春の陽気や秋の爽やかな風を感じながら、大切な人と一緒に楽しむピクニック。その素敵な時間をさらに特別なものにしてくれるのが、手作りのお弁当です。今回は、ピクニックにぴったりの簡単でおしゃれなお弁当レシピを15種類ご紹介します。これからの季節はお花見にもぴったり!初心者の方でも簡単に作れるメニューばかりなので、ぜひチャレンジしてみてください。
可愛いお弁当を持ってピクニックやお花見へ♪
ピクニックの醍醐味といえば、やはり手作りのお弁当。青空の下で食べるご飯は格別です。定番のおにぎりからサンドイッチ、卵焼きまで、見た目も味も楽しめるレシピを集めました。さらに保存方法や盛り付けのコツも解説しているので、お弁当作り初心者の方も安心です。
ピクニックのお弁当作りで大切なのは、何と言っても「楽しむ心」です。凝ったメニューを詰め込むよりも、シンプルでも美味しく、見た目も可愛いお弁当の方が、食べる人の笑顔を引き出してくれます。特に春や秋のさわやかな季節には、自然の中で食べるお弁当の味は格別です。
また、ピクニックお弁当の基本は「食べやすさ」。手で持って食べられるメニューを中心に考えると、現地での食事がスムーズです。お箸やフォークを使わずに食べられるおにぎりやサンドイッチは、ピクニックの定番メニューとして人気があります。
さらに、作り置きができるメニューを取り入れると、当日の朝は盛り付けるだけで済むので時間の節約になります。前日から準備できるものは準備しておくと、余裕を持ってピクニックを楽しむことができますよ。
最後に大切なのが「彩り」です。赤、黄、緑など、色とりどりの食材を使うことで、お弁当箱の中が華やかになります。ミニトマトやブロッコリー、黄色いたまごなど、色鮮やかな食材をアクセントとして使ってみましょう。食べる人の気持ちも明るくなりますよ。
おにぎりにぴったりの具を紹介♪
おにぎりはピクニックの定番メニュー。シンプルな塩むすびから個性的な変わり種まで、様々な具材で楽しめます。ここでは、定番の鮭やツナを超えた、ちょっと珍しくて美味しいおにぎりの具をご紹介。どれも簡単に作れて、おにぎりの魅力を引き立てる絶品の組み合わせばかりです。
おにぎりは日本人の食文化の中でも特に愛されている食べ物のひとつです。シンプルでありながら、具材によって無限の可能性を秘めています。ピクニックのお弁当に欠かせないおにぎりは、手軽に持ち運べて、手で直接食べられるという点でも最適なメニューです。今回は、定番の具材を超えた、少し変わった美味しいおにぎりの具をいくつかご紹介します。
珍しい!マグロ節のおにぎり
マグロ節を使ったおにぎりは、一般的なツナマヨとは一味違う、風味豊かな味わいが特徴です。マグロ節は乾燥させたマグロを細かく削ったもので、うま味が凝縮されています。このマグロ節に少量の醤油と砂糖を加えて炒めることで、ご飯との相性抜群の具材に変身します。

まぐろふりかけ 70g
えっ!こんなふりかけがあったんだ! 細かく削ったマグロ節と北海道産昆布の超おいしいふりかけです。 どなたのお口にも合います。 うまみもコクも芳醇ですが、とってもあっさりしています。 白いご飯との相性は抜群です。 お弁当に、おにぎりにも。 毎日食べても、本当に飽きません。
ピリッとアクセント!生姜の佃煮
生姜の佃煮を使ったおにぎりは、ピリッとした刺激が食欲をそそる一品です。生姜には体を温める効果があるので、少し肌寒い日のピクニックにもぴったり。また、消化を助ける効果もあるので、たくさん食べるピクニックでのおにぎりの具としては理想的です。生姜の佃煮は少量でも風味が強いので、ご飯との相性も抜群です。

国産生姜のおかか煮 100g
生姜の佃煮。口当たりの良い生姜の佃煮です。生姜がピリリとしますが、さば節の風味でまろやかな口当たりに。ガリのような感覚でおつまみとして食べたり、ご飯にかけたり、おにぎりの具などにもご利用いただけます。
おにぎり屋さんにも人気のあさりのしぐれ煮
あさりのしぐれ煮は、専門店のおにぎり屋さんでも人気のある具材です。あさりの旨味が凝縮されたしぐれ煮は、ご飯との相性が抜群で、一口食べれば海の香りが広がります。あさりのしぐれ煮のおにぎりは、磯の香りと甘辛い味付けが特徴で、子供から大人まで幅広い年齢層に喜ばれます。また、あさりには鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれているので、栄養価も高いのが魅力です。

あさりしぐれ お特用 500g
おにぎりやさんからも注文が入る!!大変オーソドックスなあさりのしぐれ煮です。白いご飯にも、お茶漬にも、おにぎりの具としても重宝します。
パン・サンドイッチのアイデア
お弁当の定番であるサンドイッチも、少し工夫するだけでグッとおしゃれに!定番のハムやたまごだけでなく、ちょっと変わった具材を使ったアイデアや、美味しく作るためのコツをご紹介します。手軽に作れて見栄えも良いサンドイッチは、ピクニックのお弁当に最適です。
サンドイッチはピクニックの定番メニューとして世界中で愛されています。パンに好きな具材を挟むだけという手軽さと、無限のバリエーションが魅力です。日本では「サンドイッチ」と言えば食パンを使ったものを思い浮かべますが、海外ではバゲットやピタパン、フォカッチャなど様々なパンを使ったサンドイッチが楽しまれています。ここでは、ピクニックに持っていくのに適した、崩れにくく美味しいサンドイッチのアイデアをご紹介します。
まさかの組み合わせ!たけのこのアチャール
たけのこのアチャールを使ったサンドイッチは、エスニックな風味が魅力的な一品です。アチャールとはインド亜大陸発祥の漬物のことで、スパイシーでさっぱりとした味わいが特徴です。たけのこの歯ごたえとスパイスの香りが絶妙に組み合わさり、一度食べるとやみつきになる美味しさです。

タケノコアチャール
タケノコアチャール 宮城県村田町の里山の放置竹林から採れる自生した竹の子を、たくさんのスパイスと圧搾油に、ビネガー、天然調味料で漬け込み、インドのお漬物アチャールにしました。採ったその日に茹でアク味もなく、シャキシャキな食感と多様なスパイスの香りと辛味、ビネガーの酸味が病みつきになります。カレーの付け合わせ、サンドイッチ、肉料理はもちろん、お酒との相性も抜群です。
このアチャールをクリームチーズと一緒に食パンに挟むと、スパイシーさとクリーミーさが絶妙なバランスで融合します。さらに、レタスやルッコラなどの葉物野菜を加えると食感に変化が生まれ、より一層美味しくなります。パンは全粒粉のものを使うと、より健康的で香ばしい風味のサンドイッチに仕上がります。
やっぱり外せないハムサンド
ハムサンドイッチはシンプルながらも、その美味しさで多くの人に愛されているピクニックの定番メニューです。基本的な材料はハム、食パン、マヨネーズだけという手軽さも魅力ですが、ちょっとしたコツやアレンジで、格段に美味しくなります。
マヨネーズにはマスタードを混ぜると、大人の味わいに変身します。さらに、ハムと一緒にスライスチーズを挟むと、より濃厚な味わいになります。野菜は新鮮なレタスがおすすめですが、水気をしっかりと拭き取ってからパンに挟むことがポイントです。

優とん ロースハム
日本フードエコロジーセンターのエコフィードで育った「優とん」を、発色剤・リン酸塩・着色料・化学調味料・保存料を一切使わずに、上品な脂身のロースハムに仕上げました。 冷蔵庫でゆっくり解凍していただくと、よりおいしく仕上がります。
ハムサンドを切る際は、先にラップで包んでから切ると、中身がはみ出ることなく、きれいな断面のサンドイッチができあがります。また、食パンの耳を落として正方形に整えると、より見た目が美しくなります。シンプルながらも奥が深いハムサンドは、ピクニックの主役になる一品です。
美味しいパンがあるだけでランクアップ
サンドイッチの美味しさを左右する最も重要な要素は、実はパン自体の質です。どんなに凝った具材を用意しても、パンの質が良くなければ、サンドイッチ全体の満足度は上がりません。ピクニックのお弁当に入れるサンドイッチには、できるだけ美味しいパンを選びましょう。
最近は各地に個性的なベーカリーが増えており、様々な種類の美味しいパンが手に入りやすくなっています。フランスパン、全粒粉パン、ライ麦パン、フォカッチャなど、具材に合わせてパンを選ぶと、サンドイッチの可能性が広がります。例えば、スモークサーモンとクリームチーズの組み合わせなら、ベーグルが最適です。
また、パンは焼いてから使うとより香ばしさが増します。食パンでもトーストしてから具材を挟むと、パンの甘みが引き立ち、食感も良くなります。ただし、トーストしたパンは時間が経つと固くなるので、サンドイッチを作る直前にトーストするのがコツです。
さらに、パンの厚さも重要です。食パンなら8〜10mmほどの厚さがサンドイッチに適しています。薄すぎると具材の重みで破れやすくなり、厚すぎるとパンの主張が強くなりすぎてしまいます。具材との絶妙なバランスを考えて、パンの厚さを決めると良いでしょう。
パンの種類 | 相性の良い具材 | 特徴 |
---|---|---|
食パン | ハム、卵、ツナ | やわらかく、どんな具材とも合わせやすい |
バゲット | チーズ、生ハム | 外はカリッと、中はもっちり。食べ応えがある |
ベーグル | スモークサーモン、クリームチーズ | もちもちした食感と穴の形状が具材を閉じ込める |
フォカッチャ | 野菜、オリーブオイル | ハーブの香りと平たい形状が特徴 |
全粒粉パン | アボカド、スプラウト | 栄養価が高く、健康志向の方におすすめ |
斬新なアレンジ!卵焼きのレシピ
卵焼きは日本のお弁当の定番おかずですが、ちょっとした工夫で驚くほど変化します。甘い和風の卵焼きから、具材をたっぷり入れた洋風まで、バリエーション豊かな卵焼きのレシピをご紹介。見た目も味も違った卵焼きで、ピクニックのお弁当を特別なものにしましょう。
卵焼きはお弁当の彩りを明るくする黄色い主役です。シンプルながらも奥が深く、作り方によって全く異なる味わいや食感を楽しむことができます。基本の卵焼きは砂糖と醤油で味付けした甘じょっぱい味わいですが、今回はそこからさらに一歩進んだ、個性的な卵焼きのレシピをご紹介します。これらのアレンジ卵焼きは、普段のお弁当に飽きたときや、特別なピクニックのために作ってみてください。
キムチ卵ののり巻きで一工夫
キムチと卵の組み合わせは、ピリ辛と甘みが絶妙に融合する人気の味わいです。この二つの食材を使って、のり巻き風の卵焼きを作れば、見た目にも楽しい一品に仕上がります。キムチの辛みと卵の優しい甘みが口の中で広がり、食欲をそそります。
作り方は簡単です。まず、キムチをみじん切りにして水気をしっかりと絞ります。次に、溶き卵にキムチ、少量の砂糖、塩を加えて混ぜます。卵焼き器に油を熱し、混ぜた卵液を薄く流し入れて半熟状態になったら、一度巻き取ります。次に、巻いた卵焼きを手前に戻し、再び卵液を流し入れて巻き取る作業を繰り返します。
ここでのポイントは、最後の一巻きの前に、海苔を敷くことです。卵焼きが完成したら、海苔が外側に見えるように切り分けると、まるでのり巻きのような見た目になります。断面の色のコントラストが美しく、ピクニックのお弁当の中でも目を引く一品になるでしょう。
このキムチ卵ののり巻きは、冷めても美味しいのがピクニックに持っていくのに適しています。また、キムチの代わりに明太子を使用しても美味しいですし、チーズを加えるとまた違った味わいを楽しむことができます。子供から大人まで楽しめる、斬新でありながらも親しみやすい味の卵焼きです。
食感も楽しい♪枝豆とベーコンの卵焼き
枝豆とベーコンを使った卵焼きは、様々な食感と風味が楽しめる贅沢な一品です。ほくほくとした枝豆の食感、カリッとしたベーコンの食感、そして優しい卵の食感が一度に楽しめます。また、彩りも良く、お弁当の中でも存在感のある一品になります。
作り方は、まず枝豆は塩ゆでしてさやから出しておきます。ベーコンは1cm幅に切り、フライパンでカリッとなるまで炒めておきます。溶き卵に砂糖と塩で味付けし、準備した枝豆とベーコンを加えて軽く混ぜます。卵焼き器に油を熱し、混ぜた卵液を流し入れて通常の卵焼きと同じように巻いていきます。
このレシピの魅力は、何と言っても食感の変化です。口に入れるたびに異なる食感が楽しめるため、単調になりがちなピクニックのお弁当に変化をもたらしてくれます。また、枝豆のグリーンとベーコンのピンク色が卵の黄色に映えて、見た目も鮮やかです。
栄養面でも優れており、卵のタンパク質に加え、枝豆からは植物性タンパク質と食物繊維が摂取できます。ベーコンは塩分が強いので、卵液への塩加減に注意が必要です。また、枝豆の代わりにグリンピースや、ベーコンの代わりにハムを使用してもアレンジ可能です。ピクニックでは、この卵焼きを薄く切って、食べやすいサイズにすると良いでしょう。
手軽に楽しむ持っていくだけのおかず!
時間がないときでも大丈夫!購入してそのまま持っていける、または最小限の調理で済むおかずをご紹介します。市販品を上手に活用することで、見栄えも味も良いピクニックお弁当を手軽に用意できます。忙しい日のピクニックにも対応できる便利なアイデアをお届けします。
ピクニックのお弁当作りは、すべてを一から手作りする必要はありません。上手に市販品を活用したり、簡単な下準備だけで済むおかずを取り入れることで、準備の時間と労力を大幅に削減できます。特に急な予定や多忙な日には、こうした「時短テクニック」が大活躍します。ここでは、手間をかけずにピクニックのお弁当を充実させる方法をいくつかご紹介します。これらのアイデアを活用すれば、限られた時間の中でも、おいしくて見栄えの良いお弁当が完成します。
缶詰なら開けるだけですぐ楽しめる!
缶詰は保存性が高く、開けるだけでそのまま食べられるため、ピクニックのお弁当に最適なアイテムです。最近では種類も豊富で、おしゃれで美味しい缶詰が数多く販売されています。サバやイワシなどの魚の缶詰はもちろん、野菜やフルーツの缶詰まで、様々な種類を活用しましょう。
特にオススメなのが、オイルサーディンやツナ、牡蠣などの魚の缶詰です。これらはそのままでも十分美味しいですが、缶から出して小皿に盛り付け、刻みネギやレモン汁をかけるだけで、ぐっと見栄えが良くなります。また、パプリカやきゅうりなどの野菜スティックと一緒に食べれば、バランスの良い一品になります。

久美浜牡蠣のアヒージョ
京都丹後の久美浜湾で養殖された大粒の牡蠣を使用しています。 塩分濃度が低い久美浜湾で育つ牡蠣は、あっさりとした女性的な味わいが特徴です。その素材を活かし、オリーブオイルとニンニクがきいたシンプルなアヒージョの缶詰にしました。
久美浜の牡蠣の養殖は毎年3月に始まり、冬にかけて、久美浜湾内の栄養で自然と大きくなっていきます。缶詰に使用している牡蠣は3〜4月頃に収穫した大粒の牡蠣です。
野菜の缶詰では、コーンやグリーンピース、アスパラガスなどが便利です。これらをマヨネーズであえるだけで、簡単なサラダが完成します。また、缶詰のフルーツは、デザートとして持っていくのに最適です。缶から出してタッパーに入れ、ミントの葉を添えるだけで、見栄えの良いデザートに変身します。
缶詰を使う際のポイントは、缶のまま持っていかず、必ず別の容器に移し替えることです。缶の縁は意外と鋭く、怪我の原因になることがあります。また、残った缶の処理も面倒です。小さなタッパーや、使い捨ての紙カップなどに移し替えると、見た目も良くなり、食べやすくなります。
缶詰の種類 | アレンジ方法 | 相性の良い食材 |
---|---|---|
オイルサーディン | レモン汁と黒胡椒をかける | バゲット、トマト |
ツナ缶 | コーンとマヨネーズで和える | レタス、卵 |
牡蠣のアヒージョ | 軽く温める | バケット |
コーン缶 | 塩とバターで味付け | トマト、枝豆 |
フルーツ缶 | ヨーグルトをかける | ミント、グラノーラ |
ボリューム満点のケークサレ
ケークサレとは、フランス発祥の惣菜系パウンドケーキのことで、小麦粉、卵、油を基本に、様々な具材を混ぜ込んで焼き上げる料理です。
ケークサレは常温でも美味しく食べられるため、ピクニックのお弁当にぴったりです。また、厚さ2cmほどにスライスすれば手で持って食べることもできるので、お箸やフォークがなくても大丈夫です。栄養バランスも良く、一人分のピクニックランチとしても十分な満足感があります。

京都ケーク・サレ 2本セット<冷凍>
ケーク・サレってご存知ですか? フランス生まれの砂糖を使わない野菜ケーキです。 採れたてのオーガニック野菜が総重量の三分の二もゴロゴロたっぷり入っています。 旬の野菜を使用しているので季節によって違う味が楽しめます。 朝食、ランチ、おやつ、ワインのお供にどうぞ。
お弁当作りのコツ
ピクニックお弁当を安全に楽しむためには、食中毒予防が最も重要です。特に暖かい季節は、お弁当の傷みやすさに注意が必要。ここでは、お弁当を長時間保存する際の衛生管理のポイントや、傷みにくいお弁当作りのコツをご紹介します。安全に美味しくピクニックランチを楽しむために、ぜひ参考にしてください。
ピクニックのお弁当作りでは、美味しさと見た目だけでなく、安全性にも十分な配慮が必要です。特に暖かい季節のピクニックでは、細菌の繁殖が活発になるため、食中毒のリスクが高まります。しかし、いくつかの基本的なポイントを押さえておけば、安全においしいお弁当を楽しむことができます。以下に紹介する4つのコツを実践して、安心してピクニックを楽しみましょう。
清潔を心がけて
お弁当作りの第一歩は、清潔な環境で調理することです。手はもちろん、調理器具やまな板、ふきんなどをしっかりと洗浄・消毒しておくことが大切です。特に生肉や魚を扱った後は、他の食材に菌が移らないよう、必ず手を洗い、調理器具も洗浄しましょう。
また、お弁当箱や箸、スプーンなども、使用前にしっかり洗い、できれば熱湯消毒するとさらに安心です。お弁当箱を洗った後は、完全に乾かしてから使用することも大切なポイントです。水分が残っていると、それが細菌の繁殖の原因となることがあります。
調理する前には必ず手を石鹸でしっかり洗い、清潔なエプロンや三角巾を使用するのが理想的です。また、長い髪の毛は必ずまとめて、髪の毛が食材に入らないようにしましょう。これらの基本的な衛生管理を徹底することで、食中毒のリスクを大幅に減らすことができます。
食材の保存にも注意が必要です。使用する食材は新鮮なものを選び、適切な温度で保存しましょう。特に夏場は冷蔵庫の温度設定を確認し、食材が傷まないように管理することが大切です。前日から準備する場合は、生ものは避け、調理済みの食材も必ず冷蔵保存してください。
しっかり加熱する
食中毒予防の基本は、食材をしっかりと加熱することです。肉や魚、卵などの食材は中心部まで十分に加熱し、細菌を死滅させることが重要です。特に、鶏肉や豚肉は、中心温度が75℃で1分以上加熱されていることを確認しましょう。
お弁当に入れる唐揚げやハンバーグなどは、見た目だけでなく、中心部まで完全に火が通っているか確認することが大切です。火が通っているか不安な場合は、一度切って中を確認するか、料理用の温度計を使うとより安心です。また、一度加熱した料理を冷ましてから再加熱する場合も、しっかりと加熱し直すことが重要です。
生野菜を使用する場合は、しっかりと洗浄してから使用しましょう。特に土がついている根菜類などは、流水でよく洗い、必要に応じて皮をむくことをおすすめします。サラダなどの生野菜は、現地で調理済みのものと合わせるか、ドレッシングを別容器に入れて持っていくと、傷みにくくなります。
また、調理後の食材はすぐに冷ますことも大切です。熱いまま密閉すると、結露が生じて水分が増え、細菌が繁殖しやすくなります。冷却したら、できるだけ早くお弁当箱に詰め、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れて保管しましょう。
水分に気をつけて
お弁当の大敵は「水分」です。水分が多いとお弁当が傷みやすくなるだけでなく、ごはんやパンがべちゃべちゃになってしまいます。特に、トマトやきゅうりなどの水分の多い野菜を使う場合は、あらかじめ水気をよく切っておくことが大切です。
水分の多い具材を使ったおかずは、キッチンペーパーで水気を吸い取るか、別容器に入れて持っていくと良いでしょう。また、マヨネーズや醤油などの調味料も、直接ご飯にかけるのではなく、食材に絡めるか、小さな容器に入れて持っていくことをお勧めします。
汁気の多い煮物などは、汁気を切ってから入れるか、汁気が他の食材に移らないよう、仕切りのあるお弁当箱を使用すると良いでしょう。また、おにぎりやサンドイッチなどは、ラップで個別に包むことで、他の食材の水分を吸収することを防げます。
さらに、お弁当の上にのせる海苔や揚げ物のサクサク感を保ちたい場合は、食べる直前に乗せられるよう別容器に入れておくと良いでしょう。これらの工夫により、ピクニック先でも、おいしく、見た目も良いお弁当を楽しむことができます。
便利アイテムで予防する
食中毒予防には、便利なアイテムを活用することも効果的です。保冷剤や保冷バッグは、お弁当の温度管理に欠かせないアイテムです。特に暑い季節には、複数の保冷剤を使用し、お弁当を挟むように配置すると効果的です。
また、抗菌作用のあるお弁当グッズも便利です。抗菌シートをご飯の上に敷いたり、抗菌効果のあるふりかけやゆかりを使ったりすると、雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。さらに、梅干しや酢を使った料理も、そのさっぱりとした酸味が雑菌の繁殖を抑える効果があります。
除菌ウェットティッシュも持っていくと便利です。ピクニック先で手を洗う設備がない場合でも、食事前に手を拭くことができます。また、小さなアルコールスプレーを持参すれば、食べる直前にお弁当箱の周りや箸を軽く噴霧することもできます。
最近では、真空保存できるお弁当箱や、保温・保冷効果の高い弁当箱なども販売されています。これらを利用することで、より長時間お弁当を美味しく保つことができます。また、使い捨ての弁当箱を使用すれば、帰りの後片付けも簡単です。状況に応じて、これらの便利アイテムを活用してみてください。
予防アイテム | 効果 | おすすめの使い方 |
---|---|---|
保冷剤 | 温度上昇を防ぐ | お弁当の上下に配置 |
抗菌シート | 雑菌の繁殖を抑制 | ご飯の上に敷く |
保冷バッグ | 外気からの保護 | お弁当と保冷剤を一緒に入れる |
梅干し | 酸味で雑菌を抑制 | おにぎりの具や付け合わせに |
除菌ウェットティッシュ | 手や食器の除菌 | 食事前に手を拭く |
見栄え重視!盛り付けのポイント
美味しいお弁当は見た目も大切です。ピクニックでSNS映えするお弁当を作るための、盛り付けのコツやカラーコーディネートのポイントをご紹介します。ちょっとした工夫で、普通のお弁当が特別なものに変わります。写真映えするお弁当で、ピクニックの思い出をさらに素敵なものにしましょう。
お弁当は「目で食べる」とも言われるほど、見た目が重要です。特にピクニックのようなレジャーシーンでは、見た目が華やかなお弁当があるだけで、その場の雰囲気がグッと盛り上がります。また、最近ではSNSに写真をアップすることも多いため、「映える」お弁当作りはますます重要になっています。ここでは、誰でも簡単に実践できる、お弁当の見栄えを良くするポイントをご紹介します。
立体感を演出する
平面的なお弁当よりも、立体感のあるお弁当の方が見栄えが良くなります。食材を重ねたり、傾けたりすることで、奥行きと高さを出し、お弁当に動きを与えましょう。例えば、サンドイッチは平らに並べるのではなく、少し傾けて配置するだけで立体的な印象になります。
また、レタスやパセリなどの葉物野菜を下に敷くことで、その上に乗せる具材に高さが出て、立体感が生まれます。さらに、ピック付きのおかずを取り入れると、縦方向への広がりが生まれ、より立体的な印象になります。ミニトマトや枝豆などを爪楊枝で刺して小さな串にすると、見た目のアクセントになります。
調理法を工夫することも大切です。例えば、ハムやチーズを平らに置くだけでなく、くるくると巻いたり、花の形に切り抜いたりすることで、立体感と変化を出すことができます。また、おにぎりも三角形だけでなく、丸や俵型など形を変えることで、単調さを避けることができます。
さらに、お弁当箱の仕切りを利用して、各スペースごとに異なる高さの料理を詰めると、全体的に変化のある仕上がりになります。高さのあるおかずと低めのおかずをバランスよく配置することで、メリハリのあるお弁当に仕上がります。
色彩を大切にする
お弁当の見栄えを良くする最も簡単な方法は、色とりどりの食材を使うことです。「赤・黄・緑」の三色を基本に、さらに白や黒、茶色などを加えると、バランスの良い彩りになります。例えば、赤はトマトやパプリカ、黄色は卵やコーン、緑は枝豆やブロッコリーなど、色鮮やかな食材を取り入れましょう。
また、同じ色でも異なる食材を使うことで、単調さを避けることができます。例えば、「緑」一つとっても、ほうれん草、枝豆、ブロッコリー、きゅうりなど、様々な色合いと質感があります。これらを組み合わせることで、より豊かな彩りが生まれます。
彩りを考える際には、料理の配置も重要です。同じ色の料理は離して配置し、色のバランスを全体に広げることで、より華やかな印象になります。また、白いご飯や茶色い煮物など、地味な色の料理には、赤や緑のアクセントカラーを添えると、ぐっと見栄えが良くなります。
さらに、食材だけでなく、お弁当箱や敷紙、ピックなどの小物にも色を取り入れることで、全体の統一感が生まれます。例えば、春のピクニックなら淡いピンクやグリーン、夏なら鮮やかなブルーやイエローなど、季節に合わせた色合いを意識すると、より季節感のあるお弁当に仕上がります。
色 | 食材例 | 効果 |
---|---|---|
赤 | トマト、パプリカ、梅干し | 食欲増進、彩りのアクセント |
黄 | 卵、コーン、かぼちゃ | 明るい印象、華やかさ |
緑 | ブロッコリー、枝豆、三つ葉 | 爽やかさ、健康的な印象 |
白 | ご飯、はんぺん、カリフラワー | 清潔感、他の色を引き立てる |
黒・茶 | ひじき、煮物、肉料理 | 深み、高級感 |
おすすめのお弁当箱&ランチボックス
ピクニックに最適なお弁当箱選びも重要なポイントです。機能性はもちろん、デザイン性にもこだわったおすすめのお弁当箱や、便利なお弁当グッズをご紹介します。保温・保冷機能付きのものから、軽量でコンパクトなものまで、目的に合わせて選びましょう。
お弁当箱は単なる容器ではなく、ピクニックの楽しさを左右する重要なアイテムです。最近では、機能性と見た目の両方を兼ね備えたお弁当箱が多数販売されています。保温・保冷機能、軽量性、漏れにくさなど、用途に合わせて選ぶことで、より快適なピクニックを楽しむことができます。ここでは、ピクニックにおすすめのお弁当箱と、あると便利なアイテムをご紹介します。
一人用サイズ
ピクニックで使う一人用のお弁当箱は、容量や仕切りの有無、形状などによって様々なタイプがあります。自分の食べる量や好みのメニューに合わせて選ぶことが大切です。一般的な一人用のお弁当箱の容量は500ml~700ml程度ですが、食べる量に合わせて調整しましょう。

うるしの弁当箱 正方形
軽くて手触りのよい杉の木に漆塗りをしている「呼吸する弁当箱」です。
調湿・断熱の性質があり、ご飯をおいしく保つことができます。 見た目も美味しそうに見えて、味も本当に美味しいです。
漆は色移りや匂い移りを防ぐので、油物や色の濃いものなど、どんなおかずも入れられます。洗剤で洗うことができて、乾きも早いのでお手入れが楽です。
お弁当に便利なアイテム
お弁当作りをさらに楽しく、便利にしてくれるアイテムも数多く販売されています。例えば、おにぎりの形を整えるための「おにぎり型」や、卵焼きをきれいな形に仕上げる「卵焼き器」など、調理をサポートするアイテムがあります。これらを使うことで、初心者でも見栄えの良いお弁当が作れます。
また、食材の仕分けに便利な「シリコンカップ」や「仕切りシート」も必須アイテムです。シリコンカップは耐熱性があり、電子レンジにも対応しているものが多く、彩りのアクセントにもなります。仕切りシートは、汁気のある食材が他の食材に触れるのを防ぎ、お弁当全体の品質を保つのに役立ちます。
保冷剤や保冷バッグも、特に暑い季節のピクニックには欠かせません。最近では、スリムタイプの保冷剤や、長時間冷たさをキープする高性能な保冷剤も販売されています。保冷バッグは、断熱性の高いものを選ぶと、より長く温度を保つことができます。
その他にも、食べやすいサイズにカットするための「ピック」や「カットバン」、調味料を持ち運ぶための「ミニ容器」など、ピクニックをより快適にするアイテムが豊富にあります。これらを上手に活用することで、ピクニックのお弁当タイムがさらに楽しいものになるでしょう。
お弁当アイテム | 特徴 | おすすめの使い方 |
---|---|---|
シリコンカップ | 繰り返し使える、色鮮やか | 小分けおかず、色の仕切りに |
おにぎり型 | 形が整う、時短になる | キャラクターおにぎり作りに |
保冷剤 | コンパクト、長時間冷却 | お弁当箱の上下に配置 |
ランチベルト | お弁当箱の蓋固定、持ち運びに便利 | 二段重ねのお弁当箱に |
ミニ容器 | 漏れにくい、少量の調味料に | ドレッシングやソースの持ち運びに |
まとめ:笑顔が溢れるお弁当作りを楽しもう!:
ピクニックのお弁当作りは、料理の腕前よりも「楽しむ心」が大切です。今回ご紹介した簡単レシピやコツを参考に、あなただけのオリジナルお弁当を作ってみてください。手間をかけすぎず、自分も楽しみながら作ることが、最高のピクニックやお花見ランチの秘訣です。大切な人との素敵な時間を、美味しいお弁当とともに楽しんでくださいね。
ピクニックのお弁当作りは、決して難しいものではありません。今回ご紹介したおにぎりやサンドイッチ、卵焼きなどの簡単レシピを基本に、少しずつアレンジを加えていくことで、あなただけのオリジナルお弁当が完成します。最初は基本的なメニューから始めて、徐々にレパートリーを増やしていくのがおすすめです。
お弁当作りのポイントは、「作る人も楽しむこと」。凝りすぎて疲れてしまっては、せっかくのピクニックも台無しです。時短テクニックや市販品の上手な活用など、自分なりの効率的な方法を見つけることも大切です。また、家族や友人と一緒に作れば、お弁当作り自体が楽しいイベントになります。
見た目にこだわることも大切ですが、最も重要なのは「食べる人の笑顔」を思い浮かべながら作ることではないでしょうか。特別な道具や高度なテクニックがなくても、愛情を込めて作ったお弁当は、きっと喜ばれるはずです。季節の食材や、食べる人の好みを取り入れることで、さらに特別なお弁当になります。
最後に、ピクニックのお弁当は「その場の雰囲気」とセットで楽しむものです。美しい景色、心地よい風、大切な人との会話など、五感で楽しむピクニックの一部として、お弁当を位置づけてみてください。シンプルなおにぎりでも、特別な場所で食べれば格別の味わいになるのが、ピクニックお弁当の魅力です。
ぜひ、このブログで紹介したアイデアやレシピを参考に、あなただけのピクニックお弁当を作ってみてください。そして、大切な人との素敵な時間を、美味しいお弁当とともに楽しんでくださいね。