カフェショコラ
私たちは、アフリカ・コンゴ民主共和国(DRC)の農園からコーヒー豆を直輸入し、販売しています。豊富な経験と専門的知識、独自のネットワークを活かして、世界的にも希少なDRCコーヒーをお届けします。そして、当事業を通して、コンゴ民主共和国と日本の良好な関係構築に貢献したいと考えています。
DRCコーヒーとの出会い
DRC(アフリカ・コンゴ民主共和国)コーヒーとは、以前にDRC在京大使よりサンプル豆を頂戴したことがきっかけに出会いました。
「鉱物資源への偏りから脱却し、コーヒーの復興を目指す」というお話がありましたが、そのためには、『物流ルート開拓』と『品質管理』が重要なポイントでした。
これまでも輸出はされていましたが、その多くは外資系ルワンダ輸出業者の経由となっており、ルワンダ産出荷というものでした。そのために税収ロスも発生していました。
実際、輸入に取り組んでみると、なぜルワンダ輸出業者経由になっていたのかが理解できました。DRCにも輸出の仕組みはありますが、全く機能していなかったのです。
農園はルワンダ業者に売ることで即現金化できます。
しかし、正規に農園から輸出するためには、煩雑な書類の手続きと配送手配が必要になってしまいます。一方、ルワンダ業者においてもDRCでの輸出許可は取得できないため、必然的にルワンダで輸出することになります。
さらにルワンダでDRC産の許可も取得できませんので、ルワンダ産として許可証を取得して輸出しなければいけません。
生産地であるギブ州は、紛争による渡航禁止地区ですが、4毛作の可能性がある世界的にも稀で貴重な大地でもあります。またDRCは外国金融資産規制国でもあり、送金にも高い壁がありましたが、全てクリアすることができ、ギブ州から東京までの輸出と送金に成功しました。
今後は、品質の改善に重点を置いて取り組みを続けたいと考えています。輸入に関しては、両国政府機関の協力も多大なもので、品質改善においても連携して取り組みする予定です。昨今はフェアトレードやオーガニックのみならず、ダイレクトトレード(産地直送)の重要性も叫ばれ始めました。また、気候変動による農地減少のリスクも掲げられています。
DRCは世界的にもまだ希少なコーヒーですが、幸甚にもギブ州から幾多の障害を乗り越え入荷することができました。
今後のDRCと日本を結ぶ希望の豆を一度ご賞味ください。