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九州産本格椎茸粉40g
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九州産本格椎茸粉40g

九州産本格椎茸粉40g

2022/08/30・by株式会社杉本商店株式会社杉本商店

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林福連携をスタートする以前の作業所の工賃は、県内で下から2番目でしたが、翌年には、上から2番目となりました。生産規模も毎年5万駒ずつ広げており、中規模の生産農家に育ちつつあります。
当初、1作業所とスタートした取り組みですが、現在は7事業所にまで広がっています。
中でも、コロナウイルス感染症の影響で作業が激減した事業所さんと取り組んだ椎茸パウダーの開発は、新たな世界の扉を開いてくれました。ある日安定した作業が無いかと相談を受けたことで、弊社がこれまで続けてきた「近隣農家からの全量買い取り」と事業所の利用者さんの特性が重なり新たな付加価値を生んだのです。
弊社では創業以来、近隣の生産農家の方が持ち込まれる椎茸を全量現金で仕入れています。しかし、すべてが商品になるわけではなく小さすぎる物や大きすぎるものは年間約10t市場に出品していました。そこで、この原料を活用して何かできないか考えた際に、海外のECサイトでは椎茸カテゴリーを見るとなぜか上位にパウダーがある事に気づきました。ところが、そのすべてが中国産または韓国産のもので日本の原木栽培の椎茸ほどのうま味や栄養成分がない事が分かったのです。
しかし、どうせ販売するなら「他がまねできない物」を作りたいとの思いから
すべての原料を事業所の利用者さん達に一つ一つ手作業で、泥や草、木くずなどを丁寧に取り除いてもらい、更に粉砕までに手で割って虫食いの跡等を確認したものを粉砕して「九州産本格椎茸粉」として、まずアメリカで販売を開始しました。すると瞬く間にAmazonの椎茸カテゴリー上位となり生産が追い付かなくなるほどの勢いでした。現在は、国内外で販売できる商品へと成長し安定した外貨を稼いで、林福連携の柱となっています。
また、海外での有機認証品の需要の高まりを受け今年から人工ホダ場を廃校跡に建設し、障害者支援施設の組織的な有機栽培のモデルケースを始める予定です。
椎茸の栽培は、植菌、収穫、選別、加工と様々仕事を産みそれを現金化できる仕組みを弊社は持っています。
この強みを生かし、施設と協力して生産を維持し国内外で販売し経済を循環させ続ける事が今弊社の大きな目標となっています。