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季節のジャム3種セット
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季節のジャム3種セット

季節のジャム3種セット

2025/10/03・byジャム工房 FIKADOジャム工房 FIKADO

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「自然の恵みをそのままに

ー本物を味わう自然派ジャムー」



喫茶店のような可愛らしい店内。
FIKADO(フィーカ堂)で販売されているのは、果物そのものの美味しさを最大限に引き出した自然由来のジャムだ。

まるで果物をそのままに閉じ込めたかのような色鮮やかさで、食卓を彩る。
ジャムはみずみずしく、パンだけでなくヨーグルトやドレッシングなどにも相性ばっちり。
保存料や着色料を使用しておらず、身体にも優しい。
FIKADOのジャムは、心も身体も癒してくれる魔法のようなジャムだ。

捨てられてしまう野菜や果物を少しでもなくしたい。
美味しいものを、美味しいままに届けたい。

こだわりぬいた美味しさをお届けするため、必ず自ら産地を訪れ、栽培方法や味など納得がいくものだけを原材料として仕入れている。
そんなジャム職人に、なるべくしてなったかのような物語があった。
ジャム工房FIKADO代表、堂迫 愛さんの想いとストーリーを聞いた。

「ライフワークの原点は、幼少期の当たり前」



東京都府中市出身の堂迫さん。
小さいころから料理やお菓子作りが趣味ということはなく、運動が大好きな子供だった。

それでも原点はしっかり幼少期に。
毎年旬の時期になると、リンゴを大量に送ってくれる親戚がいた。簡単に食べきれる量ではなく、生で食べようとすると味が落ちていってしまう。

せっかくのリンゴを美味しいまま食べるため、半分はジャムにしたり、アップルパイにしたり加工するのが恒例だった。

果物がたくさんある時は痛まないうちにジャムにして、ずっと美味しく食べれるようにする。そんな習慣が、当たり前のこととして生活に根付いていた。


結婚を機に八王子へ転居。
主婦になってからも当たり前は変わらなかった。

傷やヒビで売れなくなった野菜や果物を、近所の農家さんからいただく機会が多くあった。
売れないだけで、味は何も変わらない。
その美味しさを長く味わえるよう、ジャムにして楽しんでいた。

何気なくジャムの話を農家さんにしたところ、思わぬお誘いを受けた。

「せっかくこだわりを持って美味しく作ったのに、販売できない野菜や果物は大量にある。
フードロスも減らしたいし、もっと多くの人に美味しさを届けたい。
一緒にジャム事業をしてみないか。」

家庭での当たり前の習慣が、まさか仕事になるなんて思ってもみなかった。
でも、すごく面白そうだ。

「努力の積み重ねは自分専用のマニュアルに」



そこからは勉強と研究の日々だった。

様々な料理本だけでなく、農業試験場が出している専門書までを徹底的に読んだ。
ジャムはなぜ固まるのか、どれくらいの砂糖が必要なのか。
ジャム作りの理論を知り、繰り返し試作。リンゴやイチゴなどの一般的な物だけでなく、なすやほうれん草、玉ねぎなど市場にはほとんどない野菜のジャムにも挑戦した。

作ったジャムを「美味しい」と言ってもらえるのはとても嬉しかった。
嬉しかったからこそ、どんどん試作を作った。人参、トマト、ブルーベリー、ゆず…。
今はもう作っていないジャムもあるが、あの時の勉強と研究は自分専用のマニュアルとなり、確かに今に生きている。

「美味しいジャムで素敵なFikaを」



10年ほど八王子の農家専属のジャム職人として勤めたころ、「独立」の文字が浮かぶようになった。

家庭と両立しながら働いていたが、子供も大きくなり手隙の時間が増えてきた。もっと自分の時間を全力でジャムに捧げてみたい。一つの農家にとらわれず、全国の良いものを集めて新たな果物で作ってみたい。
今まで雇われだった自分がどこまでできるか分からない。それでも挑戦してみたいと思った。

家族の応援もあり、独立して静岡に移住。
果物農家が多く、土地勘もあった沼津市に【ジャム工房FIKADO】を立ち上げた。
今では八王子のジャム作りも継続しつつ、独自商品を製造販売している。


Fika(フィーカ)はスウェーデン語。日本語にはない表現で、「ティータイム」「甘いお菓子とコーヒーで一息つく時間」といった意味がある。

日本においてジャムは朝食のパンと一緒に食べるイメージが強いが、お菓子の材料になったり、アイスにトッピングしたり、ジュースにしたり、楽しみ方は無限大にある。

いろんな楽しみ方で、ジャムを一息つく時間のお供にしてほしい。
そんな想いにぴったりの言葉だと思った。

「堂」には「専門店」という意味がある。
楽しいお茶の時間をサポートできるようなジャムを作る専門店。
そんな想いを込めて、FIKADOと名付けた。

「数々のこだわりが作り出す、まるで果物そのもののジャム」



FIKADOで販売するジャムには基本的に規格外の果物を使用している。

規格外を使うのは、SDGsを意識してだけではない。
規格外になった背景には、傷だけでなく無農薬で作った影響で見た目が悪くなった物もある。
自然由来で作ったからこその規格外。それは、美味しさと身体への優しさの証拠ともいえる。

ジャムに加工する際も、保存料や着色料は使用していない。
水あめや香料も使用せず、昔ながらの方法で作っている。

オーソドックスな作り方だからこそ、FIKADOのジャムは身体に優しいだけでなく、みずみずしくフルーティーだ。

まるで果物をそのまま食べているかのようなジャム。パンだけでなく、ヨーグルトにも合わせるのもおすすめだ。毎日の食事に取り入れて、気軽に果物を楽しんでほしい。


魅力はフルーティーさだけではない。

果物本来の力をそのままに閉じ込めているジャムだからこそ、インテリアとしても活躍するぐらい色鮮やか。
見てよし、食べてよしのジャムは、きっとあなたの心を癒すだろう。


使用する果物は、必ず産地に赴き自ら仕入れをするこだわりがある。

どんな人が作っているのか。
地球と人に優しい方法で栽培されているか。
届けたいと思う美味しさがあるか。

自分の目で見るからこそ、生産者の想いも乗せて最高のジャムを生み出せる。

ありがたいことに、生産者から「うちの商品をジャムにしてほしい」と依頼を受けることも増えた。

大切に作ったにもかかわらず規格外になり捨てられてしまう果物や野菜。そんなもったいないを少しでも減らせるよう、今後もジャムで美味しさを届けていく。

「旅するジャム職人

ー未知なるジャムを追い求めてー」



四季がある日本では、北海道から沖縄まで、季節ごとに様々な旬の果物を楽しめる。
まだまだいろんな果物をジャムにしてみたい。
知らないことはたくさんある。

旬に合わせて日本全国を旅し、自分の目で見て、仕入れる果物を探し続けている。
今でさえ常時約20種類、年間100種類程のジャムを製造しているが、今後もどんどんラインナップは増やしていく予定だ。

ジャムだけでなくマーマレードも作っているため、時間が余ることはないだろう。
いつかは果物やジャムを使用したお菓子にも挑戦してみたい。
やりたいことは無限大だ。

私にとってジャムはただの保存食ではない。
ジャムは、果物を美味しく食べる方法の一つだ。
もはや「ジャム=果物」ともいえる。

あくまでも果物本来の美味しさを長く楽しむための食べ方であるため、そのまま食べるのもいいし、アレンジするのも自由だ。
足の早い果物を毎日食べるのは大変。
だからこそ、ジャムで気軽に果物を取り入れてほしい。

日本全国の捨てられてしまうもったいない果物を、美味しさをそのままに食卓に届ける。
そのために、今後も旅をし続ける。
季節ごとに変わるラインナップを、ぜひ楽しみにしていてほしい。