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card case[名刺入れ]
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card case[名刺入れ]

伝統工芸・高岡銅器の着色技法を応用して鮮やかに発色させた銅板の名刺入れ。 真鍮製の本体に着色銅板を貼り付けて仕上げています。 銅板は1枚ずつ職人の手仕事で着色しており、唯一無二の表情が最大の魅力。 使い込むうちに手に馴染んでいく真鍮本体の表情もお楽しみください。 ギフトにもおすすめの一品です。 サイズ/ 60×93×5mm 重さ/約70g 材質/ 銅(着色部分)、真鍮(本体) ※名刺の厚さによりますが12枚程度収納可能です
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日本国内発送のみ
ショッププロフィール
モメンタムファクトリー・Orii
モメンタムファクトリー・Orii
2品
送料(1品ごと): 日本: ¥660 (北海道: ¥1,100, 沖縄県: ¥1,100)
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¥4,400(税込)
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品物のハイライト

この品物の注目して欲しいポイント

文化伝統
地域への愛
匠の技
後継者不足
知る人ぞ知る

作り手

品物の生産に関わった作り手の顔とコメント

折井 宏司
伝統産業が廃れてしまわないように、と始まった「モメンタムファクトリー・Orii」。これまでのやり方にとらわれず、新しい発想を楽しみながらものづくりが出来るように、日々挑戦を続けています。
代表
關 悟
この名刺入れはモメンタムファクトリー・Oriiのベストセラー商品で僕たちスタッフも使用しています。名刺交換の際に目を引くカラーで、話のきっかけになることも多いです。
職人

生産地

品物が作られた場所

日本、富山県高岡市長江530

SDGsへの貢献

この品物がどのSGDsに貢献しているか

SDGsに関する詳細レポート
伝統的工芸品として認定を受けている高岡銅器は、90年代前半のバブル崩壊とともに高岡銅器の地場産業は下降の一途を辿っており、新たな技術開発や新分野へ進出を行わないことには伝統産業の存続も危うい状況となっていました。
弊社では伝統的な高岡銅器の着色技法を応用して、これまで難しいとされてきた厚み1㎜以下の圧延板へも発色させることを確立し、クラフト製品などのインテリア分野、内装外装としての建築分野、アクセサリーやバック類のファッション分野への展開を進めてきました。
また、業界の2世・3世が異業種へ移るなど、ますます担い手が不足している中で新たな事業を開拓することにより、「伝統工芸は大変・儲からない」などのイメージから脱却し、やり方や方向性によってはビジネスチャンスにもつながるということPRしてきたことで、異業種からの転職や全国からものづくりに携わりたいと若手の人材が移住してきています。

影響・効果

社会にどんな影響・効果があるのか

弊社の製品で「着色」という伝統技法を知るきっかけとなり、伝統工芸や高岡銅器、富山や日本のものづくりへの興味関心への足掛かりのひとつになれば期待しています。伝統産業の手作業の技が永続的に後世に伝わり、新たな分野としての地位を築き日本の手仕事の存在意義や歴史、魅力を趣味嗜好の合う方だけではなく万人が共有できるようになっていることを期待します。

文化遺産・伝統工芸品

認定されている称号、受賞歴等

高岡銅器

レア度

品物の希少性

この星で唯一
希少性の詳細・理由
炎や薬品をあやつり、職人が1点ずつ金属の表情をつくりあげていく技法「着色」。 季節による気温や湿度の差や職人の手の大きさ、動きによる全ての要素が重なりあい、できあがる色と紋様はすべて異なります。 ひとつとして同じものは存在しない、唯一無二の手仕事をお探しの方には特におすすめです。
モメンタムファクトリー・Orii
モメンタムファクトリー・Orii
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特定商取引法に基づく表記

Story

品物のストーリー

伝統工芸・高岡銅器着色所「モメンタムファクトリー・Orii」
銅器をはじめとする鋳物の一大産地として、400年以上にわたりその技術を受け継いできた富山県高岡市。「モメンタムファクトリー・Orii」は1950年に「折井着色所」として創業。以来、美術工芸品や仏具、銅像など、さまざまな銅製品の着色を手がけてきました。
「銅着色」とは単なる塗装ではなく、薬品と炎をコントロールしながら銅や真鍮に鮮やかな色彩を発色させる伝統技術。現在ではその技法をさらに進化させ、オリジナル商品の製作やホテル、レストラン、商業施設で使われる建築資材の開発など、培われた伝統と金属の持つ美しさを、新たな視点を通して次の世代へと受け継いでいます。

長く続けてきた伝統工芸品への着色は今、新たな価値を生み、建築・インテリア・クラフト・ファッションなど、さまざまな用途へ可能性を広げています。私たちが目指すのは、これまで培ってきた技と経験を通して、銅着色という伝統技術に新しい価値を生み出すこと。着色から生まれた「色」は、まだ見ぬ可能性を秘めています。職人の仕事のおもしろさや、高岡に根付く伝統と文化をつないでいくため、常に新しいアイディアを模索し、固定観念や従来の枠に捉われない挑戦を続けています。

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伝統工芸・高岡銅器着色所「モメンタムファクトリー・Orii」
銅器をはじめとする鋳物の一大産地として、400年以上にわたりその技術を受け継いできた富山県高岡市。「モメンタムファクトリー・Orii」は1950年、「折井着色所」として創業。以来、美術工芸品や仏具、銅像など、さまざまな銅製品の着色を手がけてきました。「銅着色」とは単なる塗装ではなく、薬品と炎をコントロールしながら銅や真鍮に鮮やかな色彩を発色させる伝統技術。現在ではその技法をさらに進化させ、オリジナル商品の製作やホテル、レストラン、商業施設で使われる建築資材の開発など、培われた伝統と金属の持つ美しさを、新たな視点を通して次の世代へと受け継いでいます。

伝統工芸「高岡銅器」の最終工程である「着色」。
完成された鋳物にどう色をつけるかという従来の仕事に留まらず、素材の活かし方や新しい色の探求によって生まれたのが、薄い銅板への着色を可能にした独自の発色技術でした。長く続けてきた伝統工芸品への着色は今、新たな価値を生み、建築・インテリア・クラフト・ファッションなど、さまざまな用途へ可能性を広げています。

私たちがこうして自由な発想でものづくりに取り組めるのも、そこに日々磨いてきた技術があるからこそ。時代の流れによって、本来の伝統工芸品に触れることは少なくなってしまったものの、その歴史や知識は、これから先の作り手にも伝え続けていかなければなりません。

高岡だけでなく、日本の伝統産業は今、とても厳しい時代です。だからこそ、私たち自身が楽しみながら挑戦を続けていくことでその技術と文化を守り、そこから生まれた価値観を新たなスタンダードにしていくことが、これから目指すべきものづくりであり、職人のあり方なのだと思います。

私たちが目指すのは、これまで培ってきた技と経験を通して、銅着色という伝統技術に新しい価値を生み出すこと。着色から生まれた「色」は、まだ見ぬ可能性を秘めています。職人の仕事のおもしろさや、高岡に根付く伝統と文化をつないでいくため、常に新しいアイディアを模索し、固定観念や従来の枠に捉われない挑戦を続けています。



着色技術の可能性を広げる新たな建築資材。
高岡銅器の伝統的な発色技法を施した銅・真鍮は今、建築の分野でも注目を集めています。独特の風合いには落ち着きと重厚感があり、大理石や天然木のように自然でありながら、個性的で深みのある空間を演出。これまでにはない建築マテリアルとして、全国のレストラン、駅、商業施設、高級ホテルなど、さまざまな場所で使用されています。
細かな手作業と長年培ってきた技術によって職人が一枚ずつ発色させるため、明るさや濃度の細かな調整はもちろん、斑紋や筋目によって表情を変えることも可能です。

新たなマテリアルプロダクトとして。
鋳造品でしか表現できなかった着色技術を発展させ、困難だと言われてきた1mm以下の薄い銅板への発色法を確立したことによって、これまでには無いプロダクトやクラフトを作ることが可能に。日本の伝統技術を身近に感じることのできる色鮮やかな「オリイマーブル」は、空間デザインやインテリアのアクセントとしても活用されています。

空間を自由にデザインする色とりどりのタイル。
職人の手で薄い銅板を一枚ずつ発色させた銅/真鍮製のタイル「オリイマーブル」。試行錯誤を重ね開発した色鮮やかな発色には金属特有の深みがあり、壁面やテーブル、ドアなどのアクセント、異素材との組み合わせも自在。伝統技術を現代の生活にも応用し、空間デザインに自由な発想を生む新しいマテリアルです。

イメージを形に。屋外でも目を引く看板・サイン。
施設やレストランの顔ともなる看板は、ショップやオーナーのメッセージを伝える重要なツール。当社では、企業の社屋や富山県内の観光・文化施設、全国の旅館やレストランの看板・サインなども数多く手がけています。サインに伝統工芸の技を施すことで建物の外観に深みを与え、そのイメージが施主やクライアントの展望をさらに広げることにもつながっています。

住まいの顔にも上質で個性的な存在感を。
ご家族のアイデンティティを表わす個人住宅の表札も、鋳物の重厚感とOriiの発色技法を生かした印象的なデザインに。いくつかの仕様の中からお好きな色、書体、文字を選び、凹凸加工やイラストを入れるなど、住まいと家族の未来へ想いを込めたオリジナルの表札を作ることができます。

伝統的なものづくりを継承する修復作業。
全国の観光地や美術館などにある銅像・アート作品の着色も数多く手がけてきた当社では、その技術と経験をもとに修復・着色補正も行っています。時代の変化に伴い、伝統的な銅器に関わる仕事が減っている今だからこそ、先人たちの手仕事に触れることで、知識や体験として、伝統工芸を継承していくことも重要だと考えています。

オープンな現場に全国から集まる職人たち。
オリジナルのワークウェアを制作するなど、これまでのイメージに捉われない新たな職人像を追求し続けているモメンタムファクトリー・Orii。銅着色の可能性と美しさを広く知ってもらうため、地域の子供たちや観光客へ向けた工場見学も実施。インターンや職場体験も積極的に受け入れ、UターンやIターンで高岡の伝統工芸を志す若者も増えています。
伝統工芸を受け継ぐ厳しさとやりがいに触れることで生まれる発見やアイディアは、着色や発色に関わる技術だけでなく、日本の伝統産業の可能性をさらに広げていくはずです。

目と手で触れる銅着色体験。
高岡銅器の文化や銅着色技術への理解を深めてもらう活動の一環として、工場見学をはじめ、伝統技術を体験してもらうワークショップも開催。ただモノを作るだけではなく、それぞれのスタッフが普段の仕事から感じていることを、訪れた人たちに伝えていけるような環境づくりにも努めています。近年では本社工場横にショールームも開設し、オリジナル商品の販売や試作品なども展示。県内外から多くのお客様にお越しいただいています。

受け継いできた「色」と文化を海外へ。
私たちが継承してきた日本の伝統的着色技術と、独自に発展させてきた銅着色。その「色」と文化を広く知ってもらうため、年に数回、フランス、シンガポール、シドニー、ニューヨーク、中国主要都市、台湾などで開催される展示会や個展での発表を続け、海外の人たちへ向けた活動にも力を入れています。

着色技術をファッションへ落とし込んだ「Orii fabrics」。
折井宏司が絵を描くように銅板へ発色させた色と柄を、布に印刷することで生まれた「Orii fabrics」。スーツの裏地やワンピース、ストールなど。銅着色ならではの美しい色と模様は、新たなグラフィックの表現手段としてもその可能性を広げています。

前進する工場、モメンタムファクトリー。
私たちは伝統を尊重しながらも決してそこに留まることなく、銅着色の新しい可能性を模索し、さまざまなことに挑戦してきました。新たな発見や出会いを求めて前進する工場、「モメンタムファクトリー・Orii」は業界をまたぎ、これからも銅器の街・高岡から未来への発信を続けていきます。