早生金町小かぶ（種）

明治時代末期に東京都葛飾区東金町で改良されたとされる小かぶ。なお、来歴に関する詳細は不明な点も多い。 表皮は白色で、肉質は緻密・甘みがあり、舌触りもよい。根径4-5㎝のころが収穫どき。 耕土を選ばず栽培可能で、土壌水分の多いところで特に良品が多くとれる。厳冬期・熱暑期を除いて栽培可能。 ※本種は自家採種可能な固定種です※ 数量：5ml 採種地：イタリア 発芽率：85％以上（2022年6月現在） 有効期限：発芽率検査月より1年 種子消毒：無し

本種は西洋の系統とみられ、日本に導入されたのは明治期以降です。西洋から日本へ、そして明治から現代へ。品種を確立した人、タネを採りつづけた人。たくさんの農家、種苗業者の手によって現代まで伝えられてきた一品です。

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小林 宙

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