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「”好き”で心と地球を晴れやかに」
自然と女性と服が三位一体となったファッションを提供する、エシカルファッションブランド「by the sun」。
【Craftman ship】【Upcycle】【Organic&Eco fabric】【Animal Free】【Word craft parts&Originality】の5つのモットー×現代ファッションを作り出し、地球にも、人にも優しい愛され続けるブランドを目指している。
サステナブルを知らない人にも「デザインが好き」をきっかけに知ってほしい。
サステナブルを知っている人には、想いを裏切らない商品作りで信頼感と安心を得てほしい。
自分の商品を通してエシカル・サステナブルという考えがもっと世の中に浸透し、世界が良いもので溢れていけば。
その先には、本当のサステナブルな世界が待っているだろう。
by the sunのデザイナーViViさんは、幼いころから正義感を強く持ち、服飾を通して何をするべきか、何を大事にするべきかを考え行動し続けてきた。
オーストラリアという異国に旅立ち気付いたのは、
年齢や体型に縛られず、思いのままにファッションを楽しむ人たちの姿と、自然の中で過ごすうちに、自分自身も自然体でいられるということだった。
自由に装うことと、ありのままの自分でいること。
その二つが重なったとき、ほんとうの「心地よさ」が生まれることを知った。
エシカルファッションブランド by the Sun に込めたViViさんの、想いとストーリーを聞いた。
「服飾とともにあった人生。スパイスは正義感」
東京都墨田区出身のViViさん。
友人からのあだ名を聞き間違えた外国人から「ビビアンっていう名前?じゃあビビだね!」と言われたことがきっかけで、どの国の人でも呼びやすいよう、イングリッシュネームとして自分をViViと名付けた。
母方・父方ともに祖父がテーラーを営み、父は自営で婦人服店、母はスタイリスト、叔母は現役の映画衣裳デザイナーという服飾一家に生まれ、小さいころから周囲にアパレルが溢れている環境で育った。
服飾に興味を持ち、志すのはごく自然な流れだった。
幼少期の遊びはコーディネート作り。自由帳を3つに切り、それぞれ顔とトップスとボトムスを描く。パラパラめくって、どの組み合わせが合うのか、どんなものがおしゃれなのか、考えるのが楽しかった。
最新の流行にも価値のある古着にも触れられる環境だったこともあり、自然と学びを得ていった。
スタイリストの伯母が送ってくる、役目を終えた衣装の中には、日常では出会えないような質感や色づかいのものも多く、ただ眺めるだけでも感性が刺激された。
学生時代は正義感が強い子だった。
電車で迷惑行為をする若い土方服に、危険を顧みず注意をしたこともあった。と同時に、傍観しているだけだった大人たちのことも睨みつけていた。
大衆の意見に流されたくない。おかしいと思ったことには声を上げたい。大切なことは発信していきたい。
持っていたのは、独りよがりではない、周囲を変える勇気のある正義感。
デザイナーを志した学生当時、まだフェアトレードは浸透していなかった。それでも重要性を仮ブランドを作る授業や課題を通して当時のクラスメイト、先生に向けてフェアトレードについて(エシカルという言葉はまだなかった)発信し、地球に優しい服飾の在り方を考え続けていた。
短大で2年間服飾の基礎を学び、さらに勉強するため専門学校にも編入し、合計4年間、みっちり服飾について学んだ。
卒業当時、エシカルな取り組みを行う企業はまだ少なく、まずは実力をつけようと複数のアパレル会社で経験を積んだ。その後、「デザイナー」と「エシカル」という二つの軸を持って進める道を模索する中で出会ったのが、レディースウェアブランド「A.I.C」だった。A.I.Cは、インドのクラフトマンシップを尊重し、ブロックプリントには自然由来の染料を用い、職人による手仕事を大切にしている。大量生産では生まれない、人の温もりが感じられる服づくりに惹かれ、同ブランドのデザイナーとなった。
順調にデザイナーとしてのキャリアを積んでいた矢先、時代のいたづらにあう。
企業縮小により、3分の2の社員がリストラされることになった。
もともと各部署に1名しかいないような中小企業だったにもかかわらず、3人いたデザイナーチーム。入社歴的にチーフでもない、でも新人ほど給与が安くない自分が対象になってしまった。
スキルや能力と関係ない部分でのリストラは本当に悔しかった。しかし、悔しい気持ちだけでもなかった。
会社が危ないと思い始めた時、いつか挑戦してみたいと思っていたワーホリが浮かんだ。
いつか挑戦してみたいと思っていたワーホリ。
行くならこの機会しかないと考え、単身オーストラリアへ渡った。
「好きなものを好きなように。
自由なファッションが心を自然に解き放つ」
オーストラリアへ行くにあたって、5つの目標を立てた。
英語をマスターする。
サーフィンをする。
オーストラリアのブランドを見る。
ゲストハウス兼、工房を持ちたいからAUSのバッパーを見る。
そのために世界中の友達を作る。
目標達成に向けオーストラリアの生活に触れる中で、自由な生き方を目の当たりにした。
ビーチに行けばおばあちゃんがビキニを着ている。グラマラスな人がショートパンツを履いている。お母さん世代の人が派手な色柄物を取り入れている。
日本ではなかなか見ない光景の数々。驚きと同時に、感銘を受けた。
年齢・体形・場所に関係なく皆が着たいものを着たいように着ている。自然が人を自然体にしているのかもしれない。それにより、自然と人が融合できているように感じた
なんて素敵なんだ!
日本でも固定概念や習慣・風潮にとらわれず、好きなものを好きなように着れるアパレルを提供したい。それと同時に、自然と融合できるということも大切にしたかった。
ワーホリも終わりに近づき、英語を活かせるサステナブルブランドのデザイナーという仕事を探したが日本にそんな仕事は存在しなかった。
それなら自分でするしかない!
帰国後、自然と女性の自由な気持ち、そして色褪せないデザインを大切にするエシカルファッションブランド「by the Sun」を立ち上げた。
「ーby the sunー」
”好き”から始まるエシカルファッション」
by the Sunでは5つのモットーを掲げている。
1.Craftman ship
職人の手仕事による1つずつのユニークと価値を尊重
2.Upcycle
廃材を再利用したパーツの使用
3.Organic&Eco fabric
オーガニックコットン生地、エコファブリックなどを使用
4.Animal Free
動物実験の廃止を求める会JAVA認定ブランド
・動物性の素材を使用しない
・動物実験を推奨しない
・フェザーは契約農家から自然に抜け落ちたもののみ
5.Word craft parts&Originality
日本、台湾、タイ、インド、インドネシア周辺地域、トルコ、オーストラリア、フランスから現地の人の伝統的な技術やパーツを織り込んだ製作
奄美大島の泥染職人
(写真左:職人がオーガニックコットンに日本の藍を使用してジグザグの板染めを仕込んでいる様子。写真右:完成した製品)
子供のころから考えていた、「自然の物や手仕事を格好良く見せた付加価値のあるブランドを作りたい」という想いを反映させたブランドだ。
環境に優しいだけでなく動物にも配慮した商品は、ヴィーガンの人でも安心して着用できる。日本でヴィーガンとして生活することは難しいと実感し、自分なりに動物を悲しませない方法を考えて動物実験の廃止を求める会JAVA認定ブランドに辿りついた。
オーガニックコットンやリサイクルポリエステルを使用したり、アップサイクルを取り入れたりと、素材・製造工程にこだわっているのはもちろんだ。それだけでなく、トレーサビリティが取れている工場や素材を極力採用し、とにかく多方面で地球にも人にも優しいブランドを実現している。
こだわりは環境配慮だけでない。
愛され続けるブランドを目指し、何よりも「色褪せないデザイン」を大切にしている。
エシカルやサステナブルを知らない人にも知るきっかけの入口にしてもらえるよう、「可愛い」「好き」は必要不可欠だった。
本当にサステナブルな商品とはきっとエシカルなんて気にしなくてもいいくらい世の中に浸透したそのあとでも、長く愛してもらえる商品のことだろう。皆の「好き」が当たり前に地球に良いものである日常が実現すれば、環境配慮と経済の両立もおのずと実現する。
「エシカル」「サステナブル」なんて言葉はわざわざ言わなくてもいいぐらい当たり前になっている世界。
そんな世界を実現するため、環境への興味の有無にかかわらず、誰が手に取っても全てに「良い」もので在れるよう、こだわりぬいた商品を作り続けている。
オーガニックコットンブラウス
ジオメトリックシリーズ
オーガニックコットンキャンバスxボタニカルダイ+アップサイクルストール
工房で出た木の端材をアップサイクルしたバック
フェアトレード商品
「サステナブルがない世界へ」
昨今はドラマや映画の衣装デザインやスタイリスト、他社エシカルブランドのデザイン・制作、終了した舞台衣装をグッズとしてアップサイクルするなど、活躍の場を広げているViViさん。
フェアトレード工房とメーカーを繋ぐ役目なども積極的に活動し
より多くの人へエシカルマインドを広められるよう、by the sunと共に日々奔走している。
6月にはPORT OF CALL 表参道店でポップアップ
7月にはOCEAN PEOPLES 出店
近い将来の目標は
by the sunの商品だけでなく、ヴィーガンコスメや環境汚染のない洗剤など、ファッションに関する様々なサステナブルプロダクトのセレクトショップを目指している。
私たちが目指すべき究極の世界は、サステナブルがない世界。
世に流通する全てのものが地球にとって良いものであり、サステナブルは当たり前すぎて意識する必要がない。何も知らない人が手に取った商品が、どこかの誰かを助けている。
そんな未来への一歩を後押しするため、ViViさんは今日も地球からも女性からも愛され続けるものづくりを続けている。