20h KEY RING <VINTAGE REVIVAL PRODUCTIONS>
Transparency Points
透明性項目
品物のハイライト
この品物の注目して欲しいポイント
作り手
品物の生産に関わった作り手の顔とコメント
生産地
品物が作られた場所
リサイクル素材
リサイクル素材が使われている割合
ワークウェアの提供元である常石造船は福山を拠点とする造船会社で、作業員の皆様のワークウェアは福山産のデニムで作られています。
着古したワークウェアは、作業の中で生まれた色落ちやダメージがあり、歴史として残されています。それを我々が引き取り甦らせました
引き取ったワークウェアは洗いをかけ、全てのパーツを丁寧に解体します。それを繋ぎ合わせ一枚の布にし、新たな商品へと生まれ変わらせました。
SDGsへの貢献
この品物がどのSGDsに貢献しているか
私たちREKROWは、繊維産業のまち・福山のメンバーシップによって構成されています。
このまちには、織り、縫製、加工、洗い、パーツ加工など、ワークウエアをつくるための技術が集結し、そしてそれを着て働くものづくり企業も多数存在するエリアです。
こうして、このまちで生まれ、このまちで着用したワークウエアを、このまちの技術で再生する。
REKROWは新しいものづくりのプラットフォームをめざすプロジェクトです。
コストの詳細
コストの内訳を開示
REKROWの素材は、ワーカーによって着用されたワークウエアです。
その素材を分別し、洗浄し、1枚1枚人の手によってほどきます。
その後、プロダクトに応じた最適なパッチワークとして生地に仕立て、製品に生まれ変わります。
REKROW “h” Product
“h”が表すのは時間。
回収したワークウエアを解いて、縫って、プロダクトに生まれ変わる時間を数字で表しています。
「“h”はhourでありhumanである」
REKROWはものづくりを担うWORKERの痕跡を伝えることで、この地域の技術を未来に伝承する産地型サーキュラーエコノミーの実現に挑戦します。
影響・効果
社会にどんな影響・効果があるのか
働く現場を支え、くたびれたワークウエアは普通であれば廃棄して終わります。
生産のその先まで考えたREKROWでは、再生しやすいように設計したり、プロダクトに再生することで、繊維産地のまちの縫製技術やこのまちのものづくりに携わる皆さまの魅力をお伝えしていきます。
文化遺産・伝統工芸品
認定されている称号、受賞歴等
循環型経済をデザインするグローバル・アワード“crQlr Awards”
[From a Negative Impact to a Better World Prize]受賞
“crQlr Awards”は、循環型経済をデザインするグローバル・アワードとして、サーキュラーエコノミーの実現に向けた大規模なプロジェクトから計画中のアイデアまで幅広く募集。「名声ではなく、行動のためのアワード」 「直線型ではなく循環型の評価を行う」「グローバル視点を獲得する機会」の3つの特徴を掲げ、国内外の第一線で活躍する 19 名の審査員とともに循環型経済の実現を目指す企業や人を応援し、その実現のサポートを目指した活動です。
主催:FabCafe Global、株式会社ロフトワーク
レア度
品物の希少性
Story
品物のストーリー
「REKROW」は繊維業の集積地である広島県福山市で2020年に発足した産地型サーキュラーエコノミーの実現に挑戦するプロジェクトです。従来、役目を終えれば使い捨てられていたワークウエアの、作り方やその先の使い方まで想定した新しいものづくりのプラットフォームを目指しています。“WORKER”をひっくりかえしたネーミングには、サーキュラーエコノミーの循環への昇華という意味を込めました。素材が持つ経年変化による魅力的な表情や愛着、そして、次の世代に産地のものづくりをつなげていく。ワークウエアを代表とするこの地域のものづくりを、サーキュラーエコノミーを通じてアップデートする取り組みは始まっています。
Learn Stories of Makers
日本では、年間約100万トンもの衣料品が廃棄され続けています。 近年、環境負荷を考慮したファッションへのサステナブルな取り組みは急速に拡がっており、 退蔵衣服の見直し、ゼロウェイスト、適量生産、衣類ロスの削減など取り組む課題は多くあります。 「REKROW(リクロー)」は繊維産地の発展のため、ワークウエアの生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて、将来にわたり持続可能な産地型サーキュラーエコノミーを実現するプラットフォームを目指します。 2020 年、広島県福山市で立ち上がったリクローは、従来、役目を終えれば使い捨てられていたワークウエアを見直し、作り方や捨て方、その先の使い方まで想定した新しいものづくりのプロジェクトです。「WORKER」をひっくりかえしたネーミングには、サーキュラーエコノミーの循環への昇華という意味を込めました。素材が持つ経年変化による魅力的な表情や愛着、そして、次の世代に産地のものづくりをつなげていく試みです。
REKROW “h” Product
“h”が表すのは時間。
回収したワークウエアを解いて、縫って、プロダクトに生まれ変わる時間を数字で表しています。
「“h”はhourでありhumanである」
REKROWはものづくりを担うWORKERの痕跡を伝えることで、この地域の技術を未来に伝承する産地型サーキュラーエコノミーの実現に挑戦します。
素材について
No.1のマテリアルは、瀬戸内の造船所で約1年間着用されたデニム地のワークウエアで、デニム生地は世界に誇るジャパンクオリティ「カイハラデニム」で開発されたオリジナルです。溶接、塗装など、造船所で働く方の仕事が写しとられた生地は、一つとして同じものはありません。それを丁寧にほどいて新たな商品として作製しています。唯一無二の味わい深い素材です。退色や変色、シミ汚れ、糸切れや穴空きは働きながら自然に生みだされたものです。それらの魅力を伝えるためあえてその痕跡を残し使用しています。
再生生地について
回収したワークウエアはひとつひとつ手作業で解いていきます。1着のジャケットから25パーツ、パンツからは20パーツに分けることができます。
“解く”作業は”縫う”作業の約5倍の時間がかかってしまうことも。
“解く”ことによって現れる、それまで隠れていた生地と経年変化した生地のコントラスト。
あえて”解く”ことによって、時間が生んだ価値をそこから感じることが出来ます。
個性をはなつパーツは職人の手によって一つ一つ組み合わせ、時間をかけ作られています。
プロダクトについて
ワークウエアの製作から、着用、回収からプロダクト生産までを、福山市の小さな地域で生み出しています。それは、この地域に連綿と続く高い縫製技術があり、生地製造から縫製、加工、仕上げまでの工程を担う企業がこの土地に集積しているからこそ叶います。
一つの地域でものづくりが完結する、その条件が整っている地域は日本でも珍しく、小さな地域での連携があるからこそ、再生し循環するプラットフォームを形成できる。そして、その技術力は本物である。
REKROWは、使い手の感性に訴えかけるプロダクトを広島より発信します。
※多少の個体差がございますのでご了承くださいませ。
※REKROWの素材はすべて一点物のワークウエアを使用しております。既に経年変化をしており、ユーズドの風合いを残すためにあえてダメージを残したままの状態の物もございます。経年変化をしているからこそ出せる、REKROW素材ならではの風合いをお楽しみください。
写真は全てイメージとなりますので、生地の色落ちやダメージ具合についての指定は致しかねます。また、交換や返品については受け付けておりませんので予めご了承ください。