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華密恋ドリンク 1本
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華密恋ドリンク 1本

華密恋ドリンク 1本

2025/06/04・by華密恋 -KAMITSUREN-華密恋 -KAMITSUREN-

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命を咲かせた花へ、敬意を込めて。


「大地のリンゴ」と呼ばれるカミツレ(カモミール)は、りんごのように甘く、私達に安らぎを与えてくれる。

医学の父と呼ばれるヒポクラテスがカミツレを解熱剤や婦人病治療薬として用い、クレオパトラは髪の艶出しや日焼けケアに使用していたと伝えられている。

そんなカミツレに救われた経験から、次は救う側に立ちたいという思いを抱き商品開発を続ける企業がある。
それが、株式会社SouGo。

開発のきっかけになったのは、先代社長が患った病気の治療にカモミールを用いたこと。
生き続けるきっかけをくれたカミツレが、次は彼と会社を生かす理由になった。

株式会社SouGo代表の北條裕子さん、カモミール事業を担当する北條貴大さんにその思いとストーリーを聞いた。


父の後を継ぐ。不変の決意。


裕子さんは東京都生まれ。長野から上京し印刷業を始めた父・晴久さんの一人娘として育った。幼い頃の記憶は、父のこだわりで玄米を食べて育ったこと。当時から健康や環境を大切に考える父親だった。

生まれた頃から父の会社を継承することを期待されていたからか、幼稚園の頃の将来の夢は「お父さんの秘書になること」だったという。


裕子さんが高校3年生の頃、父・晴久さんは喉頭癌を患った。
大学病院で舌の切除の可能性を医師から告げられた。
仕事一筋の父を支えてきた母が「お父さんがもし手術をして話すことができなくなってしまったら、経営者としてはもう生きていくことができなくなる。」と涙していたことは今でも覚えている。

しかし、カモミールなどの漢方薬学を治療に取り入れた後、父の喉頭癌は治癒し、経営者として復帰することができた。
療養中の父は1日4回に分けて合計80種類の漢方を煎じ、内服をしていたそうだ。
そして裕子さんは、高校卒業後は大学・そして印刷業の跡継ぎが通う専門学校に通いながら、父の会社を手伝うようになった。


1982年、父は印刷工場の一角でカミツレエキスの研究を始めた。全く畑違いの研究だったが、印刷の工場長はその依頼を引き受けてくれた。

自分を救ってくれた漢方薬学のなかにあったカモミール。
薬学の博士が行っていたジャーマンカモミールの事業に携わり、自分も博士や人々のために役に立ちたいという父の思いから新たにスタートした事業だった。

健康と自然に、真っすぐな父


別の印刷会社を経験後、裕子さんは株式会社SouGoの社員となった。
父のそばで働くようになり感じたのは、父の健康や環境への一途なこだわり。

毎日ラジオ体操をし、1ヶ月に1回鎌倉の円覚寺の和尚さんに来ていただいて坐禅をする。
印刷業も持続可能なインクなどを使用し、環境に配慮した印刷物を取り入れ、今でいうSDGsの考え方を大事にしていた。


カモミールの商品開発も栽培から製造・販売まで全てを自社で行うためにゼロからスタートし、今ではSouGoのメイン事業となった。
商品化した医薬部外品・化粧品ブランド「華密恋(カミツレン)」。
そして、カモミールたっぷりのお風呂に浸かりながら大自然を満喫できる安曇野の宿「八寿恵荘」。

健康のため、環境のため、人のために驚くほどエネルギーを発揮する父。
仕事へのこだわりが強い父に反発した過去もあったというが、今ではその父の想いに共感し、守り続ける裕子さん。
そしてその想いは今、息子・貴大さんにも受け継がれている。


カミツレのエキスをぎゅっと。〜華密恋〜


国産カモミールの持つ自然の力を中心に、あらゆる人が心地よく、健康で豊かな日々を過ごすためのライフスタイル(日常)を提供しているSouGoのカミツレ事業。

カモミールを存分に使ったスキンケアブランド、「華密恋(カミツレン)」。
ジャーマンカモミールの日本名「カミツレ」から名付け、社員公募から当て字を決めた。


華密恋のスキンケアシリーズの原材料は天然、あるいは天然・植物由来のもの。
すべての製品にたっぷりとカミツレエキスが配合され、肌に余計なものは一切いれない製法を守り続けている。
合成の香料・着色料・保存料・鉱物油などは不使用のため、赤ちゃんから年配の方まで安心して使うことができる。


こちらは、華密恋薬用入浴剤
長野県池田町や岐阜県大垣市で栽培した無農薬のカモミールを、非加熱製法で抽出したカミツレエキス100%の入浴剤。
花の部分しか使わない企業ばかりのなか、華密恋の商品は花と葉と茎を全草使っている。

循環効果があるので、お湯に浸かるとじわじわ血流が良くなっている感じがする。
入浴後は足の裏がじんじんするくらい温まる。
ぽかぽかじゃなく、あえてじんじんと表現したくなるほどに。
カモミールの優しく甘い香りに包まれながら、体の冷えや疲れを取り、肌を滑らかにしてくれる。

にきびやあせもにも効果的で、ワニ肌の方が使ったときは「お湯がドロっとするくらいに老廃物が出た」という声があったのだという。


華密恋スキンバームには、カミツレエキス20%のほかに天然の植物原料を使用している。

乾燥した箇所や傷跡を始めもちろん全身につけられるし、ヘアワックスにもなる。
男性の場合、ひげ剃り後の炎症した肌に塗るのもおすすめ。
ベトベトしすぎないのも特徴だ。


こちらは華密恋ヘッドマッサージローション

カミツレエキス50%と長野の農園から届くわさび葉エキス50%の2成分からできたシンプルなローションだ。

わさびには頭皮に刺激を与え、抗菌する効果が期待できる。そこにカモミールの成分を加えることによって髪を太く、美しくしてくれる効果が期待できる。

入浴剤のエキスに髪をつけていた方の「毛が生えるようになった。」という声が開発のきっかけになった。


最後に紹介するのが華密恋ドリンク

カミツレの花の部分60%とサツマイモ発酵液、てんさい糖の3種類のみを使ったドリンクで、整腸効果や美肌効果、安眠効果が期待できる。

生理による体調不良が酷かったお客様からは生理痛の薬を内服しなくてよくなったという声をいただいたこともあるという。


宮城県・岩手県・岐阜県・島根県・長野県と各所で生産しているが、無農薬でカモミールの栽培を続けるのは簡単ではない。

秋に作った苗を植えて、冬に根付かせ、春にぐんぐん伸びる1年草のため、農家の気持ちとしてはたくさん成長させて生産高にしたいという思いも納得はできる。
しかし、化学肥料を使わないことで安心して使えるお客様がいるからこそ、無農薬にこだわり続けたい。


1つの商品の開発には約2年の時間をかけている。
高配合のカモミールエキス、心地よい香り、効果、すべて妥協したくない。

社員からは、高濃度のカモミールエキスが入った商品を通常の½~⅓の価格で販売している現状に対し、疑問の声が挙がったことがある。
しかし、これも父から譲り受けたこだわり。
誰もが安心して使えて、リラックスしてほしい、良くなってほしいという信念は貫き続けたい。

カミツレに心も体も満たされる“八寿恵荘”


印刷工場の一角から始まった華密恋の商品開発は、今、長野県北安曇郡池田町にある「カミツレの里」に拠点を移している。

父の故郷であるその場所に、広大なカモミール畑とカミツレエキス製造工場、そして「華密恋の湯」が体験できる「八寿恵荘(やすえそう)」という宿をつくった。
「八寿恵」は父にとって特別な存在だった母(裕子さんの祖母)の名前だ。


2015年にリニューアルオープンし、長野県産の木材のみ使用して建築用材についても化学物質は一切使用しなかった。
全ての人に心と体をリセットしていただきたい。そんな願いを込めたリニューアルだった。

化学物質過敏症の子が宿に来た際、木の香りに包まれた玄関で「ここだったら泊まれる!」と発言しているのを聞き、裕子さんはとても嬉しかったという。

年に2回は乳がんの方に向けたツアーを開催している。
また、過去には余命宣告されているような癌の方も家族連れで泊まってくださったのだという。


笑顔咲く未来へ・・・夢の続きを紡ぐ


コロナ禍の影響もあり、株式会社SouGoの印刷業は終了している。
しかし、印刷業のころから受け継がれてきた「製造から印刷までを一貫して請け負うこと、そして環境を大切にする」という父の信念は、カモミール事業という形で受け継がれている。

これからはより幅広い方に華密恋を使っていただけるよう、パッケージの変更やイベント開催を予定している。
肌トラブルや体の不調をサポートしてきた華密恋だからこそ、世代や性別を問わず、より多くの方にその魅力を知っていただきたい。


そして、裕子さんは今、障害などを持つアーティストにスポットをあてる芸術祭(深川アートパラおしゃべりな芸術祭)の代表理事も務める。

協賛金は参加したアーティストへ還元し彼らの収入につなげている。
これからの未来を担う全ての子どもたちがたくましく生きていける未来を作りたい、障害を持つ子の両親から不安を取り除けるように始めた取り組みだ。

「LIFEを笑顔に」を理念に掲げる株式会社SouGo。

カモミールの花言葉、「逆境に負けない強さ」を体現するかのように、株式会社SouGoのカミツレ事業は今日もすべての人が笑顔で過ごす未来のために走り続ける。