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FRMA cream of cream
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FRMA cream of cream

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2023/03/25・byFRMAFRMA

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「古代の知恵と現代の知恵を結びつけた化粧品」


「From Ancient Times To Now(古代の知恵を現代へつなぐ)」の頭文字を取ったFRMA(エフアールエムエー)。

化粧品の行き過ぎた科学に疑問を感じ、自然と共存していた古代の知恵を織り交ぜて、未来の為に、自然の調和を目指した化粧品を販売している。

商品作りの原点は、ブランドオーナーである板倉さん自身の経験によるものだ。

20代後半から板倉さんは化粧品によるアトピー性皮膚炎でした。化粧品が原因だとは思わず、何年もひどい肌荒れに悩まされた。

毎晩、鏡を見ては泣きたくなっていた肌荒れ。しかし、化粧品の使用をやめたら、たった2週間で完治。
その後、大手化粧品開発に携わり謎が解けだし
過剰に進化した人工物(成分)により肌荒れが引き起こされていることは、明らかでした。

肌=臓器がこんなことになった原因は、人は「自然と共存する古代の知恵」を忘れてしまったからなのではないか?

自然と生物としての人のバランスを保つ古代の知恵と現代の知恵で、バランスの良いものを提供したい。

枯草菌発酵という太古からの知恵をもとに生まれた安心の技術を使い、肌にほとんど無刺激で、そして品質の高い新たな化粧品FRMAを開発した板倉さんに想いとストーリーを聞いた。


「霞ヶ浦には落ちるなよ」


茨城県霞ヶ浦出身の板倉敬子さん。


現在は改善はされてきているが板倉さんが生まれた時は、霞ヶ浦はだいぶ汚かったと言う。
日本で2番目の湖面積なのに水深が浅く、また湖水の交換日数が約 200 日かかることなどから、汚れた水が集まりやすいのだ。


小学校の時に写生大会などで霞ヶ浦に行くと「霞ヶ浦には絶対に落ちたら泥まみれになるぞ」と先生や大人から忠告を受けていた。

また水俣病などの、人間が作り出したもので、人間が苦しんでいる様子など学ぶことを通して、地球環境や自然などについて関心を持っていった。

勉学もできた板倉さんであったが、高校卒業後は芸術大学に進み、その後は大手のメーカーで勤務する。

「アトピー性皮膚炎は突然に」


会社員としての働き方も順調だった。
給料的にも自分に使える余裕が出てきて、大手メーカーの化粧品も買うようになった。しかし26歳ごろに今まで全く問題でなかった板倉さんの肌から、汁が吹き出すほど肌が荒れ始め、アトピーを発症してしまう。

突然の肌荒れで、自分の顔を鏡で見るのも嫌になっていき、涙を流したくなるほどのため息と共に眠りにつく毎日。

自分だけでは手に負えないと皮膚科に行くが、皮膚科でも一度荒れた肌は改善されない。
次第に、なんとか助けを求めるように目につく皮膚科に行き漁るようにもなっていった。

そんな肌荒れに悩む板倉さんもある医者の一言で人生が変わる。

「一度、化粧をやめてみたらどうですか?」

何をやっても良くならなかった板倉さんの肌。医者のいう通り化粧を一度やめてみた。

すると、たった2週間やめただけで、見違えるように肌が良くなっていく。
自分の肌荒れの原因が化粧品にあったんだ、自分の悩みの原因が解明でき、肌荒れが治ると共に、流れていた涙も止まった。


「化粧品会社と携わるようになって」


そんな折に板倉さんの仕事のキャリアとしても大手化粧品メーカーの商品開発に携わるようになった。そこで化粧の成分などを自分でも勉強や研究をしていく。

もちろん現代の科学というのはこの世界にとって必要なことだとも分かる。しかし、あまりにも科学に比重の大きすぎるやり方に疑問を持ち始めた。

科学は基本的に効能以上に利便性や利潤をあげることを目的にして発展してきている。本当に地球にとって、そして人間にとって必要なものに立ち返らなければならない。

板倉さん自身も化粧品による肌荒れに悩んだ。自分と同じような悩みを持っている人は多いはず。今、現代に本当に必要な化粧品を作るべきだと感じた。

「昔からの知恵を現代に繋ぐ」


そこで板倉さんは現代の技術と古代の知恵を掛け合わせた無刺激に近い低刺激でやさしく、スキンケア効果が本当にある化粧品を開発した。

元々大手化粧品メーカーで勤務していた板倉さん。成分の知識などは熟知していたので、本当に肌、そして地球のためになる成分を考え抜いた。


From Ancient Times To Nowの頭文字をとってFRMA(エフアールエムエー)。
古代からある知恵や物を現代に結びつけることによって、地球と自然、そして人のバランスを保ってほしい。

ロゴのマークはロープの結び方の一種のヘラクレスノットをモチーフにしている。
ヘラクレスノットとは古代ギリシャより伝わる絆や愛の象徴の結び目。 引っ張れば引っ張るほど固く結びつき、今でもお守りとして使われている。

板倉さんの古代の知恵と現代の技術を結びつけたいという想いが現れている。


板倉さんが着目した古代の技術というのが「枯草菌(こそうきん)」だ。

枯草菌とは、空気中や土壌の中など、自然界にどこにでも存在する細菌の一種。
タンパク質を分解する酵素や炭水化物を分解する酵素を大量に生産してくれる。枯草菌の一種に私たちが日常でよく聞く納豆菌もある。


化粧水の中には界面活性剤というものが入っている。
この役割を簡単に説明すると、肌を「なじみやすくする」ための成分だ。

しかしこの成分はナチュラル化粧品、オーガニック化粧品と謳っている商品でも合成系の界面活性剤を使用しているものが多いのが現状。

しかし、FRMAはこの界面活性剤に枯草菌を活用。
枯草菌をある条件下に置いて大豆を食べさせると、発酵。枯草菌発酵が界面活性剤を生み出すのだ。


枯草菌とは古代から地球に存在しているもので、地球にとっても人間にとっても安全性が高い。もちろん効能としての高さも保っている。

何より化学性のものを使用していないので、肌への負担がほとんど無刺激に近い。
そして枯草菌発酵は二酸化炭素も一切排出しないので、地球環境にも優しい。

そんな枯草菌が界面活性剤の代わりに。
現代の知恵(肌知能だと板倉はいう)から、肌は乳化した状態、健康な肌は良い乳化。

肌が荒れたら乳化した保湿剤を塗布しないとスキンケア効果はとても少ない。肌がバイ菌や水を弾くように、油分(ワセリンなど)だとしても弾いてしまうからだ。

界面活性剤は、スキンケア成分を乳化させるには欠かせない成分で、成分を肌になじみやすくしている。肌に近ければ近いほど良いことは想像できる。

乳化技術も、研究員の腕の見せ所!同じ食材でも、料理人が違えば美味しさも違うように、化粧品もブランドの研究員、開発者によって違う。「肌と対話してますか?」と板倉さんは言う。



もちろん効果にもこだわっている。しっかりとデータで出せるまでの効果を感じた上で、商品として自信を持って販売している。



化粧を入れる容器にも板倉さんの想いがある。

化粧瓶はほとんど、リユースできない。そのような施設はほとんど皆無。循環型のLOOPさんとも話したが、大手でないとそのサービスは使えない。また、リサイクルされた瓶をまた瓶に戻すと新しく作るためには多くの二酸化炭素を放出しないといけない。

フランスには、二酸化炭素を生産時に少量しか出さない瓶もあるなど、情報収集も続けて進化していきたいと語っていた。

そこで板倉さんが考えたのが現代の知恵としてのペットボトルの使用だ。

日本では、使い終わったペットボトルを原料として、再びペットボトルにすることを「ボトルtoボトル」というが、その技術があればプラスチックボトルを使う方が地球にとって優しいと考えている。リサイクルして欲しいという思いから、素材マークが大きくデザインされている。
※リユース:使用済製品やその部品等を繰り返し使用すること。 その実現を可能とする製品の提供、修理・診断技術の開発、リマニュファクチャリングなども取組のひとつです。
※リサイクル:​廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること。​

こうして枯草菌の新たな技術などを使うと開発費用で値段が高くなりそうなイメージがあるが、このFRAMは少量で、うるおいが長時間つづく。
化粧水ならば、1円玉ぐらいの量で十分に顔に馴染ませることができる。この化粧水1本で薬2〜2.5ヶ月分も持つのだ。

大手化粧品の方が知名度というところでは勝ってしまう部分はあるだろうが、実際にコスパの良さ、そして肌への刺激の少なさと、品質の高さ、この実際の良さに気づいてくれた人はFRMAに乗り換えてくれると、板倉さんは語っていた。

なぜそこまで情熱を燃やせるのか?と聞いたら、自分の実体験に基づいて、自分と同じような肌荒れで悲しむ人を増やしたくない。そして、現在ある化粧品の現状を深く知っている板倉さんだからこそ、自分がこの世界にとって皆が肌が良くなることで、喜んでくれる世界に近づいてほしい、と。

「これからも古代の知恵を現代と結ぶ」

これからも化粧品で悩む人を減らせる活動をしていきたいと語る板倉さん。

FRAMは現在は化粧品を販売しているが、本質にあるのは「古代の知恵と現代を結ぶ」こと。なので化粧品に限らず古代の知恵を現代に繋げる製品に派生させたいと想いも持っている。

例えばヨガとか瞑想のように古代からの知恵を活用して人間に取り入れているもの、他にも昔の人が嗜んでいた臥遊(横になったまま、山水の絵をながめて、その地に遊んだような気持で楽しむ遊び)をFRMAが現代の人たち合わせた形を作りたいと夢は語る。

これからの世界は自然、人間、生きているもの全てが健やかになれるもので溢れたらいいなと語る板倉さん。

終始、自然体で自分の想いを語る板倉さん自身が、バランスの取れている生き方のように感じた。