【書籍】基本解説　そうだったのか。SDGs2025｜一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク

2015年、国連でSDGsが採択されたとき、それは遠い未来の理想図でした。しかし、今、私たちはその道のりの折り返し地点を過ぎ、気候変動、格差、紛争など、待ったなしの課題に直面しています。

「このままではいけない」。

そんな強い想いから、日本の市民社会の叡智を結集するプラットフォームとして「SDGsジャパン」は生まれました。私たちは、130を超える多様な団体と共に、持続可能な社会の実現に向けて行動を続けています。

本書は、単なる知識の集合体ではありません。より良い未来を諦めない、無数の人々の意志と行動の記録です。国内外の専門家が分析した最新の達成状況、現場で活動する市民の声。それらを通して見えてくるのは、世界の複雑な課題の構造と、私たちが進むべき道のりです。

ページをめくるごとに、あなたは世界のリアルな姿を深く理解し、そして、その中で自らが果たすべき役割を見出すでしょう。未来は、誰かが与えてくれるものではなく、私たち一人ひとりの選択の先に築かれるもの。

本書を手に取るというあなたの選択が、持続可能な世界への力強い一歩となることを、私たちは確信しています。