ州。
コロナ禍が明けたころに、ムンバイから1275km離れたその場所に飛行機で飛んだ。

美しいココナッツジャングルの中に街があると言えるくらい、ココナッツが大量に自生していた。
フィリピンではココナッツの中身のココナッツウォーターはナタデココにして食べているが、インドでは「ヤングココナッツ」と呼ばれる若いココナッツの実から採れるココナッツウォーターが人気だ。味はもちろん甘くて美味しい。

成熟したココナッツから採れるココナッツウォーターは苦く、捨てるしかない。
それが大量に破棄され、土壌の酸性化や水質汚染が問題になっているのがケーララだった。


「Malai」の開発者であるZuzanaさんは、スロバキアから人生をかけてインドに移住した同世代の女性だった。主にヨーロッパに素材を輸出しているそうだ。

ロンドンでサステナブルの素材研究のために実地調査をし、一番ソーシャルインパクトが出せそうな土地としてたどり着いたのがケーララのココナッツだった。
10名ほどの規模で現地で雇用したスタッフとともに6年間、ココナッツウォーターでできる新素材を使い、一枚一枚手作りでココナッツ由来素材を作っている。

同世代の彼女の姿・こだわり・志に胸を打たれた。
Zuzanaさんの活動を目の当たりにし、このココナッツ由来素材が、インドの社会課題へ貢献するとともに、日本の物質社会・大量消費社会の問題にアプローチできる逸材になると確信した。
日本でも広めたい、日本は私に任せてほしい!と伝え、その役割を担ったのが「never leather」のスタートだった。


大変だったのは日本での商品化に協力してくれるレザー職人探し。
一大決心して出店したBtoBの大型展示会でサステナブル素材の使用に意欲的なレザー職人と出会い、快く自分の挑戦を受け入れてくれた。

そうしてできたのが、never leather のデビュー作品となる、名刺入れとキーケースだ。

エシカルに興味を持って手に取る方の多くは、日本だと3〜40代の女性となる。
でも、エシカルを世界に広めていくうえで、男性の理解も得たい。
だから商品化するうえで大切にしたのは、ジェンダーレス・エイジレスであること。
ビジネスにも使え20代から50歳を超えても持っていられるシンプルなデザインを心がけた。


ココナッツ由来素材の素材感は、和紙のよう。染めの方法も草木染のよう。インドの草や花・・・染料も含めすべてがナチュラル素材だ。
新素材であるにも関わらず、私たち日本人にとって、懐かしさすら思い起こされる。

使い古したあと、never leather のアイテムは土に還すことができる。
ケーララで加工されたココナッツ由来素材。。廃棄予定だったココナッツウォーターを発酵させ麻やバナナの茎といった天然の繊維を混ぜ、天然樹脂で固めて干したものからできていて、たった120日で土に還る。ミミズの餌になるくらい、柔らかく土壌に還る。

都市部では土と離れた生活をしている人も多いため、「さよならの作法」と名付けて、使い古したアイテムを雅里名さん自ら回収し土に還すサービスを行っている。
使うだけじゃなく、手放したあとまで気持ちよい、まさに雅里名さんが目指した物質社会・大量消費社会にエシカルにアプローチできるブランドだ。


「もっと温かい世界へ」


never leather がもっとこの世の中に広まったらどんな社会になるだろうか。

プラスチックは土に還るまでに400年以上かかると言われている。
ムンバイでは川の両岸にプラスチックのゴミ山ができていた。
ゴミ山が崩れると近くのスラム街も崩れかける。
路上で生活する子ども、赤ちゃんを抱えた家族を毎日見た。
生まれた場所で人生が決まってしまい、路上で生まれたら路上で生きていく。

こんな世界で本当に良いはずがない。
この世に生まれた全ての子どもが、なにかに虐げられたり制限されることなくのびのびと生きられる社会にしたい。

雅里名さんは今、never leather の活動に留まらず、インドの女性支援の一環としてスラム街の女性を雇用する「I was a Sari」のブランド展開、移動図書館車の寄贈活動、そして元ストリートチルドレンの本の翻訳・・と多岐に渡って活動している。

7歳になる息子と過ごしながら、母である雅里名さんは地球上のすべての子どもに、どんな環境で生まれ育っても各々の努力や希望があれば何にだって挑戦できる、そんな世界を用意したいと願う。

その思いに責任を持ち、エシカリージャパン代表の雅里名さんは今日も魂を込めて活動を続けている。