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名刺 25枚 手漉き修善寺紙
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名刺 25枚 手漉き修善寺紙

名刺 25枚 手漉き修善寺紙

2023/03/09・by修善寺 紙谷和紙工房修善寺 紙谷和紙工房

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伊豆 修善寺に古くから伝わる伝統的な和紙「修善寺紙」



紙谷和紙工房では、その歴史をつなぎ、昔ながらの方法で和紙を作成しています。

修善寺紙の起源は明確ではありませんが、一説によると平安時代ごろから漉かれはじめ、約1000年にわたる歴史を持つとされています。
鎌倉時代には、源頼朝が旗揚げ時に関東武士に送った文書にも使われたと言われていたり、江戸時代には、徳川家康に認められ江戸幕府の御用紙となったとも言われています。

明治時代から大正時代にかけて、洋紙技術の渡来により一度生産を中止した歴史がありますが、その後地元住民の熱い思いのもと復活。主に地元小中学生の卒業証書をつくる活動を行ってきました。
和紙工房会員の高齢化に伴い活動が少なくなっていましたが、2021年9月に後継者として舛田が参画。


現在は地元住民の協力のもと、休耕田を活用しながら和紙原材料の栽培を行い、その材料を使用した和紙の作成、製品の開発、販売までを一貫して行っています。
また、工房の見学や和紙漉き体験も積極的に受け入れをし、和紙文化を広める活動にも取り組んでいます。

修善寺紙のIdentity「三椏」



我々の作る和紙の原材料は、楮(コウゾ)と三椏(ミツマタ)の2種類ですが、中でも三椏を使用した和紙が修善寺紙の特徴ともいえます。
和紙の原材料として最も一般的に使われる材料は「楮(コウゾ)」。楮は繊維が10mm程度と長いため、繊維感のある見た目や丈夫さなど、THE和紙!という見た目と機能の紙が仕上がります。
それに対して我々が最も多く使用する三椏は、繊維が3mm程度と短めで、太さもやや細いとされています。そのため楮紙に比べると丈夫さには劣りますが、しなやかで独特なツヤのある風合いを感じることができる紙となります。
また文字を書く際には、長い繊維に沿って滲みが出やすい楮紙に対して、三椏紙は紙にすっと吸い込まれるような独特の書き心地が味わえます。


和紙は洋紙とは違い、そのほぼすべての工程が手作業で行われます。そして使われる材料はすべてが自然のもの。それでいて「洋紙は100年、和紙は1000年」といわれるように、時代を超えて長い期間残るものです。持続可能性という意味ではこれ以上ない素材です。


風合いを「感」じることのできるものづくりに
独特の墨馴染みを「書」いて表現する書や絵に
あなたが後世まで「残」したいすべての作品に

是非、修善寺紙を。