Ori earrings_織ピアス
個数3~10
Transparency Points
透明性項目
品物のハイライト
この品物の注目して欲しいポイント
作り手
品物の生産に関わった作り手の顔とコメント
生産地
品物が作られた場所
原材料
品物の素材や原料
シルク
45%
木材
45%
サージカルステンレス
10%
リサイクル素材
リサイクル素材が使われている割合
【商品について】
本来捨てられてしまう織や糸を使用して、ピアスを制作しております。
【パッケージについて】
商品の包装やお届けの際、使い捨てプラスチックを使用しないよう努めています。
SDGsへの貢献
この品物がどのSGDsに貢献しているか
Orioriでは新しいものを使わないというポリシーがあり、そこにあるものだけを組み合わせて商品づくりをしています。
【世の中から捨てられてしまう織や糸がなくなれば、Orioriのシルクピアスの役目は終わり】と使命感を持って活動しています。
コストの詳細
コストの内訳を開示
材料費:500円、制作費:1500円、パッケージ:500円、人件費:1300円、手数料700円
影響・効果
社会にどんな影響・効果があるのか
こんにちは、Orioriプロデューサー兼代表の藤川です。
私は捨てられてしまう織や糸を使用した商品を製作し販売しているブランドの代表ですが、SDGsのことを深く知ろうとしたことがありません。
その理由としては、SDGs的思想を学生の頃から持っているからだと思います。
私は高校を卒業してから国連に興味を持ち、MDGsを学んでいました。そして世界の貧困について知りたくて単身で途上国を巡ることになります。
そして世界を巡って感じた危機感や違和感から創設した「笑学校」。笑学校をやり始めた時には、いろんな世界の矛盾ややるせなさ、個々の幸せの大切さなどを肌で感じ、活動を通して出会ったたくさんの先輩・先人から衣食住・環境、サステナブルなことを自然と学ばせてもらったと思っています。
この笑学校を皮切りに、私のはじめる企画は全て「なんか世の中に良さそう」なコトばかりになります。いい方を変えるとSDGsに絡むようなことしかやらない人間なんだと思います。意味を見いだせないんです。
SDGsはなんとでも意味づけできちゃいそうなので「何を偉そうに言っているんだ」と思われそうですが…。
Orioriの思想でいうと、Orioriを購入してくださる人は以下のような項目にいくつか当てはまるヒトかな?そうだったらいいな。と思って書き記したことがあります。
・自給自足に憧れる
・パッケージ裏に書かれている名前の知らない添加物を見るとギョッとする
・大根の皮なども余さず料理したいし、めんどくさくて捨ててしまった時はとてつもなくモヤモヤする
・個包装のプラスチックがほんとうにキライ
・ペットボトル製品を選択しない
・町のゴミの分別が甘いところがイヤ
・モノは買うより作るほうが好き
・便利よりも不便の方が楽しめる気がする
・電気のつけっぱなしなどを見ると、お金の無駄以外に資源という観点でやるせなくなる
・モノは捨てる以外の方法を考えて手放すようにしている
・量産型のものは好きじゃない、一点ものが好き
・虫は苦手だけど殺虫剤にはゾッとする
・自分にもヒトにも地球にも善く生きたい
・ココロと身体の健康第一
みなさんはいくつか当てはまりましたか?
いつか、『Orioriのアイテムを持っている』=『(上記のような)ことを大切にしている人なんだな』と認識されるといいなと思っています。
文化遺産・伝統工芸品
認定されている称号、受賞歴等
【山形県の伝統工芸品「米織」の残糸を使用】
米織の機元から、織機に入れられなくなった捨てられてしまうシルク糸を使用しています。
レア度
品物の希少性
Story
品物のストーリー
Orioriが、皆様の暮らしや消費について向き合うきっかけになれたらいいなと願い、活動しています。
Learn Stories of Makers
私たちのミッション
「日本の眠っている織物たちを変身させ、喜んでくれる人へ、国境も越えて、届けていくことを目指します。」
2018年8月。
シチリア島(イタリア)で、日本の伝統衣装・着物を着て海に飛び込むというおかしな体験をしました。
「そんな扱い方をしていいのかな」という気持ちは、日本人である証で、戸惑いを超えた、新しい何かがはじまる予感がしたのです。なにより着物は、この地で愛されていました。織物にふれ、「美しい」と目を見張る人たちがいたのです。
「質が高く丈夫な織物は、何にでもなれる原石なのだ」と、イタリアの人たちが教えてくれました。
誰かの思いが詰まったもの。かつて宝物だったもの。
でも今は、タンスに眠ってしまっているもの。
私たちは、目を覚ますことがなかったかもしれないホンモノの日本たちを少しおめかしして、輝ける場所へとお届けします。
わたしたちの拠点は、庄内平野の田園風景が広がる山形県・遊佐町(ゆざまち)にあります。
私たちの活動のはじまりが、織物から始まったことや、いろんな人の思いが折り重なってプロダクトが生まれることから、「Oriori(織織)」と名付けました。
Orioriでは、着物になる前の生地「反物(たんもの)」を使い、商品づくりをしています。多くの「反物」は幅約36cm、⻑さ12〜14m。Orioriでは、その限られた反物の⻑さで商品作りをしています。
そのため、アイテムによっては1点しか制作ができないものもあり、世界に1点だけしか存在しないものもあります。
こちらは、Orioriの商品になる前の着物地(反物)の様子です。
全て着物として使われるための生地だったのですが、着物になれずこの状態で何年も眠っていました。
50年以上前の値段でこの価格。
初めてこの蔵の生地を拝見したときにとても驚き、「こんなに貴重なものが眠っているなんてもったいない!」と強く思いました。
汚れがないもの、シミやカビが生えているもの、状態は様々ですが、
製品にする前にはすべての生地を職人さんへクリーニングをお願いしています。