【農薬・化学肥料不使用】ストレートにんじんジュース アロマレッド 1000ml
自然な甘みのストレート人参ジュースです。農薬、化学肥料を使用せずに栽培した人参をすりおろしてペースト状にしたものを、ろ過せず瓶詰めしたので、食物繊維もそのまま入っています。レモンと梅エキスを少量使い、すっきり飲みやすく仕上げました。クセのない果物のような甘さはお子様にも好評です。
苦味、青臭さが少ない芯まで濃紅色の人参「アロマレッド」を使用。
名称:にんじんジュース
原材料名:にんじん(長野県産)、レモン(国産)、梅エキス(国内製造)
内容量:1000ml
賞味期限:2025.4
保存方法:直射日光と高温を避け、常温保存
在庫切れ
日本国内発送のみ
ショッププロフィール
藤井農園
2品
送料(1品ごと): 日本: ¥800 (北海道: ¥1,200, 沖縄県: ¥1,500) 品物はご注文から3~4日以内に発送されます
¥1,300(税込)
ポイント還元
13 SeC
あとで買う
Transparency Points
透明性項目
品物のハイライト
この品物の注目して欲しいポイント
自然素材・オーガニック
藤井農園
品物一覧を見る
特定商取引法に基づく表記
Story
品物のストーリー
長野県佐久市の藤井農園は、環境にも人にも優しい循環型の有機栽培で野菜を生産し、消費者に直接宅配しています。安全性はもちろんのこと、「おいしさ」にこだわって育てられた藤井農園の野菜は、日本各地のレストランでも使用されています。農園で生産された人参だけで絞ったストレートにんじんジュースは、自然な甘みで子どもでも飲みやすい味わいです。
Learn Stories of Makers
「長野からこだわりのおいしさを」
農業にかかわる人が増え、人が自然とのつながりの中で生きていることを多くの人に実感してほしい。
そう語るのは、長野県佐久市にある藤井農園の代表、藤井志郎さん。
環境にも人にも優しい循環型の有機農業で栽培される藤井農園の野菜は、とにかくおいしさにこだわっている。安全性はもちろんのこと、やはり食べ物で一番優先するべきは「味」だ。
おいしい野菜を最高のタイミングで収穫・提供し、同時に自然と農業の素晴らしさも伝える。自然に魅了され、何事も楽しんで挑戦してきた藤井さんだからこそ作れる味がそこにはある。
奥様と二人三脚で無農薬・無化学肥料の野菜を届けてきた、藤井さんの想いとストーリーを聞いた。
「自然との出会い」
埼玉県さいたま市の郊外で育ち、風景の中に畑はあったが、農業とは無縁の少年時代を送った。勉強が得意で、物理と化学が好きだった。将来は研究者になりたいと、県立浦和高校から東京大学に進学した。
藤井さんが自然に興味を持ったのは、大学一年生で入った山登りサークル。
最初は入る気がなかったが、先輩に誘われ新人歓迎の山歩きに参加。奥多摩の小さな山で初めて山登りを経験した。それが意外に楽しかった。
それからは春から秋にかけて月2回くらい山に行くようになる。八ヶ岳や北アルプス、南アルプスへ。山頂から眺める景色が本当に美しい。川のせせらぎや鳥のさえずり、自然に包まれていると幸せを感じた。
自然に魅了され、同時に環境問題への意識を持った藤井さんは農学部に進み、自然と人間の関わりや、都市開発の中で自然をどう共存させるかについて学んだ。自然に関わる仕事がしたいという想いが芽生え始めた。
日本の環境行政にかかわりたいと国家公務員を目指したが叶わず、IT系のベンチャー企業に務めることになる。ITは、今後を担っていく分野。自然は一度諦めて、食べていくためにITの技術を身につけようと考えた。
「何事も楽しむ。しかし、変化も忘れない」
いざIT企業で働いてみると、仕事が楽しく、のめり込んだ。楽しみながら仕事をした結果、5年後にはリーダーに昇進し、収入も入社当初の倍近くまで上がっていた。
しかし、次第に諦めたはずの自然や環境に関わる仕事がしたいという気持ちがふつふつとこみあげてくる。
「やりたかったことに挑戦しよう」
こうして転職を決意した。
転職先は、環境分野のコンサルティング会社。ビジネスがグローバル化していく中で、企業の行動が人類や地球の未来を左右するという考え方のもと、企業に対して環境問題への取り組みをコンサル、アドバイスする会社だ。
具体的な仕事はCSR報告書やサステナビリティ報告書の制作。大手企業がCSR(企業の社会的責任)をどれくらい果たせているか、ステークホルダーにどう伝えればいいのか。海外の先進事例を用いてアドバイスし、報告書の企画や制作のサポートをおこなった。
やりがいがあり、意義のある仕事だった。しかし、コンサルは人に働きかける間接的な仕事。もっと直接的に自分自身ができることはないのか、そんなことを考え始めていた。
そう思っていた矢先、ネットでサラリーマンから脱サラして有機農家に転身した人が書いた記事を見つけた。農家ってなれるものなのか。可能性を感じた。
行動力に溢れる藤井さん。
記事を書いた長野県佐久市の農家さんに直接連絡を取り、会いに行った。
「自分が求めていたものはこれだ!」
家の前に広がる畑を見て、心の中で叫んだ。
奥様も乗り気だったこともあり、仕事を辞めて長野に移住し、農家に転身することを決めた。
もしうまくいかなかったら、その時考えればいい。
「おいしい野菜をおいしい時期に」
長野県佐久市は、奥様と何度も旅行で訪れた思い出の場所だった。自然が多い場所で子育てしたいという希望も叶うし、実家へのアクセスもいい。すべての条件が揃っていた。
移住して最初の1年は、記事の農家さんが研修したベテラン農家に弟子入りし、有機農業について学んだ。
農業は、初めから研修先と同じ有機農業でおこなうと決めていた。
決め手は、「味」。
それまで野菜の味の違いなど意識したこともなかったが、研修先の野菜を食べた時、そのおいしさに感動した。特に印象に残っているのはにんじん。甘みが強く、香りの強いにんじん本来の味が感じられた。
安全性ももちろん大切。ただ、何より優先すべきは「味」だろうと考えた。
安全性にこだわって選んだ有機栽培ではなく、「味」にこだわって選んだ有機栽培。
藤井さんが野菜について貰った感想で一番うれしいのは、やはり「おいしい」という一言だそうだ。
藤井農園はキャベツ、ニンジン、ジャガイモ、トマト、キュウリ、ズッキーニ、かぼちゃなど年間約50種類の野菜を無農薬・無化学肥料で栽培し、採れた野菜を時期ごとのセットにして、契約している家庭に宅配便で送り届けている。
おいしさを何より大切にしている藤井農園の野菜は、日本各地のレストランでも使用されている。一番おいしいタイミングで栽培・収穫した旬の野菜を、採れたての新鮮な状態で食べられるのが、藤井農園の野菜の魅力だ。
加工品のにんじんジュースも販売している。赤色が強いアロマレッドという品種のにんじんを使用している。アロマレッドはほのかにバラの香りがして、味よし、色よし、香りよしの品種だ。着色料は一切使わず、にんじんそのままの鮮やかな色が特徴的だ。
にんじん、レモン、梅エキスのみで作られており、クセのない果物のような自然な甘みで、子どもでも飲みやすいストレートジュースである。
農家としての仕事は、奥様と二人三脚で行ってきた。
無農薬の野菜づくりは雑草対策が大変だが、奥様は草取りがとても早いらしい。大変なはずの草取りを、楽しいと言う奥様。
普通なら辛いことも楽しんでやれる二人だからこそ、手間を惜しまず、おいしさを追求した野菜を届けられるのだろう。
「自然とのつながりを実感できる社会に」
今後は、にんじんジュース以外にも加工品を増やして、野菜のおいしさを全国に届けたいという藤井さん。
家庭菜園でも農業体験でもいい、農家から直接野菜やお米を買うだけでもいい。農業にかかわる人が増え、人が自然とのつながりの中で生きていることを多くの人に実感してほしいと語る。
何事も楽しんで取り組み、挑戦していく藤井さん。そして、同じ気持ちで共に歩む奥様。お二人の豊かな心こそが、藤井農園の野菜のおいしさの秘訣だと感じた。