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播州織とは
兵庫県の中央部、播州地区を中心に地場産業として生産されています。
地名から名づけられた播州織は、
中国山地に囲まれ、加古川・杉原川・野間川から流れる
超軟水を活用した先染め織物。
文字通り、先に糸を染め、染め上がった糸で生地を織り上げます。
糸染め・織・加工と分業されており、
さまざまな工程を職人の手により、繋げて完成される織物。
光沢のある色彩と自然な風合いが
醸し出される布となります。
播州織の歴史
江戸時代から始まり、230年以上の歴史を播州織は持っています。
豊かな自然と豊富な超軟水に恵まれ、
今も多くの職人たちで受け継がれています。
遡ること1792年、西脇生まれの大工、飛騨安兵衛が京都の西陣織から織物技術を導入したと伝えられています。当時は農業の副業として普及していました。
やがて1826年、地名の播州から”播州織”と謳われたとの記録が残っています。
江戸時代末期には工場制手工業の段階に達し、産地が形成されました。
明治の初めには、播州地区の織業家が70戸に達しました。当時は藍染料を中心とした植物染料で染色を行なっていました。
その後日本に合成化学染料が輸入され、色彩が多様化し、生産は近代化していきます
大正時代になると動力源として電力が普及し、神戸港が一層栄え始めたことで、輸出に転換する契機となりました。
昭和時代には播州織業界の織機が1万6千台以上になり、黄金時代を築きました。
昭和62年には生産のピークを迎え、年間387,769千平方メートルを製造したそうです。これはシャツをおよそ1億着以上のシャツが作れるほどの生地の量になります。
しかしながら、この播州織の技術が海外にも伝わったことにより、より低価格な海外製生地の隆盛に押され、播州織の勢いはその後徐々に衰えていきました。
閉業する工場なども多い中、生き残りを図るため2000年台ごろからは分業生産を活かした、多品種、小ロット、短サイクルの需要に応えられるものづくりにシフトしました。
さらに現在では生地生産だけであった産地に縫製工場も開設され製品まで一貫して生産できるシステムが生まれました。当社、株式会社播も2023年に縫製工場を開設し、播州織の伝統を次世代に受け継ぐため、関連工場の職人たち皆と協力し合い糸染めから、織布、縫製まで一貫して行うようになりました。