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【すべりにくい】オリーブの花咲くお箸 各サイズ
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【すべりにくい】オリーブの花咲くお箸 各サイズ

しっくりと手に馴染む、無塗装で優しい表情のお箸です。 麺類や滑りやすいものにぴったり。 デザインには食卓の笑顔に願いを込めて、現地の文字をあしらいました。 ◆素材について パレスチナ一帯はオリーブの原産地で、その栽培の歴史は古く紀元前にまで遡ります(樹齢数千年の古木も生えています)。毎年秋にオリーブの収穫があり、その後木の健康を考えて剪定をします。剪定された枝や幹は木材業者に渡り、様々な工芸品・日用品に生まれ変わります。 貴重な素材なので、小さな材もこうして加工したり、冬の燃料に利用します。 ◆作り手「Holy Land Handicrafts Cooperatives Society」について グローバル経済から地域の伝統工芸と職人を守るために設立された、中東で一番古い世界フェアトレード連盟(WFTO)加盟団体です。小規模な工房と海外への窓口となるオフィスとで手を携え、約2,000人の生活を保証しています。 架け箸はオフィスのアミラさんと直接やり取りをして商品を買い取っています。
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海外発送可
ショッププロフィール
架け箸
架け箸
2品
送料(1品ごと): 日本: ¥185, 海外発送: ¥2,000
ご注文から4日以内(土日祝除く)の発送となります。
¥3,080(税込)
ポイント還元
30 SeC
a.笑い声のははははー【هههههههه/アラビア文字のha
その他
19cm
¥3,080(税込)
ポイント還元
30 SeC
a.笑い声のははははー【هههههههه/アラビア文字のha
その他
21cm
¥3,190(税込)
ポイント還元
31 SeC
a.笑い声のははははー【هههههههه/アラビア文字のha
その他
23cm
¥3,410(税込)
ポイント還元
34 SeC
b.にっこり笑顔のたー【ت/アラビア文字のT】
その他
19cm
¥3,080(税込)
ポイント還元
30 SeC
b.にっこり笑顔のたー【ت/アラビア文字のT】
その他
21cm
¥3,190(税込)
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31 SeC
b.にっこり笑顔のたー【ت/アラビア文字のT】
その他
23cm
¥3,410(税込)
ポイント還元
34 SeC
c.アシンメトリー【هههههههه&ت】
その他
19cm
¥3,080(税込)
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30 SeC
c.アシンメトリー【هههههههه&ت】
その他
21cm
¥3,190(税込)
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31 SeC
c.アシンメトリー【هههههههه&ت】
その他
23cm
¥3,410(税込)
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34 SeC
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品物のハイライト

この品物の注目して欲しいポイント

文化伝統
人々への愛
自然素材・オーガニック
森を守る
手作り

作り手

品物の生産に関わった作り手の顔とコメント

髙橋智恵
中東パレスチナにホームステイし、その文化に惚れました。まだまだ知られていないその魅力を伝えたい!現地の方々と一緒に作ってきたプロダクトをお届けします。エシカルな選択肢に、フェアトレードを。
架け箸代表
カラム・イシード
お箸を使うときには、愛情をこめて作られたこと、世代から世代へ受け継いでいくべき手仕事であるということ、また、聖地のオリーブの木から作られているのだということを感じて欲しいです。
HLHCSの木工職人

生産地

品物が作られた場所

日本、兵庫県川西市

原材料

品物の素材や原料

自然素材の割合
100%

オリーブウッド

100%

リサイクル素材

リサイクル素材が使われている割合

100%
リサイクル活動の詳細
オリーブの実を付けなくなった枝、木のみを選び、木材にしています。
剪定により、木の健全な生育サイクルを促しています。

また、小さい木の欠片もペンダントなどに加工されるほか、冬の燃料にも活用されていて無駄がありません。

SDGsへの貢献

この品物がどのSGDsに貢献しているか

SDGsに関する詳細レポート
占領下にあるパレスチナ地域での農業、木材加工業、フェアトレードを支えるプロダクトです。関わる人達の収入源になり、無理のない資源の利用で持続的な事業継続を志向しています。オリーブ畑の保護は生態系の保護にも寄与するため、そこに住む人間だけではなく動植物を紛争から守ります。パレスチナの文化的魅力を手仕事を通してお届けすることで、世間的な関心を高め、公正な社会に向けて人と人としての関係を築いていきます。

影響・効果

社会にどんな影響・効果があるのか

お箸という食卓の中心からフェアトレードが広がることで、暮らしの豊かさに寄与します。使う人の広がりとともに、紛争地という言葉だけでは捉えられない現地の姿も認知され、共感の広がりが現地の力になります。

文化遺産・伝統工芸品

認定されている称号、受賞歴等

オルタナ サステナブル★セレクション 2022年 一つ星

レア度

品物の希少性

容易く手に入らない
希少性の詳細・理由
オリーブのお箸自体が非常に珍しいものですが、原産地であり、また聖地でもあるパレスチナで代々受け継がれてきた歴史ある木工と、日本のお箸文化との組み合わせは、ここでしか手に入りません。占領下でたくましく育ったオリーブとの一期一会の出会いです。
架け箸
架け箸
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特定商取引法に基づく表記

Story

品物のストーリー


中東パレスチナの地場産業を活かした手仕事を扱う「架け箸」です。

オリーブウッドの日用品と、アップサイクルを取り入れたファッションアイテムを、生産地パレスチナから直接、心を込めてお届けします。
私達がお届けしたいのは、暮らしに寄り添ってくれる手仕事のパワーです。

私達を取り囲む大量生産された工業製品は、確かに買いやすい値段で、規格も揃っています。でも、何か五感で惹かれるものがあって、悩んで買ったものや、おばあちゃん、おじいちゃんから受け継いでもう何十年も経つもの、作った人の顔が分かるもの、ひとつひとつ形の違うもの。そうしたものは、色褪せずに私達の暮らしを支えてくれます。

架け箸の生産地パレスチナはオリーブの原産地。地中海にも面しています。
武骨で荒々しいオリーブの木目は唯一無二の存在感。
整った柾目とは一味違うオリーブの魅力をお届けします。


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架け箸について


日本×中東パレスチナのカワイイを届けるクリエーションブランド。
”素敵に国境はない”というビジョンのもと、暮らしの中で愛着が湧く商品をお届けしていきます。

オリーブの木の日用品と、アップサイクルを取り入れたファッションアイテムを、生産地パレスチナから直接、心を込めて皆様にご紹介しています。

私達がお届けしたいのは、暮らしに寄り添ってくれる手仕事のパワーです。
私達を取り囲む大量生産された工業製品は、確かに買いやすい値段で、規格も揃っています。でも、何か五感で惹かれるものがあって、悩んで買ったものや、おばあちゃん、おじいちゃんから受け継いでもう何十年も経つもの、作った人の顔が分かるもの、ひとつひとつ形の違うもの。そうしたものは、色褪せずに私達の暮らしを支えてくれます。

架け箸の生産地パレスチナはオリーブの原産地。地中海にも面しています。
武骨で荒々しいオリーブの木目は唯一無二の存在感。
整った柾目とは一味違うオリーブの魅力をお届けします。



「壁ではなく橋=箸を作りたい」という想いを形に


学生時代、パレスチナにホームステイしていた時、町を移動すればほぼ必ず壁を目にしました。

8mの高さの「分離壁」は、安全保障という名目のもとでパレスチナの農地や村を分断するように建設されています。目の前にすると、生きることの尊さや人間の暴力的な側面について、人を人種で分ける意味について、何度も考えさせられました。壁は、その向こうで暮らす人達の人柄や文化を見えなくして、テロリスト、危険な人達、というレッテルを生み続け、この地域の占領問題を解決しにくくしています。

私は、壁ではなく橋=箸を作りたい、壁の向こうのパレスチナの人達と何かを生み出したいと思いました。日本では箸は毎日食卓に在り、暮らしの中心にある道具です。そんな場所に現地特産でたくましく育つパレスチナ産のオリーブを使ったお箸を置いてみたら?と思いついたのがきっかけでした。

それから、生産者を探し始めました。本当はすぐに現地入りして工程などああだこうだ言おうと思っていたのですが、ちょうどコロナ禍が始まり、数カ月で収まるかもと期待するうち2年が経ち、現地には入れていませんが(2022年執筆時。同年秋に現地渡航)、オンラインでのやり取りと、最近ではパレスチナに移住した友人の助けを得て、製品の形を作ってきました。


オリーブの花咲くお箸の魅力は、まず、宇宙に一つしかない一点物の木目と、手に馴染むぽったりとした木肌です。荒々しい表情もあれば、すっきりした部位もあって、飽きることなく眺められます。また、食という生活の中心からフェアトレードやエシカルが遠心上に広がっていくのも素敵なポイントです。

現地に飛べたら早かったのですが、コロナ禍の国境封鎖はものづくりの大きな打撃でした。なかなか進まない状況、苦しくなっていく現地の財政(観光地の為、お客さんがいない状態になってしまった)。2020年の立ち上げ期はお互いに辛い時期でしたし、実績も経験も無い私に対して、渉外の方も率直な思いを吐露してくださったりもしました。
一度は頓挫しかかったのですが、ダメ押しで探したところこちらのカラムさん(写真)が製作することになり、そのタイミングで友人がパレスチナに移住したことも重なって、ようやく実質的な生産に漕ぎ着けました。



パレスチナの職人 カラムさんとの出会い



多くの方々がお箸の制作に関わっています。
―オリーブの木の農家さん(パレスチナの農村より)
―通訳や手配をするHLHCS(地域共助のフェアトレード団体)のスタッフ
―カラムさん筆頭に4~5人の職人さん達
―レーザー彫りをする方
―お箸を届けてくれ、直接現地で様子を見てくれた日本人の友人知人
ーお箸の木型を作ってくださった(株)かわな工業さま


カラムさん、及び彼のもとで働く方たちは、お箸を使ったことが無いにも拘らず、お伝えしたフォルムを再現し、あたたかみのあるお箸を生み出してくださいました。

カラムさんとは、地域共助のフェアトレード団体HLHCSを通じて出会いました。HLHCSとは、パレスチナのローカル雑誌の編集長さんを介して繋がり、お箸製作の話を依頼しました。そこから数人の職人さんにトライしていただいたのですがうまくいかず、コロナ禍のロックダウン等もあって作業も遅延に遅延を重ね、ようやくたどり着いたのがカラムさんでした。

―カラムさん
「私達は工房で働いています。環境はあまり健康的ではないのですが、HLHCS(地域共助のフェアトレード団体)が労働条件を改善するために取り組んでくれています。兄弟でマザーオブパールの加工工房もやっていたのですが、そちらはすでに改修済みです。今は彼に任せ、私はオリーブウッド専用の工房で仕事をしています。」



オリーブの木からお箸ができるまで



完全に乾燥させたオリーブウッドをカットし、角材にします。それをやすりを用い、マシンと手とで交互に箸の形に近づけていきます。非常に加工が難しい木なので折れない程度に慎重に先端を細くし、全体が整ったら、デザインを入れるためにレーザー彫りに回します。
最後にミネラルオイルかベジタブルオイルを塗って乾燥を防いだら完成です(いつも同じものが手に入るとは限らないため)。



カラムさんに、箸をつくっているときに考えていることを聞きました。

―カラムさん
「特にお箸に関しては、最善を尽くして一番良いものを創ろうと考えながら制作しています。皆さんが私の作ったお箸をスプーンやフォークのように使いごはんを食べているのを何度も想像しては、嬉しく思います」



ものづくりは「人生」そのもの

カラムさんに、ものづくりに対する想いを聞いてみました。


―カラムさん
「ものづくりは私の人生であり、私の父親がそうしてくれたように、私も子どもたちへ受け継いでいっています。ものづくりは私達の文化であり、伝統なのですから。

私がお箸を作り続けているのは、真新しいからです。私たちに馴染みのないものでも作れる、私達は何でもできる、可能性があるのだと、世界に示さないといけないと使命感を持っています。」



周りを思いやることのできる社会をつくりたい



架け箸は、ものづくりと販売を通して、周りを思いやることのできる社会になっていけばいいと願っています。

ひとりひとりは素敵なのに、人類は集団になったり、権力を握ったりすると、思いやりにかけ、残酷なことを平気でしてしまう生き物だと思います。そのしわ寄せは、地球環境、他の生物、そして身内であるはずの人間にまで及び、表面上平和そうに見えても、私達は矛盾と搾取に溢れる世界に生きているのが現状です。

そのしわ寄せに日々接しているパレスチナの人達と共にものづくりをすること、一緒にお仕事をさせていただくことは、優しい世界を作りたいという、架け箸の意思表示です。


カラムさんの理想の未来も聞いてみました。

―カラムさん
「シンプルですが、私達の工芸が支えられ、その重要性が感じられる未来になってほしい、その一心です。」



愛情、そして世代を越えて受け継ぐべき手仕事を伝えたい

お箸を買う人、使う人に伝えたい想いをカラムさんに聞きました。

―カラムさん
「私の作るお箸を手に取ることで、パレスチナのキリスト教徒について、そして私達の国の伝統と工芸について知って欲しいと思っています。

使うときには、愛情をこめて作られたこと、世代から世代へ受け継いでいくべき手仕事であるということ、また、聖地のオリーブの木から作られているのだということを感じて欲しいです。」



(おまけ)架け箸代表の幸せ時間

慌ただしい普段よりスローダウンしたひととき。
ギターを弾いたり散歩したり語学を勉強したりするのが好きですが、最近はあまり休日がありません。休まないと、と思いつつ、終わりのない仕事と格闘しています。

あとは、冬のつんとした空気を吸い込むと幸せな気持ちになりますね。
健康第一を思い知って、ジョギングするようになったので、以前より外の空気を吸って体調良く過ごせている気がします。