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【偏食さん向け】 栄養バランスが気になる子のふりかけ 30g
ストーリー
【偏食さん向け】 栄養バランスが気になる子のふりかけ 30g

【偏食さん向け】 栄養バランスが気になる子のふりかけ 30g

2025/03/26・byYOKAYOYOKAYO

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「おたすけふりかけが助けるのは

ママとこどもの笑顔と健康」



頑張っているお母さんにスイッチオフできる時間を。
お母さんの笑顔を増やしたい。
心配しなくていいよと伝えたい。

そんな想いが込められた栄養おたすけふりかけ「YOKAYO」。
防腐剤や化学調味料が入っていない、限りなく自然由来にも関わらず11歳までの子どもに必要な栄養素がしっかり取れるふりかけだ。

原料は全て自分で選び、添加物でさえもその原材料の調達から生産までの経路が明確になっている。
安心安全でおいしいふりかけは、頑張るお母さんの助けになる。

作っているのはマモフ合同会社代表の鈴木有希さん。

料理が苦手だという自身の経験から、手軽に栄養を取れるYOKAYOを開発した。
「手抜き」ではなく「手間抜き」。

父と祖父母から学びを得た幼少期。異国の地で感じた野菜のおいしさ。コロナ禍での苦労。これまでの経験がYOKAYOにつながった。

頑張る全てのお母さんを思う鈴木さんの、想いとストーリーを聞いた。


「大切なことは父と祖父母の背中から」


福岡県久留米市出身の鈴木さん。
子どもの頃は興味があることに後ろを顧みず走っていくような、おてんばで破天荒だったという。
小学校から大学まではバレーボールに打ち込んだ。

そんな活発さとは裏腹に、メルヘンな一面も持っていた。本を読む際は物語を選んだ。事実ではなく、ファンタジーの世界が好きだった。

小さいころから「誰かの役に立ちたい」という想いがあった。

そのルーツは父にある。

父は医療従事者で、医療の普及のためインドネシアで病院の建設に携わっていた。
帰国した父から聞いた話で、社会の不平等さを痛感した。自分は恵まれた環境にいる。それなら、人の役に立ちたい。

鈴木さんの想いを形成したのは父の姿だけではない。
農家を営む祖父母の背中からは食べ物やその向こうにある生産者への感謝の気持ちを学んだ。
私たちが毎日当たり前に食べているお米や野菜は、農家の人たちのとてつもない苦労の上にある。だからこそ、ご飯粒一つでも残さないようにしたい。

父や祖父母の姿を間近に見ることで「自分も社会の役に立ちたい。救いたい。」という思いを抱くようになった。

幼い頃からメルヘンが好きだった鈴木さんは大学でフランス語を専攻した。フランスのマリーアントワネットやお洋服などがとても魅力的で、憧れがあったという理由で進んだ道だった。

憧れのフランス留学。


大変だったのは自炊だった。料理が苦手で留学中の食生活はビスケットやヨーグルトなど荒れに荒れてしまった。
そんな中、マルシェで買う野菜のおいしさとそこにいる人の優しさに救われていた。


帰国後は東京でファッション雑誌編集の仕事に就いた
キラキラした世界を想像していたが、現実はとても厳しい世界だった。みんなが自分のことに必死で、「誰かのため」ではなく「自分のため」に動いている環境。
私は誰かのために働きたいと、改めて実感した。

「人生を変えたのは母を思う子どもの一言」



退職後、結婚し子どもを出産した。肌が弱い子だった。

子どもの肌をきれいにしてあげたいとフランスに本社があるオーガニックの石鹸会社に入社。フランス出張をする機会もあり、オーガニックについて学ぶようになった。

フランスのマルシェで売られていた石鹸はみんな、自分の為やこどものために作られていた。

扱っていた石鹸は、1人の農学者のマダムが作っており、 オーガニック認証団体「Nature & Progres (ナチュール・エ・プログレ)」から認められたもの。Nature & Progres は、原料の製造から製品の出荷に至るまでの全工程において「自然界のサイクルを乱さない事」を基本理念として設定されている、厳しい認証だ。

大量生産や安さを追求するやり方では、自然も人も誰かが傷ついてしまう。

誰かのために、自然を破壊しない方法でするのが一番いい。自然に優しいものは人にも優しい。
素朴に生きるなかにこそ、本当の豊かさがあることを学んだ。

そんな中、コロナ禍に入りこどもの幼稚園が休園になった。
自分がいつでも動ける環境にいないと、子どもに何かあったときにそばにいてあげられない。女性の生き方について考えるようになり、独立を決めた。

イベント企画代行を始めたりマルシェを開催したり、何で起業するか模索する日々が始まった。
仕事と家庭を必死で両立する毎日。一番大変だったのは料理だった。

コロナの影響で幼稚園の給食が廃止になり、毎日3食を作らないといけなくなった。
特に身体を大切にしないといけなかった時期。料理は正直苦手だが、しっかり栄養を取れる食事をつくりたい。
でも、3食自炊は大変だった。

ある日、お好み焼きを作っていた時に限界が来た。

栄養を取るため野菜をたくさん入れて生地を作ったが、うまくまとまらない。こんなに頑張っているのになんでうまくいかないんだろう。
張りつめていた糸が切れたように、涙が落ちた。

「お母さん、おにぎりでいいよ」

おにぎりなら料理が苦手な私でも作れる。
見かねた子どもにかけられた言葉が人生を変える。
…それなら、おにぎりで十分な栄養が取れればいいのではないか。
ふりかけに栄養があれば解決する!!

母を心配して言ってくれたであろう子どもの一言で心が軽くなり、母親だからと言って頑張りすぎなくていいことに気が付いた。
自分のように、「母親はこうあるべき」と思って頑張りすぎているお母さんたちを救いたい。「誰かの役に立ちたい」というぼんやりとした思いが、「お母さんのために」という確実な想いに変化した。

「お母さん、気にせんでよかよ。」



ふりかけ作りは子どもにとってどんな栄養が必要かを考えるところから始まった。管理栄養士指導の下、不足している栄養をどの野菜で賄うのかを考えた。

お母さんのためのふりかけを作るにあたってお母さん達の声を聞いた。
偏食や便秘など、悩みを解消できるふりかけが欲しい。また、何が使われているのかその原産地は?という背景を明確にしてほしい。
そういった声に応えるべく、原材料選びは全て自分でおこなった。どうしても野菜では栄養価の確保が難しい栄養に至っては添加物を使用。

その添加物でさえも、製造過程を調べ尽くし自信を持って安全で栄養があると言えるふりかけ「YOKAYO」を作り上げた。

「よかよ。大丈夫だから」


「YOKAYO」は福岡弁の「よかよ」から取った言葉。
相手の全てを受け入れて肯定する意味がある。自分自身も母親だからこそ、お母さんたちの頑張りもつらさも分かる。

でもそんなに頑張らなくてもいいよ。
心配しなくてもいいんだよ。

このふりかけさえあればちゃんと栄養が取れるから。

お母さんたちに寄り添い、一緒に伴走できるふりかけ。手軽に子どもの栄養補給ができるふりかけは、日々頑張っているお母さんの助けになっている。


「MOM OFF」



今一番の夢は、ふりかけ薬局を作ること。

ふりかけの種類をもっと豊富にして、悩みに即したふりかけを探せる駆け込み寺を作る。

口内炎ができたならこのふりかけ、便秘ならこのふりかけ…。
アレルギー対応のふりかけも開発中だ。

おいしい薬なら子どもも嫌がらないだろう。

理想は駄菓子屋のような憩いの場にすることだ。

子育てを一人で頑張るのは簡単にできることではない。困ったときに立ち寄って、わくわくしながらおいしい薬を選んで、お母さんどうしみんなで助け合える場所。
そんな場所を作りたい。

今の日本は「安さ」にフォーカスしすぎていると感じる。

安心でおいしい野菜の裏には農家のとてつもない苦労があるのに、それに見合った対価を払おうとしない。

目の前の安さや手軽さだけでなく、その裏に隠れた誰かの努力や想いなど本質を見ないといけない。本質を見れる人が増えていけば、社会はもっとよくなるだろう。

会社名の「マモフ」は「MOM OFF」に由来がある。
お母さんのスイッチを切ってオフになれる時間を作る。お母さんの笑顔を増やしたい。
子どもが健康で安全であれば、お母さんの笑顔は増えるはずだ。

頑張るお母さんが頑張らなくていい社会を目指し、今日も鈴木さんはふりかけと向き合っている。