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森のハンバーグ(6個セット)
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森のハンバーグ(6個セット)

森のハンバーグ(6個セット)

2024/09/09・by生口島ごちそうの森生口島ごちそうの森

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森のハンバーグ(6個セット)
¥3,000
生口島ごちそうの森

私は島の先輩に出会い、森に入り、人生が豊かになった。

目の前の雑草が食材や薬草に変わる。

天然物の香りや食感、奥行きのある味。

山や海にいつも心が躍り、わくわくする。

そこにある木々や動物たちは、それぞれの存在が、ただありのままに生きることで誰かを支える。

複雑に、隔たりなくつながり合う。

その結果、多くの命を育み脈々とつなげていく。

”人”はこれからの時代、どう生きたいのか。

私の人生の答えは森にあった。

そこから私は移住して、猟師に弟子入りし、島の農家と結婚し、母となった。


そんな私が猪を獲るということ、食べるということはどういうことか。

それは大地と繋がるということ。
エネルギーを沢山いただくということ。

家族のために、健康な食事を作りたいから。

駆除されて、捨てられるのは勿体無いから。
環境のため。

もちろんそれはある。

事実として、有害として捕獲された猪や鹿の8割は焼却処分や埋葬処分される。

一言で言うが、埋葬処分となると、重機と土地が必要なので、誰もができることではない。

焼却処分。想像してみてほしい、100kの猪を焼却するにはどれほどのCO2を必要とするかを。

獲って食べると言うのは、人の自然界の役割を感じる。そう、分解者だ。

とはいえ、そんな思考を巡らせ”頭で食べて”いても幸せな食事なのか?と、疑問にもなるし、第一、継続して食べてもらえないと感じる。

実際、環境問題に敏感な方は猪肉にたどり着いてくださるのだが、よくヴィーガンになられる笑

玄米菜食主義だった経験もある私が、猪を食べる理由。それは、やっぱり美味しさにある。

美味しくて、身体や環境にもいいなんて、こんないいことはない!と、可能性を感じまくっている。

滋味深い味わい。噛むほどに感じる旨味。

融点が低く、昔は”薬”とされていたというのが良くわかる、脂の質の良さ、デトックス効果、豊富なビタミンやコラーゲン。

しかし、天然物が故、個体差がある。
サイズや季節、オスメスの違いで正直、全部の猪が全てこのように美味しいわけではない。
もちろん不味いわけでもない。

これが、猪が市場に流通し辛い最大の特徴だと思う。

後は、食肉業界が抱える”部位”による売れ残り。

料理しやすい部位がよく出て、残ってしまいがちな部位が必ず出てくる。


それらを解消するために、また、誰もが手軽に、かつ、失敗なく美味しく調理できるもの…と、考えたどり着いたのが、このハンバーグ。

最大のポイントは、個体差、個体による味の特徴の違いをよくするために、なるべくたくさんのお肉を一度に加工するということ。

このハンバーグは、実に約20頭分の猪を一度に加工して作っている。

もちろん、使う材料にはとことんこだわって。
国産材料はもちろん、パン粉もイースト以外の添加物は使っていない。

作る工程も、温度管理を徹底しているので、低脂質ながら、ジューシーに仕上げていただいている。

狩猟歴13年超えの猟師のお母ちゃんが、日々家庭料理で猪料理をし続け、たどり着いた、家族が喜ぶハンバーグ。

冷凍庫に忍ばせておくと、忙しい日に、流水解凍すると焼くだけでメインができる。

季節のお野菜に詰めたり、挟んだりもできるし、崩しながら焼いて、トマト缶を入れて、味を整えるとボロネーゼソースにもなる。

パン粉をまぶして揚げれば、父ちゃんが喜ぶメンチカツに。

このハンバーグを通じて、
「猪って美味しいから食べる!」
「今週は元気つけたいから猪肉だな。」

なんて思う人が増え、その結果、猪を獲る人や加工する人も増え、有害対策にもなって日本の農業がより輝く。

そんな未来に繋がるようにと、今日も活動しています。