れん イヤリング
Transparency Points
透明性項目
品物のハイライト
この品物の注目して欲しいポイント
作り手
品物の生産に関わった作り手の顔とコメント
生産地
品物が作られた場所
SDGsへの貢献
この品物がどのSGDsに貢献しているか
影響・効果
社会にどんな影響・効果があるのか
釉薬の温かみのある色合いが使う人の心も温かくしてくれます。
レア度
品物の希少性
Story
品物のストーリー
七窯社は、昭和24年に創業した老舗タイル店が展開するタイルの新しい楽しみ方を発信するブランドです。
およそ1300年の歴史を持つ美濃焼の産地・岐阜県多治見市で、タイルの製造や販売を行ってきました。平成25年に始動したアクセサリー部門は、タイルが建物を彩るように、その美しさで人を彩ることをコンセプトとしています。1粒1粒の小さなタイルの中には伝統的な模様や技法、やきもの特有の色や風合いを凝縮しています。
美濃焼の大きな特徴の一つは、ひとつの作品が多くの人や自然を介して完成することです。七窯社のアクセサリーを身に着けることで、作家のデザインだけでなく、地球が育んできた足元の「土」、受け継がれてきた「職人技」、想像を超える変化を与えてくれる「自然の力」、そして携わる人の「愛」が合わさって生まれる美濃焼タイルの芸術性をお楽しみいただければ幸いです。
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タイルの新しい楽しみ方を発信する
多治見のタイルブランド「七窯社(ななようしゃ)」
タイルの新しい楽しみ方として、建築物だけでなく、ファッションや生活雑貨にもその用途を広げています。 細やかな手仕事と自然の偶発性が生み出す美濃焼タイルの魅力をお楽しみください。
七窯社の歩み 「愛情を持って、地域資源を活かし、世界を彩る」
七窯社の興りは、1949年に鈴木富郎が創業したタイル商社・七(なな)洋社(ようしゃ) (後:七窯社 鈴木タイル店) に遡ります。当時は国内の建築物が木造からコンクリートへと転換する時期で、国内でも多くのタイルが製造されるようになってきていました。
1988年には、2代目・鈴木典雄が有限会社鈴研.陶業を設立し、役物(やくもの)タイルの生素地製造を開始します。役物とは特殊な役割を持ったタイルのことをいい、中でも典雄は建物のコーナー部分に使用する「曲がったタイル」の生地の製造に取り組みました。
その事業がバブル期の日本で隆盛を極めた一方、新たな建築素材も次々と台頭します。
かつてはお風呂場やシンクに頻繁に使用されていたタイルですが、現代の人々にはなじみの薄いものになりつつあるのが現状です。
そんな中、タイルの役割としてその装飾性に着目し、2011年には経営理念として「愛情をもって、地域資源を生かし、世界を彩る」を掲げます。そしてタイルの新しい可能性を求めて、2013年、3代目・鈴木耕二が着手したのがタイル・ブランド「七(なな)窯社(ようしゃ)」です。これまでにタイルのパズルやユニークな形のタイル(金魚型など)、タイルのアクセサリーなどに取り組んできました。
建物を彩る建材から、人を彩るアクセサリーへ
「タイルの新しい楽しみ方」を発信したい 七窯社は、美濃焼タイルの新しい楽しみ方を発信するブランドです。中でもアクセサリー部門は「建物を彩る」タイルの美しさに着目し、「人を彩る」というコンセプトのもとスタートしました。
七窯社のアクセサリーは、美濃焼の産地である岐阜県多治見市で作られています。この地には焼き物に携わる多くの会社や人が集まっており、私たちはそうした地域の人々に支えられながら日々制作を行っています。そのもととなる原料は、美濃地方の原料メーカーから、タイルや美濃焼に用いるものをいただいています。
デザインには、美濃の地に集まった陶芸作家を起用しています。新しい挑戦をする際には、それぞれ専門分野を持つ地元の会社が手を貸してくれます。制作は、地元の職人の手によって、ひとつひとつ丁寧に行われています。そしてどんなに手をかけて育てたアクセサリーも、最終的には人の手が届かないところ(窯の中)で完成を迎えます。窯の中では様々な化学反応が起こり、時には想像もしない変化を生みます。そうした驚きも楽しみながら、みなさまのもとに作品をお届けしています。
足元の「土」、地域に根付く「文化」、会社に伝わる「技術」、作家の独創的な「デザイン」、それを形にする「職人技」、雄大で予測不能な「自然」、そして携わる人々の「愛情」がすべて繋がって、ようやく、個性ある1粒が出来上がります。そうして生み出されたタイルのアクセサリーで、みなさまの日々に彩りをお届けできれば幸いです。
美濃焼タイルとは
平安時代から続く美濃焼の技術を発展させて作られたもの。昭和に入ると色鮮やかなモザイクタイルで一目を集めました。 現在、日本で生産されているタイルの約80%がこの美濃地方で生産されています。 今日でも美濃焼タイルは、日々開発と進歩を続けています。