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久留米絣シューレース Mサイズ
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久留米絣シューレース Mサイズ

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2022/08/05・byshoefaceshoeface

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「靴紐を作りたい」代表が何年も言い続けていたこと


私たちはモノ作りの会社ではなく、ノウハウもコネクションもありません。

そんな私たちがものづくりをするのであれば、世の中にないものを作らないと意味も勝ち目もありません。

ずっと頓挫してはいたのですが、「靴紐作り」はいつか実現したいこと。

という認識が企画チームにはありました。


そのうち、「古いスカーフ」の魅力に憑りつかれたタイミング。地球環境が結構まずいことになっている。と意識し始めたタイミングが一致し、その方向性で靴紐事業をスタートしました。



今までに無かったものを生み出す


私たちの技術や知識では、地球にやさしい素材を開発することは難しかった。

しかし、「既に存在しているもの」で「まったくの新しい、今までになかったもの」を作ることはできました。

勿論、理想の仕上がりになるまでゼロから作り上げるのは挫折の連続でした。

それでも、実際に生産を担ってくださっている職人さんたちと出会い、ともにブラッシュアップを繰り返し、安定した生産を続けられるようになりました。

新たな価値を生み出す


ブランドスタート時は、古い着物を解体していましたが、今は「材料」に最適とおすすめされているデッドストックの着物の反物、それから中古やヴィンテージのスカーフを使って靴紐を作っています。

既にあるもの、本来の用途で使えないものなどに新しい価値を持たせてあげられることは、地球にも優しい結果を生むのではないでしょうか。

また、久留米絣の端切れと、アフリカの伝統的な生地も使用。「伝統」を残すためには周知も必要だと考えており、少しでも力になればと思っているところです。


また、生産過程ででたハギレは姉妹ブランドである「OANDE」で再利用。

素晴らしい個性を持つバッグとして生まれ変わります。


「スカーフシューレース」



中古、ヴィンテージのスカーフをまとめて仕入れています。

スカーフとして使えそうにないダメージがあるものが多くあり、そのようなスカーフは私たちの手により、靴紐としてまったく新しい価値をもって生まれ変わります。

そのままスカーフとして使用可能なものもありますが、靴紐になったときの、本来とは違った新しい魅力も素晴らしいです。

スカーフは扱いが難しく、全てサイズも素材感も違う。重ねて裁断することもできません。

つまり、基本的には全て1枚ずつ、1点ずつの作業になります。

まとめての作業ができず、工場さんでの作業は不可能。

数多くの話し合いを行い「皆様どうやったらできますか?」と探っていたのですが実現には至らず、ほんの数名の職人さんの確かな技術によって生産されています。



生産工程:スカーフシューレース


①洗濯とアイロン

1枚1枚、縦の地の目を確認しながら、全て手作業で丁寧に。


②担当の職人が生地を振り分ける作業を経て、生産開始

ふにゃふにゃと柔らかかったりピンと張って言う事聞かなかったり、一筋縄ではいかないスカーフを細く裁断し、アイロンで仕上がり幅に型をつけ、縫製。


③長さを整え先端の処理



「着物靴紐」


古くて色焼けや傷みなどがある、新品でもB反だったりする、「材料」に適したデッドストックの着物地反物を主に使用しています。

靴紐という細い仕上がりはほとんど傷などが影響しないため、生地の露出が大きく全面的に主張するものを作るより、無駄なく使用できる場合が多いです。

こちらは反物ということでサイズが統一されているため、裁断などはスカーフと比べればある程度まとめて作業が可能です。そこで、リプロダクトを得意とする工場さまが引き受けてくださり特殊な工程にアドバイスを頂きながら、所属の職人さんたちの手で生産されていきます。




生産工程:着物靴紐


①紙管から解いて畳んでから縮みが出るので、一晩ほど寝かせる


②細く、長く裁断


③微調整してから先端の処理へと移る



「久留米絣」やアフリカ生地「キテンゲ」、「スカーフミックス」も、それぞれに特殊な工程を経て作られます。

1本の紐に2種類の生地を使用する久留米絣とスカーフミックスは特に丁寧な作業を求めます。


同じ「shoefaceの靴紐」でも、素材が違えば全て工程が違う。

これから新ラインを開発していくことがあるとして、それらもひとつとして同じ作り方ではできないと思います。

どの靴紐も、1点1点、国内で手作業で、職人さんの高い技術によって完成されています。


許容できる範囲で傷みなどは「生地の持つ歴史」としていますし、既製品らしい画一的な仕上がりはありません。

それらも含めて、「shoeface」の魅力として受け取っていただけたらと思っています。