吉野手摘み白茶[10g]
農薬不使用
お茶が大好きだったことから、大学卒業後、とある日本茶の大産地で製茶の仕事を選びました。しかしお茶作りに携わるまでは、どのようにしてお茶が作られているのは、まったく知りませんでした。
実際のお茶作りに携わる中で、多くの衝撃を受けました。日本のお茶作りでは、大量の肥料や農薬が使われる農法が採用されていました。そして、大量の肥料投入が土壌を汚染している可能性があるという研究があることを知ったり、農薬散布の仕事をする中で、農薬が体に悪いことを経験したりしました。
また、大量の肥料と農薬が、売り上げを圧迫し、お茶農家の生活を苦しめている現状もまのあたりにしました。
環境にも経済にも健康にも悪いこの栽培方法は、誰も幸福にしないのではないだろうか。そこで、農薬や肥料を極力使わないお茶作りができないか模索し始めました。
そこで出会ったのが東吉野でした。東吉野では、伝統として「無農薬」のお茶作りが行われており、この地域のお茶に大きな可能性が潜んでいるように感じました。そしてすぐに移住を決意しました。これが、東吉野でお茶作りを始めた理由です。
481項目で残留農薬なし
東吉野のお茶が本当に無農薬であることを証明するためSGSというスイスに本社を置く検査機関に残留農薬の試験を依頼し、最も厳しい欧州基準の481項目で農薬が検出されませんでした。